最後まで行くのレビュー・感想・評価
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藤井道人作品は他人脚本で撮った方が好き
間違いないです。圧倒的に、「脚本・監督=藤井道人」より「監督=藤井道人」の方がクオリティー高いです。今回は韓国映画のリメイク。脚本は平田研也さんとの共同。やっぱり、複数の人の目で見て叩いた方が結果的にクオリティーは上がると思うんです。いわゆる「作家性」は薄まるかも知れませんが。
藤井道人監督と言えば、売れっ子だしビッグネームと言える立ち位置だし。もはや「作家性」じゃないだろうと。クオリティーが大切だと思います。
本編は、滑稽さを漂わせるノワールです。伊坂幸太郎的世界観。不良刑事のドタバタ劇からのネタバレパートが楽しい。
尻ギレの悪さがタイトルに繋がる、純粋な娯楽作。右も左も悪いヤツだらけと言うシニカルさが、割と好き。
藤井道人らしい画力の高さも随所に見られて良かったです。と言うか、広末の登場場面、撮影気合い入り過ぎてへん?他と、一味違う気がするんどすがw
面白かった。
結構。
日本のものでもこんな映画が観れるんだとびっくり
元の韓国映画鑑賞した上で見に行きました!
死体を引いてしまった警察官 工藤が、なんやかんやで監察官 矢崎に何故かバレてしまい追いかけっこ?する作品
予告から気になっていた作品!!かなり期待度高めでしたが、想像以上でした……!!
最初から怒涛の展開で、絶対バレるだろという瞬間でドキドキしました。工藤の慌てる表情は思わずクスッと笑いそうになりました!
工藤のオーバーリアクションはどう見ても隠せてないのに隠し通しつくすし、極限まで行くとそんな表情・行動をしてしまうんだなと面白かったです!
矢崎は冷静な態度の裏にある、イライラしているようなちょっとした仕種がとても印象的でした。矢崎のサイコパスが隠せなくなってるところも面白かったです。
終盤は原作と違う展開になっていましたが、まさに「最後まで行く」ことになっていて、この解釈もあるんだなと!
元々自分は洋画の疾走感が好きで、洋画ばかり見ていましたが、日本でもこんな疾走感のある怒涛な映画が観れるんだとびっくりしました!
映画館で見るからこそというのもあると思うので、また映画館で観ようと思います!
合計4回観賞(メモ用です)
最後 がなぁ
展開は次々と変わって面白かった。のだが最後やくざが一人勝ちの終わり方でいいのかなぁ。できればあの刑事たちの復讐みたいなかたちになればなぁと思いました。
インファナル・アフェア的な感じになればもっと面白いのに 3部作くらいで
しかし岡田君こういう感じの役多くない?
もっと違う感じで松田優作の羅生門みたいなやつやって是非ハリウッド目指して欲しい。それだけのポテンシャルはある!
最後までビクッ!
試写会に当たったからタダで観たよ。
にしてもよ、いくらなんでも展開が都合良すぎのオンパレードで終始ずっと呆れてた。
主人公補正のその副産物なのか、鶴瓶のガキだけ死ぬのが可哀想。
ラストあたりの隠し金庫の莫大な大金の中での銃撃戦からの墓地の中での大乱闘、カウントダウンと同時のノックアウト。この流れの画ヂカラだけは観る価値アリ!
だからこそなぜそこで終わらせなかったんだ!
大事な娘との取引で、ヤクザ親分が素人工作した4分に頼るのも意味不明。娘焼き死んだら何するの?頭おかしいんか?
それに娘がパパ!パパ!ってママより懐く意味もわからんのよね。
あれT2観てるんだっけ?て勘違いするくらい綾野が
T-1000並みにしぶとくてほんとに人間かよってなるし、特に最後のシーンまで出てきてさすがにまじかって開いた口が塞がらないままエンドロール。この映画の締め方わからなくなって不死身のカーチェイスで終わりとかアホ過ぎてもうね、岡田が笑う前にこっちが笑いたくなるよ。
最終的にヤクザの親分が岡田、綾野、チンピラ、小娘を全コントールして金庫の金ゲットってのが無理あり過ぎるんだよなぁ。またその役者に柄本明って起用が製作陣の『どやぁ感』も相まって腹立つし笑
あ、でも棺桶にチンピラ突っ込んで足ぱっかーん!
からの死んだ母ちゃんの顔ずどーん!の所は超最高だった笑、なんで誰も笑わなかったのか、地方の映画館は感情を殺して観る人が多過ぎるんだよね、なんか寂しい。
岡田のビビり方と怯え方もコメディ感あるし、最初から勢いとノリの映画だったんだからギャグに徹すれば良かったにね笑
以上、音とかなんやで『最後までビクッ』とさせる演出だけは上手い『最後まで行く』でした!
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