「ヒヤヒヤとした緊張感が手に汗をにぎる」最後まで行く Qooさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒヤヒヤとした緊張感が手に汗をにぎる
クライムサスペンスはちょっと怖くて苦手で、この手の作品は観ようか観よまいかいつも迷ってしまう。今回はR指定もついてなかったので、多分大丈夫と思いドキドキしながら鑑賞。
割と序盤から轢き殺したことがバレるのかハラハラ、死体を隠せばそれがバレるのかハラハラ、何度となくそのバレそうでバレない瞬間が来て終始ハラハラする。
とうとうバレた、というかバレていたのか、何が待ち受けているのか、じんわり冷や汗をかくようなヒヤヒヤ感。場面は前日の矢崎の事の始まりが映し出される。
とても冷静にみえた矢崎。その冷静さが怖くもあったが、どんどん追い詰められて我慢の限界が頂点に達した時とうとう豹変する。
ここからの矢崎がアメリカ映画のゾンビみたいに執拗に追ってきて恐ろしい。だが途中からちょっとコミカルにも見えてきた。それでもハラハラはずっと続く。
最初轢いた死体を隠すところからいろいろと突っ込めるとこはたくさんあって、あれ?もしかしてこれ、コメディだったのかな?と思ったりもしたが、何が起こるか分からない緊張感はずっとある。
なるほど、砂漠のトカゲの話で柄本明扮する仙葉にみんな煽り立てられていたということか。
柄本明🟰狂気
さすがです
いつも怖いんです
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Uさんさんのコメント
2023年12月21日
確かに綾野剛は怖いけど生真面目で、それがコミカルに繋がっているように感じます。で、またそのコミカルが、笑えない恐怖に変わっていくのですね。
岡田准一は真っ当にコミカルで。