最後まで行くのレビュー・感想・評価
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結局は手のひらで踊らされてる二人
韓国の映画リメイクなんだ。今、知った。
工藤はしょーもない、本当は気の小さい運のない男だし、矢崎は殴る事でストレス解消してるとしか思えない程のサイコパス。
ラストはやっと終わったとホッとしてたら矢崎が復活してるし。
そして、最後まで行く。
そう言われてみれば韓国っぽいストーリーだった。
マジで最後まで行ったったら行ったわ🦴
バランスがイマイチだったかな
本作「最後まで行く」は藤井道人監督の作品となりますが、藤井監督の作品と言うと、つい先月「ヴィレッジ」を観たばかり。また藤井監督と綾野剛と言えば、「ヤクザと家族 The Family」(2021年公開)でタッグを組んだことが記憶に残る二人。さらに2020年の日本アカデミー賞最優秀作品賞などを獲得した「新聞記者」(2019年公開)も大変印象に残る作品でした。
以上、藤井監督の作品を過去に3本観て来た訳ですが、それらと比較すると、本作はかなり味付けが違うというか、趣の異なる作品でした。どの辺が違うのかと言えば、韓国映画をリメイクした作品であるということも影響しているものと思うのですが、以前観た3本は、主人公と社会の繋がりとか関係性にスポットを当てていて、結構社会性を持った作品という印象でした。しかし本作は、徹底した娯楽作品として創られていて、この点で大きな相違があったように感じました。しかも、岡田准一演ずる主役の工藤と綾野剛演ずる準主役の矢崎の二人は、二人とも警察官でありながら悪党であり、その他の登場人物も殆どがエゴと強欲を丸出しにした悪党ばかりで、その悪党同士がどう他の悪党を蹴落として利益を得てやろうかという化かし合いを描いている話だったので、これまで観た藤井作品の流れを期待していた私としては、かなり期待とは異なる内容でした。
また、岡田准一と言えば「ヘルドッグス」(2022年公開)で魅せた秀逸な格闘術の持ち主であり、本作でも刑事役を演じてそれなりに格闘シーンがあるにも関わらず、そうした技はほぼ封印されていたところも意外なところでした。まあいろんな性格や背景を持った登場人物になりきるのが役者の仕事であり、作品ごとに異なる演技をして当然なのですが、自分の運転する車で人を轢いてしまったことに端を発して、常に何かに追われてオドオドしている岡田准一の姿は、ここ最近ではあまり見掛けないものだったように思います。
このように、こちらの勝手な先入観とはかなり食い違う作品だったことで面食らう部分もありましたが、ストーリー的には結構面白い部分もありました。特に後半になって一旦時計の針を巻き戻し、別アングルで物語を再生して観客に答え合わせを提供したところは、非常に良かったと思います。また、主役・準主役の二人以外の出演者も、柄本明や広末涼子、磯村勇斗、駿河太郎、杉本哲太ら実力派がいい演技を魅せてくれたので、その点でも満足の行くものでした。特に主要な登場人物では唯一普通の人、しかも可哀想な人を演じた広末涼子が演じた工藤の妻には、心底同情してしまうほど上手な演技でした(笑)
ただ難を挙げれば、綾野剛演ずる矢崎が、大爆発して池に沈んだ車に乗っていたのに死んでいなかったりするなど、余りに不死身過ぎて、いくらなんでも不自然だったように思いました。別に映画だからいいじゃないかという話もない訳ではありませんが、もう少し爆発の度合いを調整するなど、バランスを取った方が納得感があったように感じられたところです。また工藤夫婦が離婚を決意し、妻(広末涼子)は街を離れると言い、夫(岡田准一)は街に残ることになり、夫は財宝を奪いに行く訳ですが、結果財宝奪取に失敗した後に妻に復縁を迫る下りは、余りに自己中過ぎてちょっと後味悪かったです。まあその後にゾンビ矢崎が再度登場してエンディングを迎えるので、最早後味も何もないという感じもしましたが。。。
そんな訳で、事前の先入観を差し引いて純粋に本作を観ても、バランスがイマイチしっくり来ない展開だったように感じたので、評価は★2とします。
熱演
韓国版を以前観て、面白かったが最後はどうなったっけ?と記憶が曖昧。日本版を観る前にオサライをしての鑑賞。
多少設定が違ったり、韓国と日本のお葬式の違いとかはやはりあるが、強烈な印象のシーンなどはそのままあるのは嬉しい。矢崎と尾田の経緯が描かれていたのはとてもわかりやすくて良かった。
何より、岡田准一と綾野剛、悪い刑事っぷりが流石!期待通り👏👏特にラストの綾野剛のこわ〜い笑顔、すごいっ。オリジナルとは違うラストもなかなか良かった。
でもあの終わり方、続編あり?矢崎が言う通り手を組んで柄本明演じるいちばんの悪党に仕返しする、てのはどう?なんて思ってしまったのは私だけ?
