最後まで行くのレビュー・感想・評価
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最後までクズでいてほしかったな
リメイクの難しさかな。設定の面白さはそのままに、いかに本邦の役者さんのキャラを生かしつつ日本が舞台でも違和感なくするか。
おおむね成功してるし、なにより岡田准一と綾野剛の存在感が良い。クズに惹かれる嫁が広末涼子なのも、子供の小ささとのバランスの悪さに十分目をつむれる説得力。
ただ残念ポイント2点。ラスト近くで「工藤」が妙にいい人ぶったりして、wウェットに失速するのが残念。お金前にしてウハウハで(これで嫁や子供とやり直せる!)と浮かれるくらいのバカで良かったのに。
もう1点は、韓国版だと気にならなかったけど、日本だと棺桶結構開けるし(親分みたいに顔を拝む)最後に参列者で仏さんの横にお花を置くんだよね。バレずに焼き場までは無理があると思った
フィルムノワール風の活劇
韓国映画を藤井道人監督がリメイク。冒頭の雨中のドライブシーンから、フィルムノワールな雰囲気。オリジナルは未見だが、残酷さは韓国映画譲りか。
小心者の小悪党を、岡田准一が好演。さらに存在感を示しているのが、綾野剛。縁無しメガネで、頬をピクピクさせるところとか、上手い。広末涼子も疲れた母親が似合うようになった。
藤井監督は、長回しの中で突然惨劇が起こるショッキング演出が好きなのだろう。社会性を前面に出す作品より、このような活劇の方が向いているのでは。クライマックスの札束を蹴散らしての対決、墓石を倒しながらの乱闘は、三池崇史作品を思わせるが、もっとアナーキーでもよかった。
ラストは、オリジナルとは違うようだが、あれが「最後まで行く」ということなのだろうと理解した。
謎の勢いとギャグ要素強め
原作が韓国のようで日本的なじっとりした湿度のあるような邦画では無いです。
パラサイト半地下の家族のような、勢いがあります。
勢いの中に笑いが随所にちりばめられてる感じでした。
綾野剛、不死身すぎてワロタ
どこまで行く?
韓国映画が原作だけあって次から次へと驚くべき出来事の連続で大興奮しました。
愛知県の架空の地方都市を舞台に岡田准一演じるヤサグレた刑事と綾野剛のエリートの監察官の壮絶なバトル。何故死なない?という細かい事は気にせずに観た方がいいです。
岡田准一の代車の軽自動車のナンバーが389だったのが個人的にはツボでした。並び替えれば893=ヤクザって…油断ならない映画です。
サスペンスと笑いとをうまく昇華した面白い作品だったな、 という思い...
サスペンスと笑いとをうまく昇華した面白い作品だったな、
という思いと何か薄っぺらい中途半端な作品だったな、
という思いがちょうど半々です。
こんな師走は嫌だ。
オリジナル版は未鑑賞です。大雨の夜。突然飛び出してきた男を車で轢き殺してしまった刑事がその死体をトランクに隠す所から始まる物語。前半はハラハラドキドキのクライムサスペンス。後半はかなりコメディ色が強くなってゆきますが、スピード感があって楽しめました。
金の亡者による大金を懸けた攻防に翻弄される後のない男達。ターゲットはまさに“鍵を握る”逃走中の半グレ。ストーリーはなかなかぶっ飛んでますがパワーで乗り切ってゆく感じで痛快でした。なんか途中でおっさんが1人ボコられるんですけど、あの人どうなったのかだけ疑問です。他はもう最後まで行くってことで。
その場しのぎでドツボにはまってゆく岡田准一の滑稽さは愛しくさえあったし、綾野剛に関してはもうこんな綾野剛がずっと見たかったです。あの「感動した」ってとこ最高でした。
クズばっかり
韓国版は観ずに観賞しました。
岡田准一演ずる主人公工藤がオープニングから見事な小悪党で、まったく同情の余地がない…というのが、この映画全体に私をライドさせてくれた。
「大丈夫?」と主人公を心配してドキドキする感覚がある一方で「ざまーみろ」「バチが当たれ」という思いが並走する。
そう、この映画は、主人公が上手く行っても失敗しても、心のどこかでは快楽を感じることができるという万能装置。
そして登場する綾野剛演ずる矢崎がまた哀れな小悪党で、この二人がどんどんそもそも望んでもいない大事に巻き込まれていく。
「いかにも」すぎる演出が気になる箇所もあるけど、全体がコメディに寄り過ぎないバランスとの相性の良さで気にならないし、個人的にはこういう登場人物中の「クズ」率の高い映画は大好きなので、満足度は高め。
クライマックスの対決バトルシーンは、後半が要らなかったかな。室内だけで十分楽しめた。
そして、お涙エンディングかと思わせての「そうはさせるか!」ラストの気持ち良さ。
観客にちゃんと「よし、最後まで行け!」と思わせて終わる粋なエンディング。
出てくるほとんどが犯罪者で、起きているのはその騙し合いだし、暴力がかなり描かれるのに、結局気持ちよく劇場を後にできる。
役者陣もみんな良い芝居してました。
ヤバいヤバいヤバいヤバい!
