最後まで行くのレビュー・感想・評価
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土俵際
リメイクだけあって、脚本は面白かった。
綾野氏は、やはり流石であった。
オリジナルは見てないので綾野氏の役がああいう空気感かどうかは分からず、機会を見つけて見てみようと思う。日本版との差異を感じるのも面白いかもしれない。
惜しむらくは、先入観か。
岡田氏も熱演ではあったものの…もっと弱さというか鬱積というか窮鼠感とでもいうのだろうか?何かしら正気を保ててるようで惜しい。
でも、岡田氏を初めて観る人は違う印象なのかもしれない。それこそ、この作品が国外に出た時に真価が判明するようにも思う。
もうのっけから詰んでる。
ずっと土俵際で、ずっと綱渡りで28日に戻るまではハラハラしっぱなしだ。
シリアス一辺倒のシーンになりがちなのに、コミカルな部分を挿入する感じも韓国脚本らしくて好きだ。
県警の上司の役の人良かったなぁー。
綾野氏の足を踏みつけながら怒ってるシーンは凄い良くて怖かった。綾野氏に同情してしまった。
最終的には上には上がいる的な落とし所で、欲に駆られてもがいてみても、中途半端じゃ使い捨てにされるだけみたいな事ではあったのだけど…問題なのは綾野氏のターミネーター感だ。
いや…しつこい。
彼の執念の源がちょっとよく分からない。
死なば諸共なのか、お前だけ逃さないなのか…その根拠がよくは分からず…ただただ不気味な感じで。恐怖の具象化であるなら分からなくもなく、どんだけ理不尽だろうが理解は及ばないであろう。
ラストの並走が、もはや事切れた後だとすると、彼らは無限地獄にでも突き落とされたのであろう。未来永劫、争う事をやめないのだ。
現実の時間軸だとするなら、ちょいと分からない事もあるのだけれど、岡田氏の嬌声、アレは生物としての本能が目覚めたのかもしれないと思った。
人も獣なのだ、所詮。
柄本さんは理性と知性を持ってても獣に見える時があるからやっぱり凄ぇぇ。
皆さん、殴られ方上手かったなぁ。特にオマケの時の磯村氏の殴られ方、好きだわあー。
総体的には佳作であり良作な印象。
岡田氏がもっとみすぼらしければと、そんな感想。
伏線回収がおもしろい
面白かった~
岡田くんと綾野くんのタッグで
藤井監督作品だから公開を期待していた
前評判も良くてね!
とにかく岡田くんと綾野くんの絡みが
早く観たかった😍
監督が藤井さんで…
そこに綾野くんと磯村くんがいたら
『ヤクザと家族』を思い出す〰️
あれも感動したよねぇ🥹
これは、原作を知らなくても楽しみでしかない😊
岡田くんのダメっぷりを
撮りたいという藤井監督の話をチラッと聞いていたから…
初っ端から「これか〜」って💦
度重なるダメっぷりも良きですね!👍✨
ダメダメぶりが永遠と続いていたけど
今までにない岡田くんの姿は良きでした😆
伏線を回収しつつの話も分かりやすくて良かった。
タイトル通り2人の絡みが『最後まで行く』
終わったと思っても…
え!まだあんの~って話の内容が
見応えあった~👏👏👏
あのラストの綾野くんの顔はトラウマになりそう💦
それにしても、柄本明さんは引っ張りだこね!
