最後まで行くのレビュー・感想・評価
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韓国映画らしいサスペンス
韓国映画のリメイク作品で刑事と監察官のクライムサスペンス。韓国映画のリメイクとは知らずに鑑賞したが確かに韓国作品らしい雰囲気を感じました。
主演・岡田准一と共演・綾野剛という実力派共二人の共演ですが、期待通り迫力ある演技と殺伐とした雰囲気に圧倒された。
2023-76
柄本明の存在の大きさ!
刑事は正義の為に戦って欲しいのに。
岡田准一演じる工藤刑事が最初に起こす事故のシーンからモヤモヤスタート。運転中に電話しちゃだめでしょ、あんた警察官だろ!事故って死んでるっぽいのに救急車も呼ばない。それぜったいダメなやつじゃん。自分の都合の為なら社会的義務は無視してもいいってか?そして職質されても拒否を続ける。それだけで怪しすぎない?そこへ現れる綾野剛演じる監察官矢崎、最初から工藤を怪しんでいた。何で?ま、それは伏線回収してくれたけど、何か怪し。
とにかくこの映画、正義の為の動きが全く無い。お金の為なら何をやっても仕方がない。向かってくる奴は殺しても構わない。殴り殴られ撃ちまくり。腹が立ったら暴力オンリー。久しぶりに大っ嫌いな流れだった。最後はせめて2人とも死んで欲しかった。そうでないと巻き込まれて死んだ奴らが浮かばれんわ!とても残念でした。
溺れる者は
藤井道人監督作品として鑑賞したかったので、オリジナル未鑑賞! 面白...
こんな岡田准一はカッコいい
2人の掛け合い
バーカ
砂漠のトカゲが二匹。
シリアスとコメディの配分が中途半端で、どういう感情になったら良いのか戸惑う
岡田准一演じる刑事の3日間を描いた後に、綾野剛演じる監察官の4日間を描き、追う方も追われる方も、実は追い詰められていて必死だということを明らかにする構成は面白い。
しかし、2人一緒に火葬にしたら遺骨が2体あるとすぐにバレるのではないかとか、わざわざ娘を誘拐しなくても、ひき逃げをもみ消す代わりに遺体を渡すよう要求すればよかったのではないかとか、本部長や同僚の刑事を殺したら、いくら金を手に入れてもタダでは済まないのではないかとか、あれだけの悪事を働いている寺なのに住職等の存在感が全くないのは不自然ではないかなどと、色々と疑問に感じることが引っ掛かってくる。
何よりも、刑事も監察官も、遵法精神のかけらもない悪徳警官で、同情も共感もすることができず、絶体絶命の危機が「自業自得」に思えてしまうのはいただけない。
どうせなら、岡田准一のドタバタぶりだけでなく、綾野剛の不死身ぶりも合わせて、もっとコメディやブラックユーモアに振った方が良かったのではないだろうか?
ラストも、いつまでも2人でいがみ合っている場合ではなく、協力して、共通の敵であるヤクザの組長に立ち向かっていくべきではないのかと、釈然としない気分になってしまった。
前半は良いが、後半がイマイチ
カイジ×世にも×バカリズム
鑑賞時の携帯のモードチェック必要(機内モードなどにしましょう)
今年162本目(合計813本目/今月(2023年5月度)19本目)。
どうも原作はまぁまぁ最近(2014年らしい)の韓国映画で、それならシネマートでやっていたのかなぁ…と見ていたのですが、どうも2023年3月くらいにこっそり(?)復刻上映をしていたようです。
元ネタが韓国映画という事情があり、日韓共通の文化は多いし、違う分野もかなり類推してみやすいという事情から理解はあまり深く求められない印象です。そもそも開始1分からトラブルが起きるので(この映画、携帯がしょっちゅうなります(実際の音でも、マナーモードでも))、とにかく考える暇がなく次々出来事が発生して気が付いたらもうどうしようもない、というパターンに「うまく誘導」しているように思います(原作がどうかは不明)。
原作を見ていないので個々不明な点もあるものの、原作にあるものないもの無理やり入れると問題になりますし、そもそも日韓だと文化の共通点や類推してみることができる点が多いところもあるので、そこは韓国映画の日本リメイクとはいっても、一般の映画とは当然違うし、上述の通りそもそも「視聴者に場面整理すらさせてくれない展開」がしばらく続くので、いったん落ち着くパート(ネタバレ回避)で、さて今何がおきてどうなって…を考える必要があります。
ただ、本作で原作(韓国版)をどこまで「なぞった」かは不明ですが、元が韓国映画のアクションものという事情があるので、「ここで終わりだろう」というようなところでは終わらず、さらに次の次…というのが待っています。まぁここは韓国映画の得意なところでしょうね。
とはいえ、法律系資格持ちなので、日韓共通でほぼ同趣旨でチェックは(そもそも、原作側でも)されていると思うのですが、個々気になる点や、理解がはまりやすい点が一応あります。
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(減点0.3/墓地埋葬法に関する説明について)
行政書士試験お得意のこの法律ですが(必ず学習する個別の行政法規。とある判例学習に必要なことから)、そもそも、墓地埋葬法というものは、結局は葬儀屋さんにお願いするとしても、多くの方は「法律の趣旨から」、代行してもらうとしても、1回や2回、多いと3回4回…と触れる法律です(だから、車を持っていないから道路交通法を知らない、というのとは違い、実は「ほぼ全員が触れたことがある」)。
