最後まで行くのレビュー・感想・評価
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外さない
原作映画未見ながら評判で聞いていたとおり、めちゃくちゃ面白い。特に、綾野剛パートになってから。
主人公の視点で事件が始まるより前に事態は相当ヤバいことになってたんだ、ということが明かされるストーリーって、面白い話の鉄板だよね。
綾野剛は良い味出してる。岡田准一はあんな風に駄目には見えないからそこがひっかかるかな。
しかし藤井道人監督だけあって、演出にそつがなくてときどき印象的な画があったりと外さない。
ひとつだけ注文を付けるなら、予告編でのネタバレにはもう少し気をつけてほしかった。あの車のシーンとか、構図でなにが起こるか分かっちゃうからね。たとえ韓国版と同じなんだとしても…
死なない二人
もうベテラン枠の岡田准一
最後まで行く
最後まで行かない、砂漠のトカゲ2匹
予告で見た、ダメ刑事。
結構、最初の段階で展開、ストーリーが読めてしまったが、
迫力あるアクション、そしてバイオレンス。
あっという間の最後だっただが・・・
最後まで行った??
何度も終わったと思いきや、終わらず。
結局、どうなったんだ??
やっぱり、砂漠にいるのか?
違う意味で、最後まで行ったのか?笑
そして、美味しいところを持っていったのは・・・
岡田准一の映画は何本か見ており、芝居、アクションはいつもの期待通り、
さすがといったところ。
ただ、ダメ刑事は初めて見た、結構笑えた。
それよりも、綾野剛の演技、すごい、怖い笑
イラっときたときの頬がピクピクとか、ボコボコにするシーンとか。
サイコな役、うますぎ、似合いすぎ。
スピード感ありすぎで、時間が経つのが早すぎでした。
除夜の金
酒気帯び運転で人を轢き遺体を遺棄しようとする刑事と、それを知っていると脅す刑事の話。
オリジナルは最初から葬式帰りだった気がするけれど、危篤の母親のもとに向かうところで始まる設定だったり、当然土葬じゃなかったり、脅す警官も監察官だったりと細かい設定は異なるものの、概ねオリジナルと同様に展開していたけれど、矢崎のキャラや設定がだいぶ違ってこれはなかなか狂ってますね。
そして義父の行方を見せなかったり、車をぶつけた意味も薄くなってたり、水商売の女お残ししてたり、寺でそれは無理あり過ぎだしとモヤモヤはありつつも、オリジナル版とはまた違った結末で、最後まで行くの意味も違って随分コミカルさも増してエンタメ寄りになった感じかな。
先月から繰り返し予告編観せられたけど
今朝のテレビ ボクらの時代 を観て控えめな監督に興味が湧き日比谷TOHOに。
辟易するほど観せられた予告編以上に良いシーンはない。
韓国映画のリメイクは日本に置き換えるとストーリーに無理が出ちゃう。
ストイックに挑む綾野剛だけど 頬ピクッ は過剰かな。
フレームの上からは無防備でした
藤井道人大先生が大ヒット韓流ノワールサスペンスミステリーアクションをリメイクした今作はあまりにも前評判が高くて期待ハードルがMAXになりたまらず公開初日に観に行ってしまった。やあ参りました。
藤井道人も綾野剛もそして藤井組のスタッフも「これでいい」という妥協をしないそうで、これまで妥協が当たり前の現場で仕事してきた岡田准一は「諦めない、レベルが高い、希望の持てる現場」と評している。札束の山がいくつも築かれた密室での格闘でスタッフは全ての札を刷ったのだというし、ヒット作を作り続ける藤井監督はいまや黒澤明に近い存在かも知れない。そして黒澤の時代と違ってデジタル技術やCGはもとよりステディカムやドローン等の撮影技術が飛躍的に進歩した現在においてはこれまで予算的に諦めざるを得なかった映像表現が可能になったことが大きい。なによりあて書きだと言う綾野剛とのタッグが生み出した傑作であることは間違いなく、綾野剛にしかできない役を綾野剛にやらせてどうすんの!という感じ。
