「いちまんえん」水いらずの星 ひろちゃんのカレシさんの映画レビュー(感想・評価)
いちまんえん
舞台挨拶で監督が、撮影現場での即興性を重視するという意味のことを仰っていたが、剣術の試合のような室内シーンのヒリヒリ感にそれが活かされていた。あの、世の中のすべての甘っちょろいモノを蹴り飛ばすような緊張感は演技者の自発性の賜物だろう。
誇りも生き甲斐も生活基盤も家庭も何もかも失った二人を最後に結びつけるものは何なのか、少なくとも言葉としては理解出来なかったが、だからこそ映像化する意味があったのだろう(ちょっと負け惜しみ)。
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