最後まで行くのレビュー・感想・評価
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死なない二人
ゾンビのような二人
年末の夜、刑事の工藤は酒を飲んでいたが、母危篤の連絡を受け病院へ向かうため雨の中で車を飛ばしていた。しかし、妻からの電話で母の最期に間に合わなかった事を知ったその時、車の前に急にひとりの男が現れ、その男をはねてしまった。工藤は男の遺体を車のトランクに入れ、その場を立ち去った。そして、男の遺体を母の棺桶に入れ、母とともに斎場で焼こうとした。しかし、その時、携帯に、人を殺したのを知っている、というメッセージが入った。送信者は県警本部の監察官・矢崎で、矢崎はある理由からその男の死体を必要としていた。そのため工藤は矢崎から追われる身になってしまった。なぜ死体が必要なのか、という話。
主人公の工藤役の岡田准一と矢崎役の綾野剛が迫力あった。黒幕の柄本明も相変わらずの妖怪ぶりを発揮し、面白かった。
矢崎はやたらと発泡していたが、周りに気付かれるだろ、とツッコミを入れたくなった。
それと、あんなに殴り合っても、車が爆発して川に沈んでも、ゾンビのように蘇る工藤と矢崎に笑ってしまった。
もうベテラン枠の岡田准一
(^^)面白かった、テンポが良すぎ!
テンポがサクサクで脚本もしっかりしているので目が離せなかったです。手に汗握りました。面白かった!綾野剛がほぼターミネーターのように岡田准一を追い詰めていくのは見ものです。そしてあのブサイク顔で、、、、。2匹の砂漠のトカゲの話はわかりやすかったですね。恐らくこの2匹のトカゲは砂漠を出れないのだろうなぁとラストシーンで思いました。
しかし、映画のようにやらかしてしまう状況ってすごくよくわかります。あれよあれよと悪い方向に行ってしまうヤツ。わかるなぁ、あれ。ADHD気質の私としては痛いほどわかります。
最後まで行く
最後まで行かない、砂漠のトカゲ2匹
予告で見た、ダメ刑事。
結構、最初の段階で展開、ストーリーが読めてしまったが、
迫力あるアクション、そしてバイオレンス。
あっという間の最後だっただが・・・
最後まで行った??
何度も終わったと思いきや、終わらず。
結局、どうなったんだ??
やっぱり、砂漠にいるのか?
違う意味で、最後まで行ったのか?笑
そして、美味しいところを持っていったのは・・・
岡田准一の映画は何本か見ており、芝居、アクションはいつもの期待通り、
さすがといったところ。
ただ、ダメ刑事は初めて見た、結構笑えた。
それよりも、綾野剛の演技、すごい、怖い笑
イラっときたときの頬がピクピクとか、ボコボコにするシーンとか。
サイコな役、うますぎ、似合いすぎ。
スピード感ありすぎで、時間が経つのが早すぎでした。
除夜の金
酒気帯び運転で人を轢き遺体を遺棄しようとする刑事と、それを知っていると脅す刑事の話。
オリジナルは最初から葬式帰りだった気がするけれど、危篤の母親のもとに向かうところで始まる設定だったり、当然土葬じゃなかったり、脅す警官も監察官だったりと細かい設定は異なるものの、概ねオリジナルと同様に展開していたけれど、矢崎のキャラや設定がだいぶ違ってこれはなかなか狂ってますね。
そして義父の行方を見せなかったり、車をぶつけた意味も薄くなってたり、水商売の女お残ししてたり、寺でそれは無理あり過ぎだしとモヤモヤはありつつも、オリジナル版とはまた違った結末で、最後まで行くの意味も違って随分コミカルさも増してエンタメ寄りになった感じかな。
先月から繰り返し予告編観せられたけど
今朝のテレビ ボクらの時代 を観て控えめな監督に興味が湧き日比谷TOHOに。
辟易するほど観せられた予告編以上に良いシーンはない。
韓国映画のリメイクは日本に置き換えるとストーリーに無理が出ちゃう。
ストイックに挑む綾野剛だけど 頬ピクッ は過剰かな。
フレームの上からは無防備でした
藤井道人大先生が大ヒット韓流ノワールサスペンスミステリーアクションをリメイクした今作はあまりにも前評判が高くて期待ハードルがMAXになりたまらず公開初日に観に行ってしまった。やあ参りました。
藤井道人も綾野剛もそして藤井組のスタッフも「これでいい」という妥協をしないそうで、これまで妥協が当たり前の現場で仕事してきた岡田准一は「諦めない、レベルが高い、希望の持てる現場」と評している。札束の山がいくつも築かれた密室での格闘でスタッフは全ての札を刷ったのだというし、ヒット作を作り続ける藤井監督はいまや黒澤明に近い存在かも知れない。そして黒澤の時代と違ってデジタル技術やCGはもとよりステディカムやドローン等の撮影技術が飛躍的に進歩した現在においてはこれまで予算的に諦めざるを得なかった映像表現が可能になったことが大きい。なによりあて書きだと言う綾野剛とのタッグが生み出した傑作であることは間違いなく、綾野剛にしかできない役を綾野剛にやらせてどうすんの!という感じ。