グッとくるシーンがいくつもあるが特に県警の上司の娘との結婚式前日に彼女がスピーチの練習するのを聞きながらクラシックのBGMに合わせてテーブルの下のスマホでチンピラ役の磯村勇斗とメッセージのやりとりをするくだり。クライマックスのタイマー式手製爆弾が爆発するまでの4分をリアルタイムで見せてハラハラさせる演出。そしてフレームの上からいきなり鉄の塊が落ちて来るシーンでは本当に驚いた時は心臓ではなく腹にドスンと来るのだということを知った。
観終わった後に何も残らないことも事実。しかしそれが娯楽映画なのだ。
ハラハラドキドキ…時々笑笑
試写会にて。
ノンストップ、息をするのを忘れる…
本当にその通りで、食いついて見入ってしまいました。
役の人全てが切羽詰まってる。
生きるか死ぬかの瀬戸際を転げ回っている。
結局、1番の強者は彼だったんですね。
コメディの要素あり、スリルもあり
あっという間でした。あの岡田准一が…
あの綾野剛が…なんて形相で新年を迎えようと
楽しげな人々の裏側でバトルを繰り広げてるとは。この対比は面白いですね。
綾野剛演じる矢崎という監察官。
病的に執拗であり、一旦スイッチ入ると殺意漲る目力で暴力でねじ伏せようとする、手強い奴です。あの目はGANTZを思い出しました。
この作品にエキストラで参加させて頂き
どんな仕上がりになっているのか、楽しみにしていましたが、予想以上の展開で全くいい意味で想像を遥かに超えてきました。
少しでも関わることができて光栄です。
息もつかせない展開
堕ちた刑事の顛末は…⁈
韓国映画をリメイクして、岡田准一と綾野剛がW主演で、日本風な血生臭い刑事(デカ)を演じたクライム・サスペンス。そして監督が、『余命十年』や『新聞記者』等のヒューマン・タッチな作品作りで定評のある、藤井道人監督というのも意外な取り合せ。しかし、上質なサスペンスとして、最後まで目の離せない作品として仕上げていた。
岡田准一も、綾野剛も、こうしたサスペンスで登場する、アウトローで外道的な刑事の役は、これまでにも演じており、お手のモノとも言える役柄。そんな2人が、改めてタッグを組んで、組んず解れつ血みどろの死闘を繰り広げていくシーンは圧巻。綾野が、岡田を俳優としてとてもリスペクトしているというのも頷ける迫真の演技で、魅了してくれる。
ストーリーも、前半は、岡田の起こした人身事故処理と母親の葬儀を絡めて、岡田が慌てふためく中で、ちょっと滑稽さも加えたシーンが展開する。後半は、綾野の刑事監察官としての立ち位置が明かされていく中で、とんでもない警察内部の陰謀に関与し、岡田の起こした事故とも大きく関わってくるサスペンス・ミステリーとしての色合いが、濃くなっていく。
クライマックスも派手な爆破で、これでエンドロールかと思っていると、その後もクライマックスが二度三度と訪れる。『最後まで行く』のタイトル通り、これでもか、これでもかとダメ押しを重ねてきて、最後は苦笑い。ちょっとやり過ぎ感はあり、「そこまでしなくても…」とやや興醒めし、個人的にはマイナスポイント。
W主演を脇で固めるのが、岡田の妻役には広末涼子、最近若手で伸び盛りの磯村優斗、岡田の警察上司には、杉本哲太と安定感のある役所。そして大御所・柄本明がいぶし銀なヤクザの親分を演じ、今回も重要なキーパーソンとなって、ラストシーンを飾っとていく。
面白かった
死体コント
不死身の二人
韓国映画〔A Hard Day(2014年)〕のリメイクと聞く。
臨終間際の母親が入院する病院に急ぐ
刑事の『工藤(岡田准一)』。
飲酒運転に加え豪雨の中、
他のことに気を取られたスキに人を撥ねてしまう。
指定暴力団からの裏金の受領(それも組織ぐるみの)との
脛に瑕を持つ身でもあり、
あろうことか事件を隠蔽するため、
死体を車のトランクに押し込んでしまう。
そこからは次々と降りかかるトラブルの数々。
しかしその裏に、更に大きな組織の陰がチラつき出し、との