岡田准一の前半の焦りっぷりがヤバい笑
ろくでなしなんだけど、切り抜けても誤魔化しても何度もヤバい状況が続くから笑っちゃうし、可哀想に思えちゃう。歳をとって泥臭い役が似合ってきた。
前半のダイハードのパロディっぽいシーンだったり単純に面白かったが、中盤からのびっくり展開にもうどうなっちゃうの〜とハラハラしながら観ていた。
綾野剛のプライド激高な男がブチ切れて見せる狂気の様は怖すぎたし、あのしつこさは本当勘弁して欲しい笑
二人の狂気の顔芸は実物だし、終盤の更なる事実には驚かされた。
とにかく磯村勇斗が出てる作品に外れなし!!
最後まで行く、だって行くしかないから
2014年に韓国で上映され、その脚本の面白さによりいろんな国でリメイクされてるらしい同名原作の日本版
愛知県警マル暴だけどもまぁまぁ反社周りとのゴニョゴニョもあるっちゃあるもんだからドキドキしてる杉本哲太刑事と駿河太郎刑事の元に、県警本部バックオフィスの綾野剛監察官が事実確認にやって来る
そんな中、同僚マル暴の岡田准一刑事が、土砂降りの雨の中、道路に飛び出してきた若い男性を車でうっかり撥ねる
適当に上手いことやってきた人達ばかりの中、どうにも適当に上手いこと捌けないような事象が発生して、さぁ、そうなるとそれぞれのエゴが吹き出して全部が歪む、だからもう、フルスロットルで最後まで行くしかないだろ
こういう荒さをみんなで楽しめるといいよね
岡田准一と綾野剛
正義感丸出しの刑事ではなく
本当にいそうな現実的な刑事を演じた岡田准一をはじめ
ストーリーも配役も
リアリティを生んでいて
ぐっと引き込まれました
ただ、綾野剛がゾンビ過ぎて何度でも蘇りすぎかなと思いました
そして、あくまでも冗談ですが
綾野剛を煽ってしまった最近全く話題にならなくなった○ーシーさん
映画の迫力さながらで
追い込まれているなら
そりゃ相手が悪かったかなと思いました
やはり、そこまで行く
タイトルのあまりの潔さに、思わず観てしまいました。オリジナル作品は未見ですが、最初っからアクセル全開の展開で、主人公の刑事の崖っぷちぶりが悲惨を通り越して笑ってしまいます。刑事の悪事を脅迫してくる相手はすぐわかっちゃうんだけど、脅迫犯側の崖っぷちぶりもなかなかのもので、ここからお話しが一気にヒートアップしてきます。一方で,脅迫犯のブチ切れ振りが凄すぎて、なりふり構わなくなってきて、最後はホラー映画みたいになってくるのは痛し痒し。役者では、岡田准一がいつもの精悍なイメージとは打って変わったダメっぷりがよかったです。綾野剛もサイコな感じが、とてもキモかっこよかったたです。
韓国オリジナルを観てから…
日本がリメイクして上映中と知り、韓国オリジナルを観てみたら、オリジナルが良かったので、観てみました。
だいたい大筋は同じだけど、けっこうアレンジで変えてあります。
色々と分かりやすくなってたり、結末も変わってる…
韓国オリジナルの方が当然いいけど、がんばったリメイクだと思う。
日本リメイクは、かなり対決を全面に出してます。
綾野剛さんの演技が素晴らしくて、完全に主役を食ってたと思う。
この映画の真の主役は彼でしょう!!