グッとくるシーンがいくつもあるが特に県警の上司の娘との結婚式前日に彼女がスピーチの練習するのを聞きながらクラシックのBGMに合わせてテーブルの下のスマホでチンピラ役の磯村勇斗とメッセージのやりとりをするくだり。クライマックスのタイマー式手製爆弾が爆発するまでの4分をリアルタイムで見せてハラハラさせる演出。そしてフレームの上からいきなり鉄の塊が落ちて来るシーンでは本当に驚いた時は心臓ではなく腹にドスンと来るのだということを知った。
観終わった後に何も残らないことも事実。しかしそれが娯楽映画なのだ。
タイトル通り行きつくとこまで。
面白かった。
韓国映画のリメイクらしく、激しい感情のぶつかり合い。そこまでやるか、と思う殴りっぷり。
アクションが売りの岡田君が、ちょっと情けないやられまくりの役。そしてその様子がまた、クスッと笑えるのだ。
追い詰める方の綾野剛がすごかった。エリート監察官として登場し、段々と本性を現して狂気の世界に入っていく。
最後に追いかけてきた時のあの顔は見ものだった。
韓国版も見てみようと思った。
ハラハラドキドキ…時々笑笑
試写会にて。
ノンストップ、息をするのを忘れる…
本当にその通りで、食いついて見入ってしまいました。
役の人全てが切羽詰まってる。
生きるか死ぬかの瀬戸際を転げ回っている。
結局、1番の強者は彼だったんですね。
コメディの要素あり、スリルもあり
あっという間でした。あの岡田准一が…
あの綾野剛が…なんて形相で新年を迎えようと
楽しげな人々の裏側でバトルを繰り広げてるとは。この対比は面白いですね。
綾野剛演じる矢崎という監察官。
病的に執拗であり、一旦スイッチ入ると殺意漲る目力で暴力でねじ伏せようとする、手強い奴です。あの目はGANTZを思い出しました。
この作品にエキストラで参加させて頂き
どんな仕上がりになっているのか、楽しみにしていましたが、予想以上の展開で全くいい意味で想像を遥かに超えてきました。
少しでも関わることができて光栄です。
息もつかせない展開
【最後まで行く】たどり着くその先は、天国か?地獄か?
オリジナル映画はNetflixで観ました。
岡田准一君は、流石の名演技で物語を盛り上げていました。また、綾野剛君の、ふりきれた悪役ぶりも凄味がありました。
演技の塊のような二人のぶつかり合いには、大いに見どころがあります。
物語は、基本的にはオリジナルのストーリーに沿っていますが、細かな演出の部分では、日本版の方がソフト&コミカルになっていました。
元々のプロットが秀逸なので、それほど手を加えることはないと思いますが、四体!役だけの「磯村勇斗君」のエピソードが丁寧に描かれている部分は大変良かったと思います。
しかし、偶然なのか?意図的なのか?ツッコミどころ満載の部分も多すぎて、御都合主義を完全に排除出来ずに、賛否両論を巻き起こす作品になったのは残念です。
結論は、あくまでも個人的な感想ですが、昨今のリメイク映画としては成功した部類に入ると思いますけれども、オリジナルを大きく上回る作品とは思えませんでした。
堕ちた刑事の顛末は…⁈
韓国映画をリメイクして、岡田准一と綾野剛がW主演で、日本風な血生臭い刑事(デカ)を演じたクライム・サスペンス。そして監督が、『余命十年』や『新聞記者』等のヒューマン・タッチな作品作りで定評のある、藤井道人監督というのも意外な取り合せ。しかし、上質なサスペンスとして、最後まで目の離せない作品として仕上げていた。
岡田准一も、綾野剛も、こうしたサスペンスで登場する、アウトローで外道的な刑事の役は、これまでにも演じており、お手のモノとも言える役柄。そんな2人が、改めてタッグを組んで、組んず解れつ血みどろの死闘を繰り広げていくシーンは圧巻。綾野が、岡田を俳優としてとてもリスペクトしているというのも頷ける迫真の演技で、魅了してくれる。
ストーリーも、前半は、岡田の起こした人身事故処理と母親の葬儀を絡めて、岡田が慌てふためく中で、ちょっと滑稽さも加えたシーンが展開する。後半は、綾野の刑事監察官としての立ち位置が明かされていく中で、とんでもない警察内部の陰謀に関与し、岡田の起こした事故とも大きく関わってくるサスペンス・ミステリーとしての色合いが、濃くなっていく。
