愛のこむらがえりのレビュー・感想・評価
全18件を表示
#33 夢を追いかけ続けること
彼氏の才能を信じながらも恋人としてはマンネリ化している女性が主人公のお話。
主人公はダメダメな彼氏の映画監督としての才能をひたすら信じて応援し続けるけど、彼女以外は本人すら誰も才能を信じていない。
彼氏が夢を叶えることが自分の夢みたいで、いわゆる一昔前の女性像。
でも飽きることなく主人公に共感しながら鑑賞できる作品。
最後は夢の一歩を踏み出せるんだけど、ここまで描かなくても良かったような気もする。
北陸三県を回る舞台挨拶付きの回で鑑賞。
珍しく撮影NGで時間も短かかったけど主演の2人や監督の人柄が見えて楽しい時間を過ごせた。
最後にマイクを3人で床に置いたとき監督が「キャンディーズみたい」と言ったのは笑えた。
さわやかな佳作
磯山さやかさんのファンで舞台挨拶目的で行きました。
映画自体は期待していませんでしたが、予想外(失礼?)に良かったです。
題材は特別目新しくはありませんが、ストーリーに無駄がなく、伏線もしっかり
していました。
主演の二人を助けるベテラン俳優陣もそれぞれいい味を出していました。
個人的には品川徹さんが、短い出番でインパクト大。
7月雨の土曜日、シネリーブルにぴったりの良い映画に出会いました。
磯山さやか目当てのコメディ
市役所勤務の地方公務員だった佐藤香織は、地元の映画祭で見た自主映画に感動し、仕事を辞め映画関係の仕事に就くため上京した。香織は、ある撮影現場であの自主映画を作った浩平と偶然出会い、2人は恋に落ち、同棲するようになった。それから8年経ち、浩平は新作映画も撮れず、年下の後輩映画監督の助手をし、香織はパン屋のバイトで生活費を稼ぎ、先の見えない生活を送っていた。そんな中、浩平が見切りをつけるために書き上げた脚本にほれ込んだ香織は、映画化を実現させるべく奔走し・・・てな話。
香織役の磯山さやか目当てで観に行ったが、なんかそれだけだった。菜葉菜、吉行和子、浅田美代子、柄本明、篠井英介など出演者もなかなか良く、面白くなりそうな要素はあるのにイマイチ。
コメディなのに笑えるところが少なかった。
スタンガンの篠井英介は必要か?
サブプロットが魅力的
“映画作り映画”にはハズレが少ない。
その多くは撮影現場でのドタバタが中心だが、本作は企画が撮影に辿り着くまでの苦労をコメディタッチで描いているのが特徴。
内助の功で主人公を支える磯山さやかがスクリプター志望というのも興味深い。
作中では主人公の脚本を評して友人にサブプロットが魅力的と言わせているが、本作自体でも篠井英介の殺し屋のエピソードがたまらなくくだらなくてよい。
ただサブキャラの魅力に押されて、メインの映画製作に向けての苦労がボヤけているのは痛し痒し。
自主企画を立ち上げて自力で映画を撮ろうとする主人公に対し、今の邦画の世界でどうすれば企画にスポンサーが付くのかを、映画業界に知悉した友人が説くシーン、説得力がある分ものすごく皮肉がキツい。
キャ〜アスティンぐぅ〜〜!
高橋監督で主演が東京乾電池の吉橋さんだと?!え!すごい!座長も出るし磯山さん好きですし、あと菅原大吉さんも!ワクワク向っていたのですが。。
マドンナのニュースが飛び込んできて
心配でそれ所ではなくなる('◉⌓◉’)
こむらがえっている場合じゃなくなる。
ヨボヨボ鑑賞( ; ; )
吉橋さんは以前和枝さんから「お前が映画主演するようなことがあったら大事なのは何かわかるか?がんばらないことだよ」と言われたそう。しかしクランクイン当日の朝、柄本さんから「がんばれ」とメールが来て「どっちだ?!」と思い緊張がほぐれたというエピソードを語ってらっしゃる記事を読みました。
和枝さん大好きな役者さんでした!!
吉橋さん、主演、キタよ〜〜!!
