最後まで行くのレビュー・感想・評価
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あれだけしつこいと最後笑うしかないよね❗️
素行の悪い刑事工藤(岡田准一)が、飛び出してきた男(磯村勇斗)を車で轢いてしまうことから始まるコメディサスペンス。日本ではありえない展開がまさに韓国リメイク版。韓国映画っぽい匂いがぷんぷん。トランクの死体の携帯が鳴る。死体を葬儀所に運ぶのに通気口を通る。間抜けな警備員。トランクの中を見せろと言われて開けるとすでにない。ドライアイスを自ら変えるシーンなど韓国映画ぽい場面が盛りだくさんのコメディの前半から一転、後半はその死体がえらい代物だったことから一気に伏線回収とともに、ハードなサスペンスへと突き進んでいく。本部の監察官矢崎(綾野剛)がある理由でその死体を返せと執拗に追ってくるのである。これがもう狂気というよりほぼターミネーター。本部長の一人娘との政略結婚の立場を守るために手段を選ばない。最終的には本部長を殺し?全ての糸を引いていたヤクザの組長(柄本明)に全てを奪われたので、もう工藤を追う必要がないように思えるのだが、矢崎は工藤を追うのである。最後のカーチェイス。工藤が色々なことが一周回ったのかゲラゲラ笑うシーンが面白い。最終決着を見せずにモヤモヤ感を残す感じも韓国映画っぽい終わり方だなー。クスクスハラハラのあっという間の2時間の作品でした。あっこれ邦画でした😆
綾野剛パートまで
ぐだぐだで、「Village」に引き続いてまたか・・という雑さだった。死人の着信・・・
その後の殴打シーン、スカッとしたし、このケレン味は前作に無い所。しっかし、イラッとさせる所はヒロスエピカイチ。
まさに最後まで行く
藤井道人監督×岡田准一×綾野剛
期待していたが、それをうわまわる良作
主人公が序盤から大ピンチ
悪徳警官ながら
たたみかけるような不運に慌てふためく姿に
思わず笑ってしまう
岡田准一の骨太かつコミカルな演技はさすが
綾野剛演じる監察官・矢崎の底知れぬ不気味さと狂気 エリートの仮面が剥がれ落ちていく表情や動きとエリートの仮面が剥がれ落ちていく表情や動きが圧巻
それでいてどちらも人間臭さがあり憎めない
脇を固める柄本明、磯村勇斗、広末涼子、他ベテラン勢が隙なく配置されいい味を出している
藤井道人ならではの映像センスに疾走感あふれるテンポにブラックユーモア
オリジナルにはない2人の男の人間くささと特異な関係性を見事に描ききった。
まさに「最後まで行く」
見終わったあと満足感をもってこう思えた。
一番の被害者
この作品で一番の被害者を考えてみた
岡田准一、綾野剛、柄本明、広末涼子、杉本哲太………
岡田准一も綾野剛も、まあ被害者だけど最後は生きてる
柄本明が一番オイシイのを持ってく勝ち組
広末涼子と杉本哲太は巻き込まれ系の被害者
そんな中、一番の被害者は岡田准一の同僚で車ごと潰された人では?
という結論に達した
下手したらかなり長期間発見すらされないよね…
とまあ、そんなことを考えた面白いエンタメ映画
藤井監督は今年の日本映画を支えている。
今年の日本映画のベスト5に入る。
綾野剛の存在感がすごい。彼が軸で回っている。柄本明は日本映画の至宝だ。かつての樹木希林のような、ワンカットでも顔を出せば、作品の質を大いに高める。脚本の力が漲る、イコール韓国映画のパワーを感じさせる、そして絶望的に日本オリジナルの娯楽映画の衰退を痛感してしまう。
凄まじいクライムアクション
日本リメイク版は、クライムアクションとしてよくできてました。
綾野剛の狂い方と、柄本明の極悪人ぶりが際立っていて、ここまで全員悪人だと主人公がかわいそうになってきて、ちょっと応援したくもなりました。
主人公が岡田准一だからかもですが。
原案となるリメイク元の韓国映画って、観ている間はハラハラしていいんですが……
観終わって時間がたつごとに、「雑に盛り込みすぎ」なのが気になってくるのと、主人公の小悪党っぷりに共感できなくなり、「そんなに面白かったっけ?」と印象が変わっていったのですが。
この日本リメイク版は、筋が通るようにきちんと整理してまとめたことと(その分、原案比では勢いがそがれた印象もなくないが)、どの登場人物もキャラが立っていたから、観やすくてストンと腑に落ちるような内容になっていました。
これは監督・脚本の力量によるものとも言えますし。
主人公が岡田准一だからかもですが(大事なことなので2回書きます)。
「スピード感が好き」
今年66本目。
2014年の同名の韓国映画のリメイク。オリジナルと言われても間違えてしまう位面白い作品。結局最後素手なのがいい。岡田准一さんは新聞の記事でかなわない相手は?と聞かれて、ファブル2でも共演した橋本知之さんと木村拓哉さんを挙げていました。ブラジリアン柔術のトップ選手で戦って子供のようにあしらわれたと、木村さんは時代を築いた方ですね。自分も身近にかなわない相手がいます。
作品はどんどん状況が変わっていくスピード感が好き。藤井道人監督なので本当に表情を撮るのが上手い。
不自然さがちょっと気になる
予告編で見た印象そのままだった。
緊迫感がある場面と笑える場面が混在してまあまあ
面白かったのだが細かい部分で不自然さが気になった。
例えば冒頭、車の中で電話している場面。
雨が上から下へ真っ直ぐ落ちていくから駐車している
のかと思ったら設定の上では結構スピードを出して
走っているらしい。ならば見た目上は雨は前方から
後方に向かっていなければおかしい。あと、時速数十キロ
で人をはねたら車はもっと激しく破損しないか?