そして、あのような役がほんとハマるねぇ👏👏
この作品での番宣などで
綾野くんが准一さん…って慕う姿が印象的✨
岡田くん主演で観ました
中盤が1番面白かった
鑑賞動機:知人のススメ5割。あらすじ5割
オリジナル版は未見。
そこまで期待していたわけではなかったので、前半ブラックコメディ調であっという間にドツボにハマっていく岡田准一をニヤニヤしながら見てたけど、途中の「ばーか」からの転調と種明かしにとどまらず、さらにいろいろ仕掛けつつ最後まで突っ走った脚本に感心した。ちょっとエルロ…いやそれは褒めすぎか。でも満足。そして柄本明の凄味を改めて思い知る。
邦画も韓国映画もまだまだ捨てたもんじゃないね
2023年映画館鑑賞31作品目
6月11日(日)イオンシネマ新利府
6ミタ0円
韓国映画のリメイク
中国やフランスでもリメイクされた
いずれも未鑑賞
監督と脚本は『新聞記者』『宇宙でいちばんあかるい屋根』『ヤクザと家族 The Family』『余命10年』の藤井道人
脚本は他に『SHINOBI』『22年目の告白 私が殺人犯です』の平田研也
オリジナル脚本は『トンネル 闇に鎖(とざ)された男』のキム・ソンフン
危篤の母が入院する病院に車で向かう途中で突然飛び出した若い男を轢いてしまう工藤祐司刑事
逮捕されたくない祐司は死体をトランクに詰め込み病院に向かった
ピンチピンチの連続でハラハラドキドキ
しまいには亡くなった母の棺桶の中に男の死体を入れる裏技まで披露
轢いた瞬間を目撃した謎の人物に脅迫されるも男を殺した真犯人はこいつだった
目当ては寺に眠る大量の札束の山
娘まで誘拐された祐司はヤクザからもらった時限爆弾を持ち救出に向かう
危機一髪に慌てる表情の岡田が面白い
終盤特殊メイクかもしれないか顔面が満身創痍になってしまった綾野剛が面白い
トムとジェリーかルパン三世のようなラスト好き
配役
埃原警察署刑事課の刑事の工藤祐司に岡田准一
祐司の妻(別居中)の工藤美沙子に広末涼子
祐司の上司(刑事課長)の淡島幹雄に杉本哲太
祐司の同僚刑事の久我山太地に駿河太郎
祐司の同僚刑事の松田優生に黒羽麻璃央
祐司の同僚刑事の川上昌平に駒木根隆介
埃原警察署署長に諏訪太朗
交通課の梶征士に山中崇
県警本部監察課の矢崎貴之に綾野剛
県警本部長の植松に千葉哲也
植松県警本部長の娘で矢崎の婚約者の植松由紀子に山田真歩
祐司に撥ねられたチンピラの尾田創に磯村勇斗
尾田の仲間の岸谷真由子に清水くるみ
暴力団仙葉組組長の仙葉泰に柄本明
いやぁーそりゃないでしょう
この映画、笑っていいのか?
原作未鑑賞。
雨の夜警官が人を轢いてしまった。
死体を隠し業務に戻るも「お前人を殺しただろ」と謎の人物からの電話。
死体を隠し通し、謎の男から逃げ切れるか…?!
原作未鑑賞だから何とも言えないけど
韓国映画のリメイクってチープで外れるイメージ強いのに、むしろこっちの方が面白いんじゃないと感じた??
終始無理やりだろwwwwって突っ込みたくなるけどそれが快感に変わる。
岡田君の小汚い警官も、綾野剛の知的なのに暴力性の高い内部警官役が合い過ぎ。
体格差もあいまっていいコンビみたいだった。
死体隠し大喜利が面白過ぎて”ククク”レベルの笑いじゃ収まらないし、
サスペンスなのか不安になるほど顔芸のクオリティが高い(笑)
笑っていいのか、大真面目なのか境目くらいでちょうどいい…
オチ?というか物語の核心は意外とあっさりだし
大きくネタバラシされても驚きが薄いからいわゆる”どんでん返し映画”ではないのかな?