ストーリーは香織(磯山さん)と浩平(吉橋さん)が映画制作に向け奔走する物語。浩平の書いた脚本に感動し、その才能にかける香織。すごい行動力でとにかく応援する。やり過ぎるほどに応援する。
----あなたの夢は、私の夢----
って事でよろしく。もはや推し活w
こんなに男の人にプレッシャーかけて大丈夫なん??と心配になる。が、浩平はもどかしくイラつくけど憎めない人。2人は相性が良さそうなのでこれはヨシ。
吉橋さんはさすが、劇団じこみの演技で、こんな人いるよね〜の浩平を演じており、すっと入ってきました。
磯山さんの演技はほぼ見た事がないのですが。。コメディエンヌへの道は遠い。がんばれ磯っち!
でも香織のキャラには合っていました。
そんなお二人を通常運転の演技でさらりと追い越す柄本さん。出てくるだけで物語に奥行きが出ます。
人を応援できるってあたたかいなって思ったし、応援できる人がいるって幸せだなと思いました。レスリーみたいに2500万?酒でとかす様な愚行をするのなら出資したれ!!と思いました。
ここ数年はコロナもあり色々な事を諦めなければならなかった人もいるでしょう。夢を諦めない気持ち、みんな幸せになるといいな。
ただ、1つ!もっとコメディ寄りにふるか(無料パンフにライトコメディって書いてあるwwえーーーw)映画制作にかける熱い思いの方にふるかしても良かったかな?少し物足りなさを感じました。が、微笑ましい2人に癒されました♪
マドンナ大丈夫そうだった。
良かった。ちょっと安心だ。
メタ感のある映画愛のこもったドタバタコメディ
映画愛のこもったドタバタコメディで、磯山さやかの笑顔が見どころ。
全体の作りとして、舞台劇っぽい仕上がり。
柄本明さん主催の劇団「東京乾電池」出身のしゅはまさんが、自分が重要な役で出演した『カメラを止めるな!』をネタにするセリフがあったり。
邦画界の出資基準のおかしさをdisったりで、妙なメタ感が満載なのもありつつ、くすっと笑える小品でした。
「やればできる」は、誰かがいたから
「実は力はあるのになぜか上手くいかないヤツ」
誰もがそんな不甲斐ない人を、友人、知人、あるいは家族・親族の中にひとりは知っているのでは。
主人公の浩平はまさにそういう男。
「お前さぁ、本気出せば意外といけるんじゃね!?」
この映画を見た人はきっと、そんな思いで彼を眺めるはず。
しかし同業の先輩や、恋人である香織、そうした身近な人達の言葉と思いを受けて浩平の目の色が変わる時、あなたは自分の中にも一本の筋が通ったような感覚を味わうはず……。
浩平のシナリオを映画化するまでは山あり谷あり。
二人の夢を実現するため、香織も奔走する。そしてその奔走は、見ていて清々しい。
なぜか怪しい登場人物も次々と現れ(笑)、巻き込まれ、巻き込み、人が人の心を動かし、その動かされた心が、また次なる人の心を突き動かしていく――。
『愛のこむらがえり』という映画には、夢を共に追うという体験だけでなく、「人ってそうやって生きてるよね」という深い洞察を与えてもらった。
夢を追う男とその男を支える2人を描いたハートフルな邦画。 本年度ベスト級。
映画作りの作品と思いきやちょっと違ってたけど、映画愛は感じられた印象。
映画監督を夢見る田嶋が作った自主制作の映画に惚れ込んだ磯山さやかサン演じる香織。
パン屋で働きなが田嶋を支えている感じ。
撮影現場では下っぱの田嶋が監督になる事を諦めようとするものの、香織が後押しして行く展開。
最近観たスピルバーグさんの自伝映画の様に、一本の映画を観てその人が映画人生を歩む感じの作品。
田嶋を支える香織もその一人となってしまった感じ。
映画が及ぼす影響ってバカには出来ない事も表現していて、これからは映画は真剣に観ないとと痛感する(笑)
田嶋を演じた古橋航也さんは劇団東京乾電池の方だそうで弱気な演技は流石の劇団出身って感じ。
映画を作るにはスポンサーによる資金も必要で「原作市場主義」と言う言葉が心に残る。
映画作りの色々な大変さも感じられた感じ。
本作は思ってもいなかった舞台挨拶付きで満席。
特別料金だったけど、ちょっと得した感じでした( ´∀`)
磯山さやか演じるヒロインが魅力的なハートフルコメディ
磯山さやかはバラエティ番組の印象が強かったけど、この作品の演技は抜群!
