「オリジナルを凌駕する点もあったけれど、このプロットで最後まで行くべきではなかった。」最後まで行く shoheiさんの映画レビュー(感想・評価)
オリジナルを凌駕する点もあったけれど、このプロットで最後まで行くべきではなかった。
オリジナルの韓国映画作品はかなり高く評価している。だからこの作品の期待も大きかった。年末年始に設定を持ってくるなど、極めて巧妙なリメイク作品にはなっているし、綾野剛も岡田准一も素晴らしい演技をみせているのだけれど、残念ながら最後が蛇足に蛇足を重ねている。オリジナルのラストこそが「最後まで行った」オチなのだと思う。結局、砂漠のとかげが永遠に足を交互に踏みかえているように、あざといオチで循環させてしまっては駄目でしょ。
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