{クライムサスペンス}。
とめどなく堕ちて行く主人公の姿は、
自業自得とは言え、観ていて憐れみを感じるほど。
しかし、隠した死体の扱いの数々については、
失礼なハナシだが、途中で何度も笑いが込み上げる。
ぞんざいに加えて奇抜で、
なるほどこれはアイディアと、唸ってしまうほど。
一方で、『工藤』を追い詰める人物は早々にその姿を現してしまい、
謎解きの要素はかなり弱め。
その分、とりわけ組織内での人間関係を濃く描き、
いかにも日本らしいと思わせる練り込み。
手に汗握らせる疾走感は最後まで続くものの、
展開そのものは相当に強引。
韓国の刑事モノで典型的と思われる
(邦画でも、駄作では往々にしてある)警察の側が
相当に無能で捜査も杜撰な設定は一番に気になるところ。
転がり出す死体の行く末や、
とりわけ終盤での車が潰されるシーンでのご都合主義は
口をあんぐりとさせてしまうほど。
登場人物の殆どが直情的で、
怒りに任せ暴力に訴える姿勢は、
その後の結果をあまり見据えていないようにも取れ、
大きな犯罪に手を染める器に見えぬのも辛い。
ため、最初から最後まで冷静さを保つ
ヤクザの組長『仙葉(柄本明)』の姿が際立ち、
大きな筋書きを描く裏の人物の見当が却って付いてしまうことに繋がるのだが。
もっとも、あまり細かいことに目くじらを立てていては、
この手の物語りは楽しめないのは事実。
かなり現実から遊離はしているものの、
ギリギリ許容範囲としておこう。
『工藤』に目を光らす
県警の監察官『矢崎(綾野剛)』の存在が本作の他方のキモ。
追う側。追われる側の関係性が、中途からひょいっと変換するも
それ以降の展開はますます荒唐無稽となり、更には混沌の状態に。
強引な語り口は{韓国映画}らしい面目躍如も、
最後には何の為に諍いをしているのか判然としなくなり、
この二人の間に、捻じれた友情が生まれてしまったの違いない、との
考えを巡らせる。
感覚的
今週末は用事があって映画館には行けないはずだった。
特に観たい映画も上映してないからいいかと思っていたが、
突然時間が空いた。
ちょうどタイミングが合ったのがこれ。
予告編を観る限りBDでいいかなと思っていたのだが、折角なので観賞。
やっぱりBDで十分だった。
まず、ストーリーが刺激的なだけで深みがない。
ヤクザが絡んできた時点でラストは容易に予想できてしまうが、
まさかね・・・・と観ているうちにその通りに。
また、登場人物間の心理描写にも深みがない。
なぜこれが何度もリメイクされているのか理解に苦しむ。
序盤はだるくて何度も意識が遠のいた。
映像的にも余り好感を持てない。
懸念していたほど韓国風のグロさはなかったものの、全体的に陰鬱。
岡田准一が出演しているからと期待していたアクションも、
単純な殴り倒しと発砲のみが目立って見るべきものは乏しい。
綾野剛の快演だけが際立った(特に褒めてない)。
吐息と共に映画館を出た。
コメディとサイコパス
原作の韓国映画はまだ観ていませんが、テンポよくどんどん展開していくのは面白いです。
また、役者陣の強烈な個性や「あ〜〜〜っ!」とイライラする感じが伝わりました。
本当はスリラーとはずですが、ニヤニヤしてしまうコメディっぽかった。それでいて、とてもサイコパスなキャラもいで見応えがあります。
最後までどうなるのか裏切り続けられます。
予告の動画はほんの触りだけなんだと関心。
岡田准一と綾野剛は圧巻ですね。
ただ、予想を裏切り続けるので、途中から裏切られることが普通になって逆に展開が読めるようになります。
また、あの予告をの変な姿勢の引かれ役を観ると、多分そうなんだろうと予想してしまいます。
予想は裏切られながら、予想通りという、なんとも複雑な感じになりました。
ハラハラと緊張が止まらない!あっという間の2時間
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