クライマックスも派手な爆破で、これでエンドロールかと思っていると、その後もクライマックスが二度三度と訪れる。『最後まで行く』のタイトル通り、これでもか、これでもかとダメ押しを重ねてきて、最後は苦笑い。ちょっとやり過ぎ感はあり、「そこまでしなくても…」とやや興醒めし、個人的にはマイナスポイント。
W主演を脇で固めるのが、岡田の妻役には広末涼子、最近若手で伸び盛りの磯村優斗、岡田の警察上司には、杉本哲太と安定感のある役所。そして大御所・柄本明がいぶし銀なヤクザの親分を演じ、今回も重要なキーパーソンとなって、ラストシーンを飾っとていく。
「最後」の一捻りが欲しかった
予告編で気になっていたためどういう結末でも見ようと思い。どなたかが「モヤモヤする」、とレビューされてたので、そうなるんだろうなぁと覚悟して見に行きました。
*****
全て柄本明お爺さんの手のひらの上。
20〜40代の若輩者3人がお爺さんの計画通り、交通事故そのものは予期してなかったにせよ、状況を全て自分の良いように転がしていた部分は
「柄本爺さま流石っす!!」
とは思ったのですが。。
*****
最後まで行く、のタイトルの最後が結局描かれていないので、岡田准一と綾野剛の行く末が気になりました。
①両者が結局結託したりするのか
②決着を付けてどちらかだけが生き残るのか
③カーレースで両者とも亡くなるのか
④その他
どんな「最後」になるのかを描かずに「最後まで行く」ってタイトルにされてもなんだかな〜とやはり思いました。これを鑑賞者それぞれに丸投げするならタイトルを変えないと釈然としません。
このまま警察組織に戻ろうとしても綾野剛はお金を取り戻せなかったし、岡田准一は同僚をクルマごと上から巨大一斗缶的なもののせいで亡くならせているためただでは済まないだろうし、
要するに2人とも退路が絶たれているので、まぁ相手がまだ生きてると分かれば自暴自棄っぽくなるのも、狂気に満ちた表情になるのも分かるんですけど、
今回のリメイクではどういう結末で映画を締め括るのか?という点では脚本の詰めが甘いとしか言いようがないです。(原作というか韓国版は見てないのでそちらの結末は私は知らない状態です。)
あくまでこの作品単体として、結末を何らかちゃんと決めてくれたら良かったのにな~と残念でした。
*****
火葬場でなんとか棺から若い男性のほうを取り出せたのはまぁ良かったです。普通に火葬出来たとしても骨量が多すぎて骨壷に納まらないし、そもそも一人分の火力・焼却時間で2人分をきちんと焼けたか分からないし、火葬場職員が見れば喉仏が2つ残っている時点で明らかに2人分だと分かるし。。。
そして完璧に巻き添えをくらった、車の中の同僚が悲しすぎました。警察官には殉職はあるにせよ、あんな亡くなり方。。。予告編では無人の車かと思ってたのでだいぶ怖かったです(涙)
綾野剛さんの「主人公をなんとしても追い詰めたいサイコパス系の表情」や、岡田准一さんの「どうにか隠蔽したいために建物内部の排気ダクト?を移動したりする」のが、本人は真面目なんだけど現実には無理過ぎてコミカルにさえ見える演技は良かったです。
ただ大金の保管場所、お札がむき出しのところはなんとなく違和感でした。空調とか湿度とか厳密にコントロールされているんだろうか?紙そのものが経年劣化的なのは、、お札って大丈夫なんだっけ??とか。お札の保管方法があれで正しいのか妙に気になってしまいました(笑)
時間を巻き戻してタネ明かしする脚本って、コンフィデンスマンに似てるな、と思います。
この手法は流行りなんでしょうか。。?
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映画自体の面白さ痛快さ爽快感そうきたか!的な面では残念ながらあまり多く評価出来ませんが、
警察にもお寺にも色々裏金的な闇があり、警察官よりも引退間際の組の親分?的な人のほうが1枚も2枚も上手だというこの世の真実の一端をシュールに描く、という意味では評価出来る作品。
ということで、総じて「まぁまぁ」の3.5としました。岡田さんと綾野さんの次の作品に期待します。
実に韓国らしい
ハラハラドキドキ
最後まで展開が読めない
練りに練られたストーリー
さすが、韓国原作らしいなーと感じました
シリアスと笑いのバランスも絶妙
とは言え、流石に綾野剛不死身ではw
生きてた理由が分かりません😅
そしてやっぱりここでも柄本明が持ってってる!!
面白かった
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