今回、最後列のど真ん中ゲット、ラッキー!と喜んでいたのだが、前に座られていた2人のおばさま方(私もおばさんですが)が本編始まってもお話しされていて、ネタバレではないけれど、どうした?こうした?あれは?と、、、ウーン。注意する勇気がないんだから文句を言う資格はないが、人のフリ見て我がフリ直せ、自分が人と行く時は気をつけよう。まあ、映画は1人が多いけど!
その方々、エンドロールすぐに帰られたので、オマケは観れず。残念でしたね!
岡田准一じゃなかったら観なかったかも
トラウマ心配だな〜😭
しっとりとかそんなものは微塵もない。
誰が黒幕なのだー!一体どーなってる?とアセアセしているうちに、どどーん。
役者さんてすごいわー。
寿命が縮みそうなくらいの投影。
そりゃ旨味たっぷり濃い味になる、なる。
別れそうな妻がこの悪事にからんでたら最もこわいかも😱と思いましたが…??
岡田さんのコミカルな表情のうまさ、綾野さんのサイコチックな薄ら笑いのこわさ、またもや闇をバックに現れる柄本さんのリアルな存在感。
そして、ラストの2人は任せて安心?放っておいてもどうにかなりそうだけど、
あー。娘のトラウマだけが最悪最強最大の心配だ。
岡田准一はやっぱファブルが一番カッコいいです
綾野剛目当て。期待を上回る怪しさ。ターミネーターもゾンビも顔負けのしつこさ。特殊メイクもCGもいらないから、コスパ最高です。誉めています。
韓国映画のリメイク。そのへんは常にプンプン匂ってきました。アクが強い。お寺、政治家、警察、莫大な闇金とかはリメイクしやすい内容でした。坊主の儲けを横取りする県警本部長ってセコいよなぁ。韓国では警察官は日本よりも社会的地位がうんと低いのか?と思いました。あの札束の量は半端ない。10兆円越え?
主演は岡田准一ですが、アタシの期待どおり、綾野剛、柄本明、磯村勇斗が美味しいところを持って行きました。
駿河太郎(鶴瓶の息子)の同僚役も良かったです。火葬場ですぐ状況を理解してバディに。以外に賢いのよ。これからっていう時に巨大ドラム缶で殉職。
いくら死体でもあんなちっちゃいニッパーで指切られたら、むちゃくちゃ痛そう。ホントに冷たくなってむくんだ指でも指紋認証オッケーなんでしょうかね?
年末に葬式、結婚式となんとセワシないこと。曲者の山田真歩を新婦役に使うなんてこりゃまたニクい。いちばん普通の人の役が広末涼子なんだからスゴすぎる濃い~キャスティング。あの杉本哲太が霞んでしまうほど。棺桶重かったでしょうね。気が付けよ~
山中崇なんか全然目立たない。
あのお姉ちゃん(清水くるみ)もちゃっかりしていて、最後のワンボックスで柄本明と目配せするなんて。
もうやめてよぉ~
時系列がちょっと分かりにくかった。リメイクだから仕方ないのかも知れませんが、種明かしシーンがちょっと野暮ったい。
いちばん大丈夫か?と思ったのは、棺桶のなかのご遺体逆二段重ね。焼き場の係が69のお骨を見たら、驚くでしょうね。
汗だくでずぶ濡れでテンパっている演技はなかなかだったけど、岡田准一はやっぱファブルが一番いいです。
見応えのあるクライムサスペンス!
サスペンスフルな予告に惹かれて楽しみにしていた本作。期待どおりのおもしろい作品でした。
ストーリーは、母危篤の報を受け病院に急ぐ途中、車で人を轢いてしまった刑事・工藤が、隠蔽を図って死体を持ち去ったものの、その一部始終を見ていた県警本部の監察官・矢崎から脅迫を受け、追い詰められていく中で、その裏にある企みが明らかになっていくというもの。
冒頭から、ことの発端となる工藤の事故シーンが描かれ、一気に緊張感が高まります。あっという間に観客も工藤の目線に追い込まれ、工藤とともにドキドキハラハラを味わうことになります。そこに程よく笑いを誘うシーンも取り入れながら、緊張感を保ったまま終始シリアスに展開していきます。
そして、登場人物を少しずつ加えながら、事故の背後に隠された事情がしだいに明らかになっていく展開はとてもわかりやすかったです。それでいてラストのどんでん返しも用意されていて、クライムサスペンスとして申し分ない見応えがあります。
本作は、同名韓国映画のリメイクということで、バイオレンス要素や胸くその悪い展開からそんなことも感じられます。オリジナル作品は未鑑賞なので比較はできませんが、たぶん日本風にマイルドアレンジされているのかなと感じました。ただ、ラストは救いのないバッドエンドでも、円満なハッピーエンドでもいいので、もっとはっきりとした形のほうがよかったかなと感じました。機会があれば、韓国版も観てみたいです。
主演は岡田准一さんで、追い詰められる工藤の不安や恐怖が伝わる演技がとてもよかったです。共演の綾野剛さんは、内に秘めた冷血と狂気が滲む矢崎を熱演しています。この二人の演技が緊迫感を高め、作品をおもしろくしています。脇を固めるのは、広末涼子さん、磯村勇斗くん、駿河太郎さん、杉本哲太さん、柄本明さんらで、役者全てがすばらしかったです。
コミカルな工藤を最後まで見たかった
スーパーヴァイオレンスコメディ
きつね探し
ヒョコヒョコ
狐狼の血のイメージで観たのですが…。
物語のベースは通じる世界観なれど、テイストは圧倒的に軽い。岡田准一の、情けない刑事が板についていて、物語が進むにつれて、だんだんハマっていく。サスペンス風に盛り上がるところもあり、壮絶な死闘もあり、「ファブル」などとも重なるものの、それとも違うテイストだった。
“必死にやっているからどこか滑稽”なのか、凄惨さを通り越して笑いの粋に昇華している面白さがありました。「ダイハード」に近いですかね。あちらはクリスマスで、こちらは年末年始だけど。
綾野剛も、クールを装うバーサーカーという役どころで、こちらも見事にハマっている。両名とも周りから少し浮いていて、その二人がの噛み合わないチグハグさが、なぜか違和感を感じさせずに物語にきちんとはまる。この辺の見せ方は見事でした。
砂漠のトカゲのキーワードは秀逸で、その意味は見てのお楽しみ。
最後まで突っ走れ
期待以上の面白さだった!!