けどエンドロール途中にとあるシーンが入るから見逃さない方がいいかな一応。
いや~~まさに最後まで行ききってた作品。地獄まで一緒だね♥
ネチネチ追い回してくる綾野剛
の狂気、好きです。
やっぱり不死身なんですね。ずっと付いてくるじゃん。嫁さんよりも因縁の相手を付け回すじゃん。年明けたんだから正式に別れたらどうよ。
動揺しまくる岡田くんの「ヒイヒイハアハア」と、リンクする音響が盛り上げてます。
あ〜黒幕はあなたですか〜という話のわかり易さ。
この登場人物の出来事の裏側って実はこうなっていて…という見せ方、最近多いですね。個人的には納得納得!となれるので好きです。
山田真歩のキャスティングは最高
藤井道人監督とは相性いまいち。テーマは興味深くても演出が雑な印象なのだ。今作は韓国映画のリメイクとあって藤井作品としては観たなかで一番おもしろかった。岡田君も綾野剛も血まみれ汗まみれ泥まみれで汚れ役を奮闘していたし、次々と直面するスリルある展開も概ね楽しめた。ただ、話にチグハグ感やリアリティなさすぎな部分があり、演出の雑さ・凡庸さが気になってしまった。
そもそも工藤がどんなキャラなのかよくわからず。刑事として優秀でもなく悪徳でもない間抜けにしか見えず…。ボンクラ設定でもいいけど岡田君の顔面力とは違和感がありすぎる。爆発・水没でなんで矢崎が生きてたのかとか、どっかで聞いたような砂漠のトカゲの話をいかにもな柄本明が語るとか、娘があんな事件に巻き込まれながら妻は工藤の電話でヨリを戻してもいいとか…。ここはこーゆーシーンだよね、みたいなありきたりな演出が多く、捻りがなく練られていない感じ。ラストは悪くないけど、あれどうなった?なモヤモヤも残った。
個人的には、綾野剛が片腕ちぎれた状態で岡田を追いかけ、柄本明を溜め込んでた銃火器で二人でぶっ殺し札束ごと火葬、熟女感に溢れていた広末は実は岡田を裏切ってシェフと不倫中ということにしてほしかった。
映画ならでは!のハラハラにドッキリ
岡田准一のまずい男っ振り、
綾野剛のやばい男っ振り。
どちらもすごい!
こんな殺され方は嫌だという役がハマってしまう駿河太郎
ソロリと歩いて来るだけで、ラスボス感のある柄本明
スクリーンで観て大満足!
原作作品の良さを活かしつつ、藤井作品としての独創性をしっかり際立たせた一作
藤井道人監督がインタビューで表現しているように、岡田准一のキュートさ、綾野剛のクレイジーさが終始物語を牽引しています。
加えて最近ますます活躍が際立っている柄本明も、近作の印象から絶対何か企んでいそうな不穏さを終始漂わせており、こちらも俳優としての円熟ぶり、底知れなさを見せてくれます。岡田准一の妻を演じる広末涼子の人生に疲れた感じも、最初は広末涼子と分からないほど真に迫っていて、こちらもまた派手さはなくとも見事な演技です(雑誌「スクリーン」の藤井監督インタビュー記事で広末涼子に言及した箇所は、ちょっと笑える誤字がある上、現時点で読むと色々考えさせられる内容も含んでいて、これもまた印象深い…)。
2014年公開のオリジナルの韓国版は、脚本の巧みさと疾走感が素晴らしかったけど(そのためフィリピンなど様々な国でリメイクされた)、本作は藤井監督独自の場面転換と人物造形の掘り下げなど大胆に手を加えており、単なるリメイク作品という枠を超えて、一つの映画作品として高い完成度と独創性を獲得するに至っています。
前半は岡田准一扮する刑事工藤が、次々に襲いかかる難局にどう対処するかを、ちょっとコミカルに見せる面白さがあったんだけど、後半はやや設定が現実離れしてきて、こうした切り抜けのスリリングさがやや減じたところだけが少し残念でした。
とはいえそんな気になる要素は全体から見るとほんのごくわずかで、トカゲに関するある挿話とそれと連動したクライマックスの描写など、まさに最後まで楽しませてくれる一作でした!
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