ヒロインを実にチャーミングに演じている。特に酔っぱらう姿が最高に魅力的。
愛するパートナーのために何でもやってしまうというヒロインで、「実際にはこんな女性いないだろう」と思いそうなところなのだが、磯山さやかがキュートに演じ切っていることで、このキャラクター設定にも納得してしまう。
パートナーを演じている東京乾電池の吉橋航也も好演。冴えないのに、なかなかどうして憎めないという役にうまくハマっている。
脇を固める柄本明はさすがの存在感。
『愛のこむらがえり』というタイトルからは内容が見えづらいけど、映画を作るという想いを背水の陣で実現しようと奮闘する主人公カップルに元気をもらえる作品。
人生うまくいかないときでも「もうひとがんばりしてみよう」と思わせてくれるような、ハートフルな良作でした。
エンディング曲最高
コメディタッチで面白く
それでいて心温まる映画でした〜
ぽんっと背中をやさしく押してもらえるような作品でした。
「夢」をもった人だけでなく
日々、何かを乗り越えようと思っている人に
ちゃんと見てくれている人がいるよ
ということを届けてくれてる映画でした。
そして
エンディング曲の「夢がよぶほうへ」が超すてきで!!
ぜひ劇場に足を運んで観てみていただきたいです!!!
とても素敵なえい映画でした!
夢追う2人の物語。等身大で涙あり笑ありのとても楽しい映画でした。
夢を追っているがなかなか上手くいかず、諦めかけているそこのあなた。
2人の物語をとおして、自分は何がやりたいのか。考えてみて下さい。
あなたへの応援映画となってます!
才能もセンスも無い人の褒め言葉
歴18年で監督になる夢を諦めかけた助監督の書いた脚本「愛のこむらがえり」を映画化しようと奔走する彼女と脚本を書いた彼の話。
8年前に彼の撮った映画「狸のおむつ前後逆さま」に感動し映画業界に足を踏み入れ今は彼女となった彼女が、先輩助監督にノセられて書いたと、脚本をみつけて読んで大感動し巻き起こって行くストーリー。
最早嫌がらせに見える拍手に始まり、あれ?ちょっとヤバイかもと思ったら、いくらコメディとは言え作りは荒いしテンポは悪いし、そのせいでコミカルな筈の部分も笑えないしという悪循環。
スタンガンは痛いし気絶しないですよ…まあペインレスそのものがまるまるいらないパートだけどね、と正に愛のこむらがえりの初稿と同じ評価を狙ったのなら大したものだけど、それって面白くなりますか?
そしてお父さんや西園寺の言っていたことが正しいと思いますよという感じだけど、とりあえず大した理由も無くハッピーエンド。
まあそこはコメディだしねとは思うけれど、愉しさが殆どなくて残念だった。
キャラ設定とキャスティングが最高 磯山さん、かわいくてしかもきれい...
キャラ設定とキャスティングが最高
磯山さん、かわいくてしかもきれい
吉橋さん、だんだんかっこよく見えて来た
中だるみを少しだけ感じたので4に近いけど3.5
磯山さやかの笑顔がたっぷり見れます
コントで鍛えた磯山さやかの演技は、バッチリ。東京乾電池の吉橋航也は、見た目も経歴もくすぶり感十分(本人談)。
最後まで楽しく見れるんだけど、ハロルド道永の件は余計。横道にそれただけで、時間が無駄になってる。この時間があったら、「愛のこむらがえり」をもっと見せて欲しかった。
柄本明が出演するシーンは、時間が濃厚に感じる。2023年に入ってからスクリーンで柄本さんに会うのは、もう4本目。間とかセリフとか、勝手に自分でアレンジしてる感じが伝わってくる。磯山さやかの素のリアクションを引き出して楽しんでる。
磯山さやかの笑顔がたっぷり見れます。大ファンの僕には、この特典で十分ですが、名優の渋い演技もついてきます。
完成披露イベントにて
追記
たぬき(磯山さやか)が、才能のない監督を騙して一本きりの名作を作らせてしまう物語であるという説を耳にした。たしかに磯山さやかは、たぬき顔🦝
全18件を表示