藤井道人監督は、「ヤクザと家族」「ヴィレッジ」のようなオリジナル脚本ではなく、「宇宙でいちばんあかるい屋根」「余命10年」、そして本作のように、原作があるものを映画化したりリメイクしたりする方が向いている気がする。ストーリー展開がお見事。とても見応えのある作品で、かなり満足出来ました。
岡田准一にしては珍しい、情けなく冴えない刑事という役柄だったけど、これはこれですごくハマり役。焦りや不安が爆発している様子が面白おかしくて、緊迫した空気にいいエッセンスとなっていました。もう1人の主演、綾野剛も本作を代表作と言っていいくらい、最高な演技。迫り、襲いかかるのがまあ〜怖い。不気味な表情には鳥肌が立つし、今後はサイコキラーとかやっても良さそう。こんな2人のタッグなんて、そりゃ面白いでしょ?
韓国映画のリメイクというのもあってか、とんでもなく緻密に設計されている脚本。それを日本版に改変することも非常に上手くいっているし、緊張感は長続きするし、一切飽きが来ない。釘付けとはこのことで、気づいたら無我夢中になってスクリーンを注視しています。日付が大々的に表示される、ということは...。日本映画あるあるなので予測は出来たけど、この展開はやっぱり大好きだし、分かっていても中身は驚きの連続でした。
驚き、つまりどんでん返しが中盤に組み込まれている珍しい作りで、ボルテージは上がりっぱなし。こんなに秀逸な見せ方があるだろうか??原案となった韓国の映画もこんな感じなの??全然知らないので比較できないけれど、まんま再現したとしても、リメイクするにあたって作り加えたとしても、素晴らしい設計だと思う👏 日本でこんなに楽しくて興奮するサスペンスが見れるとは思わなかった。綾野剛主演の「ドクターデスの遺産」とは大違いだネ!
刑事が降かかるあらゆる災難を逃れようとする場面や、そんなとこで?なシチュエーションで笑っちゃったり、想像もしない奇想天外なアイデアに感心したり。更には大胆なアクションに手に汗握ぎるし、見応えが尽きない最高な日本映画なんです。が、ラスト5分は頂けないかな〜。エンドロール直前のラストは良かった(気持ちいいひとセリフが欲しかった)けど、アクション→ちょっとしたどんでん返しが、なんか間延びしていて残念。せっかくここまで良かったんだから、もっと爽快感のある締めにして欲しかったな〜。
でも、分かりやすくて面白い、極上のエンターテインメントで、大満足でした!これはオススメしやすい良作ですね〜。岡田准一、ヒット率バケモンだよな。この人が出る映画は大概面白い。それはそうと、早くファブルの新作頼みますよ!!
ハラハラ&フフフ
映画館にて鑑賞しました。
リメイク作品だとは知らずに見に行きました。
主人公である工藤の短絡さ?というか雑っぽい性格がありつつも、機転が利く感じはとても面白いと思いました。岡田さんの演じ方も面白く、電話で尾田のマネをするシーンだったりと、時折間抜けなシーンもありフフフと笑えて良いアクセントになっていました。
逆に矢崎はでデキる男が終始追い込まれているという状況で、ラストシーンの表情はなかなかゾクゾクしました。
工藤も悪いことばっかりやっているし、悪手を打ってばかりで冷静に考えれば応援しづらいキャラなのですが、いつの間にかバレないでほしいな、と思いながら見ていました笑。
ハラハラしながら見れました。
全388件中、201~220件目を表示