「改装」、いわゆる「墓じまい」(お寺などが墓地事業をやめてしまうときに、それまでに受け取ったお墓をどう次に受け渡すか、というもの)というのはもっと手続きが複雑になるため、こちらは明確に地域ごとに行政書士の方が開業されています(現在ではほぼ全地域にあるため、割って入るようなスペースはほぼない模様)。
ちゃんと法律や施行規則、都道府県の条例(墓地埋葬は地域によって大きく文化が異なるため、法(墓地埋葬法)は最低限のみで条例で詳しく記述するという「地域の実情におまかせタイプ」の代表例)の知識があるとわかるのですが、映画のようなトリックは実は成立しません(代行業者さんが、墓地埋葬法や施行規則ほかを守っているという前提において)。この点、韓国でも文化の風習の細かい違いはあろうとは言え、日本の墓地埋葬法に相当する法律は韓国にもあるはずだし、誰も突っ込まなかったのかなぁ…という気がします(まぁ、これに突っ込むと映画のストーリーが破綻して成立しなくなるので、見逃し扱いか?)。
※ 墓地埋葬法は「亡くなった方にどのようにお葬式をするのか」を定めた法律ですが、「そんなところまで」法律があるのは、いわゆる「密葬」(事件性のあるものを勝手に焼いてしまうこと等)を防ぐという「事件性の有無のチェックだけさせてください」というものにすぎません。
(減点なし/参考/いわゆるお葬式の費用は誰が負担するのか)
・ ここも日韓で文化が違うかと思いますが、日本の場合、「喪主負担説」を一般的に取るので(名古屋高裁など。性質上、家族上でのもめごとになるので、最高裁判所の判例はありません)、一時的に負担した人が他の「負担すべきと思慮される人」に対して均等額を不当利得請求のように請求できたり、当然に連帯債務のようになるわけでは「ない」ので注意が必要です(もちろん、当事者がそれでも良い、払うというならそれでもかまわない)。
※ 日本で葬式費用の負担の規定を民法が欠いているのは、戦後の憲法でいわゆる宗教分離がうたわれましたが、どうしても「お葬式」というのは何らか宗教性を帯びる儀式なので、憲法の下位法である民法で「何とか式にしなさい」とかどうこう書けない、という実際上の問題によるものです(だから、墓地埋葬法に関しても、「お葬式は必ずしましょう」程度の理念条文ばかりで、何とか式がどうだのといった話は一切でません)。
※ この点のやっかいなのは、誰がどう負担するかといった「ケチな話」ではなく、「確定申告にまで関係してくる」(当然想定される普通の費用は、かかった費用として税務署から認めてもらえます)という、「税金の申告に波及してくるので面倒」といったことに大半全部つきます(これらは年末調整では当然会社はしてくれません)。
自分がどつかれている気分
狂気の綾野剛、めちゃくちゃの映画…⭐︎
珍しく公開初日に鑑賞。
韓国のリメイク版とのことだったが、それよりも藤井道人監督作品とのことで予告編も含め楽しみにしていたのだが…。
物語は、岡田准一演じる刑事が危篤の母親(結局亡くなってしまう)のところに行く途中で人を跳ねてしまう
ところから始まる。
それからが、まさにジェットコースターのような展開。
えっ⁈ありなの???みたいな感じで次から次にとエピソードが現れ、途中で始めの日付に時間を巻き戻して
辻褄を合わせ、またどんどんとめちゃくちゃに進む。
うーん…ちょっと好み分かれそうな作品。
岡田准一と綾野剛が出ていなかったら、見に行かなかったかなぁ…
岡田准一のダメ男ぶりも面白いが、何よりも綾野剛の狂気の演技がすごい。
凄みが後半に行くほどにまして、最後に登場する時は狂っているとしか思えない演技。
それにしても、タイトルが出ない映画だと見ていたらあのタイミング!
本当に「最後まで行く」なんだと笑えてしまった。
殺される役だけで、磯村勇人を使う贅沢さと柄本明はやっぱりヤクザが似合う。
柄本明は、邦画を良く見る人にはちょっと出演し過ぎ感あり。
リメイク考えないで観たほうがいい作品
最後まで行くは韓国映画のリメイク。未鑑賞だが、むしろリメイクを考えないで観たほうがいい作品。内容はハラハラドキドキ観て良かった。演出はさすが藤井監督でさすが。リメイクを意識するとちょっと物足りなさを感じる作品の印象を受けた。藤井監督作品は今年2作目だが、個人的にはヴィレッジ>最後まで行くの評価。脚本は単純。
何でそうするの?
岡田准一の主演で、ひとつの事故を発端に追い詰められていく刑事の姿を...
岡田准一の主演で、ひとつの事故を発端に追い詰められていく刑事の姿を描いたクライムサスペンス。
主人公の工藤を岡田が演じ、工藤を追い詰めるエリート監察官の矢崎役で綾野剛が共演。そのほか広末涼子、磯村勇斗、杉本哲太、柄本明ら豪華キャストが共演する。
韓国色が強く、いろいろな要素が入ったてんこ盛り映画
最後の笑顔にゾクゾクした。
予告編だけ情報入れて観賞しましたが、
全体的にテンポがいいです。
クライムサスペンスとして魅力的な作品でした。
上映時間が2時間半越えなどがザラにある昨今ですが、
これは二時間以内に収められているので比較的見やすいのもありがたい。
結構血を見る作品なので苦手な方は注意。
いわゆる都合のいいシーンや
「それで生きてるの!?」なシーンが何度かあって、シリアスな映画のためそこは賛否分かれるかも知れませんが個人的にはそういう所も映画の魅力だと思ってて、なによりも面白いのでアリです。
ネタバレかどうかは微妙ですが
ラスト、アノ二人の笑顔にはゾクゾクしたし、上がりました。
タイトル通り、最後まで行く作品です。
岡田さんや綾野さんはもちろんですが
やはり柄本明さんは最高です。
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