その他いろいろ。ご都合主義の脚本と手間を省いた撮影。
岡田准一の役柄には魅力を感じなかったが綾野剛には
凄味を感じて、それだけでも観る価値があった。
二人の対決がクライマックスになるが後半の展開は
ちょっとくどい感じがした。
主演2人の雰囲気が良い
汚職の暴露と母の危篤が同時に起き焦る工藤は、豪雨の中で若者を車で轢いてしまい…。
韓国映画の日本リメイク作品。原作未鑑賞。登場人物がクズばかりなのでどうなっても良いや感は否めないが、最後まで行くほどに理性を失う岡田准一と綾野剛の双方の雰囲気はとても良かった。
悪くはなかったんだけど、ついつい韓国版と比べてしまう 一線を越える...
悪くはなかったんだけど、ついつい韓国版と比べてしまう
一線を越える系のこういう作品は、
外国産の方が受け入れやすいと気付いてしまった
笑いとドキドキ感が満載
コメディタッチのシーンもあればドキドキ感もあり、色々楽しめる映画です。
韓国版をリメイクという事で、火葬の日本では無理のある設定になってたりしますが、ご愛嬌という事で!
尾田(磯村)が矢崎(綾野)の手形を結婚式場で採取したのち、指紋認証を自分の指紋に変えたと思うのですが、その時点でお金を運び出せた(出せばよかった)のではないでしょうか?まあ、あれだけあると全部を2人じゃ無理かもしれませんけど。
まさに狂気の展開
予告編やTBSのモニタリングを見ててコメディ調みたいだから止めておこうかなと思いながらレビューを見ると評価が高かったので観に来た。韓国映画のリメイクでもあるそうなので、きっと面白かろう。
と言う気で観たらなにがなにが最近にない狂気の展開でびっくりしたね。刑事でありながら岡田准一の動揺ぶりや刑事でありながら綾野剛の豹変ぶりには度肝を抜かれたな。なるほどやっぱり原作韓国物は凄いね。まさに題名通り最後まで行くだったよ。
主役2人で最後まで
韓国版を観ていたので、ドキドキ感が少なかったですが、ちゃんと本家をリスペクトしつつ、日本版として成立していました。
岡田准一、綾野剛2人がだんだん絡み合っていく様は見応えがありました。
ただ岡田准一氏は引き逃げしちゃてるのだから、もう少しダークな感じにしていれば、対決感が増したと思います。
最後のシーンは、「そっちか」と思いました。
みんな演じるのが楽しくて仕方なかったんじゃなかろうか
綾野剛の怪演がこれでもかと観られて最高だ。綾野も岡田准一も表情の演技が上手い。アップを見てると楽しくなってきて感謝の思いさえ浮かんでくる。
そして柄本明が最高なのです、こういう役。
彼らの顔面演技は大画面で観るべきです。
お前らはもう終わりだ
エンタメとしてはなかなか面白かった。
序盤、工藤の誤魔化し方に無理がありすぎるものの、コメディ色強めなので流せてしまう。
笑わせすぎず、サスペンスとのバランスが取れているのも見事でした。
しかし、緊迫感を煽るBGMや演出が安直だったのは残念。
終盤もちょっとやり過ぎかな。
金庫での四つん這いの乱戦でトカゲを想起させるのは上手いものの、長すぎる。
札束の保管方法も、明らかにアクションに活かすために設定されていて違和感が強い。
仙葉の「リークしたのは自分」以降の台詞も蛇足だと思うし、女もグルまでいくとリアリティがない。
(脅されてたならまだしも、何度死んでもおかしくないのに余裕の笑顔だし)
岡田くんも良かったけど、完全に綾野剛が喰ってたし、最終的にはやっぱり柄本明が持っていく。笑
劇中のパワーバランスとしてはあれで丁度よかったのかな。
もう少しスッキリ纏まっていたら快作足り得た。
エンドロールの曲は、作品との相性も含めて最高だったと思います。
一番かわいそうだったのは、事あるごとに「なんだその車」と言われるあの車。笑
堕ちていく人生の顚末!! 砂漠の中の蜥蜴が2匹⁉
いるようなストーリーでした。
韓国と同じくらい人を踏みにじる暴力的な場面がありました。
岡田准一演じる工藤が車で事故を起こしたことに始まる、警察署に隠し通そうとする展開にハラハラ・ドキドキのサスペンスを楽しむことが出来ました。
綾野剛演じる矢崎が、なかなか死なないしぶとさに可笑しさやスリルを感じました。
不正や隠蔽工作が警察だけではないことが
実際にある可能性をイメージしました。
人のお金を奪い取ろうとする残忍さ、
柄本明演じる仙葉、綾野剛の義理の父親など
悪役の際立つ個性的な演技を見られました。
砂漠の中の蜥蜴が熱さにもがき苦しむような
人間の顚末を感じる作品でした。
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