普段は邦画を観ないので、バラエティのイメージしかなかったんだけど、こんなに演技が上手いとは!!
おみそれ、しました(笑)
ベスト・キャスティングでは?
加瀬亮さんが演じても合うだろうし面白そうだけど(笑)
韓国オリジナルを未観の方には、ぜひオリジナルも観てほしい。
僕は韓国オリジナルの方が好きです。
でも、コッチの日本リメイクも好きです。
もう1回観たい♪
韓国映画の強さ。
力ある二人の役者による優れた喜劇ではある。
物語の必然と偶然を混濁させる無理は許すが、
ドクロベエな巨悪柄本で社会問題を語り捏ね過ぎて失速。
そこに至らず説教臭さを避けてエンタメに踏み止まる勇気が原典(秀作)韓国映画の強さと知った。
武将でなく軽みを演る准一は良い。
コメディーなんだよ🎵
2014年韓国映画のリメイク。
藤井監督だから観るよね。
今回初タッグの岡田君を迎え、藤井監督作品4作目の綾野剛君。
うん。もう、個人的に綾野剛君があまり好きではなく。。。
なんかさ、才能のある人の所に必ず顔出しててさ笑 演技もみなさん高評価多いですが、そこまで引っかからずに私はいてて。。
でもまぁ、藤井監督だから観るんですけど。
今回監督はぶっさんのようなカッコ悪い岡田君を撮りたかったと言ってましたね。
その為か、オリジナルよりわかりやすくドタバタ追い詰められていく岡田君の魅力の顔芸がふんだんに見られる訳ですがw
もう少し緩急が欲しかったかな。ブラックユーモアなので、顔芸、もっと抑えめでも良かったかもw
好きなんですけどねとても^ ^
一方で綾野君。
監督は狂った綾野剛を撮りたかったと。そこはお見事でした。初めて綾野君、良かったと思えました。表情や佇まいにハズレがなく矢崎として完璧でした。
オリジナルのチョ.ジヌンが顔面ツヤツヤで怖いのひと言でしたがw
リメイク版としての対になるキャラとしてはこれしかないのでは!という仕上がり!
期待を上回りましたね〜^ ^
ディスってすみません。
物語はクライムサスペンスなんですがかなりコメディ要素満載。ここを笑えるか否かで評価が分かれているのかな?
冒頭は工藤(岡田君)のターンから始まり。自業自得なんですが、もう一難去らないうちに又ニ難、三難に見舞われて追い詰められていく。行き当たりばったりでドタバタw
そして矢崎(綾野君)のターン。なるほど、こう繋がるのねと物語の全容が見えてくる。スピード感があって好きです。
脇を固める俳優陣も哲太さん、駿河太郎さん、広末さんと豪華な面々。
磯村君の勿体無い使い方!(本当に良い俳優さんになって来てて楽しみしかない。ビリーバーズなど、おや?って作品にも出てるしw 大好き!)
最近は老ぼれた役が続いた柄本さんもやはりこうでなくちゃ!のゲス親分、カッコよかったです。
低評価多いのかな?私はオリジナルより好きでした!
冒頭の雨、降らせすぎじゃね?と思うけども、
完璧に、マズい男vsヤバい男!!
ずっと力の入る映画
韓国原作の大ヒット映画のリメイクです。
フランス版もあるらしいです。
文化の違いや日本版要素のために、
後で考えるとおかしい所が多数あります。
しかしそれでも十分面白いです。
一応ドタバタコメディのようですが、
私にはずっと力の入る話でした。
母親が死んで葬式があるので、
人によって感じ方が変わると思います。
ヤッサイモッサイ
酒気帯び運転で人をはねた刑事と真相を知る刑事がそれを追い詰めて行く話。
、、、と思って観てたら、途中で時間が巻き戻って裏では実は、、、。
主演が岡田准一なことも相まって、キャッツ・アイ(宮藤官九郎のやつ)味がありますね。
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