ミステリと言う勿れのレビュー・感想・評価
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大人気❣️
シアター1での鑑賞、TOHOシネマズで初めて入った。広い、座席が弓なりにカーブして並んでいる。お客さんの入りも多い。
さすが大人気作❣️
あっそうか、TV観ていないのでわからなかったけれど、菅田将暉さんの天パー、金田一耕助を意識してなんですね。
可愛い原菜乃華さんのドアップ満タンで話が始まりずーっと次への展開をワクワクしながら観ていきましたが、
見つけたUSBを観るのに、なぜ蔵の中⁉️
電源あるのかな❓ 辺りからちょっと、
レトロな喫茶店で話し合う中、松下洸平さんが、一人抜けて行く時、
この人だと閃きました。
おもしろかったけれど、
弁護士税理士のお二人が、代々伝わるからと言って、殺人するとは考えにくい。
松下洸平さんのセリフも、ちょっと普通じゃない人に仕立てて原菜乃華さんに責任なすりつけて泣かすのも、ラストでの
菅田将暉さんの、
「カウンセリング受けたら。」に繋げる為みたいだったし、
あのストーンブレスレットの場面、いるのかな?
急いで帰って、しまった❣️
エンドロールの後にオマケが‥‥😱
乾く前のセメント
原作未読です
冒頭の事故シーンは別にして、スタートが、広島市内の観光案内で女の子が無理矢理に本ストーリーに持っていくあたり、昭和感満載です
犬神家の一族をオーバーラップさせたかったんですかね?
汐路が都合よく思い出していくところは、どうかと思いましたし、みかんジュースに入れた薬は、あんなに遅効するんですね
鬼の集いは、おどろおどろしく、狩集家の秘密と結び付く軸の部分は、怖くもあり、知りたくもあり
それぞれに真実があって、その信念に基づいているので、躊躇なく行動しているのも怖いです
3人の鬼は真壁家と車坂家と、狩集家の当主ということですが、真壁家と車坂家も乗っ取ったんですかね?弁護士と公認会計士になるというのも当主を引き継ぐ以上に大変だと思うのですが、信念で資格を取ったということなんでしょうね
段田安則さんと角野卓造さんからは、その執念が見えず、松下洸平さんが引き立っていました
菅田将暉のラジオと言う勿れで、子供って乾く前のセメントみたいなんですってが1番言いたかったセリフと話していましたが、私にもそのまま固まってしまったところもある気がしました
観察眼
田村由美さんのファンだ。
勿論、本作の原作も読んでる。
楽しかったー
テレビシリーズは見てないので、コレが初見。何より楽しかったのは、整の長台詞だ。
ちゃんとあった。いや、寧ろ売りくらいの扱いになってるのが嬉しい。
事件に関する事もそうでない事も、彼が話す持論はとてま思慮深く、本質を捉えて離さないように思う。
文字で読む時は、何度か読み返す。それが音声になって聞こえてきた今回は、脳の深くに沈殿していくようで心地がいい。
あんな考え方や捉え方をする主人公だから、彼が話す一言一句に「真」があるように思えてくる。
彼は喋る人ではなく、喋れる人で、その裏側には膨大な知識と、そこから連なる答えを持ってる。
それはそのまま、原作者・田村由美の脳内なのかも知れず…アウトプット先の一例なのかもしれない。
作中に「とある映画の台詞で…」なんて喋り出しがあり「犯罪とは努力の裏側」みたいな台詞がある。
エンドロールを観てたら、どうやら実際にある映画から引用したらしい。
驚いた!
別に創作でも構わないと思うのだ。
フィクションだし、そんな映画なくとも「映画で」と枕詞を付けちゃえばいい。
でも、存在する。
作者はその映画を観たか、聞いたかして、心に留めて原稿に落としたのだ。
小説家と漫画家の頭の中を覗いてみたいとホントに思う。特に田村由美さんの頭の中は。
「人の弱さ」とか「女性の幸せ」だとか、古くから慣習に準えて出来上がった価値観さえも覆す。
ここが変だよ日本人!的な事で大好物だ。
なんなら広辞苑とかに掲載されてる単語の成り立ちにまで言及する。長きに渡る男性上位社会の負の遺産なのかもしれない。
原作読んでて激しく頷く事も多ければ、目から鱗な事も多いのだ。
さて、そんな宇宙の如き広がりを見せる記憶領域を持つ主人公は、高性能な観察眼をも持ってる。
普段はどこか抜けてるのだけれど、彼の芯は強い。
それは歴代の名探偵の符号のようでもあり、金田一耕助しかりコロンボしかり、古畑任三郎しかり。
相手の油断を誘う為の擬態みたいなものなのだけど、彼の場合はちと違う。スキルではなく素体なのだ。
相手が勝手に見間違う。
…映像にされるとそんな事まで考えられて楽しい。
素体だからこそ、はぐらかさない。
彼の眼差しは、常に対象に向けられてるように思う。あまり瞬きをしてる印象もない。
強く静かに問いかけ、投げかける。そんなイメージがある。それは今までには無かったタイプなんじゃないかと思う。
菅田氏の真っ直ぐな目が印象的だった。
綺麗ではなく澱みのない眼差しだった。
原作は漫画なので、瞬きなんて設定が描写されるはずもなく…もし、それが役作りの一環なのであったなら、映像制作者としての功績なのかもしれない。
ラストに自供を促す台詞がまるで違和感ないのが痛快だった。快感と言ってもいい。
相手を観察し知り、想定した後の一手。あの台詞がハマったって事は、この作品は成立してるって事の証明でもあると思う。
物語は、田村由美さんが書いているのだから面白くない訳がなく…人間の心理と生理に則ったプロットで味わい深い。
ただ、映像になった分つまづきを感じた部分も無くはなかった。
田村原作のアニメなり舞台はありはするのだけど、なんとなく焦点が合ってる印象は薄く…ドラマを押し出すのは間違いではないのだけれど、実のところそこではなく。
ドラマを構築する人々への繊細な心理とか機微とか、人物に向けての造詣こそが真骨頂だと思ってて、そういう意味では大満足の一作だった。
コレはもう菅田氏を絶賛するしかなく…プッと吹き出すようなカットも多々あって、関係各位にお礼を述べたい。
楽しかったー
▪️追記▪️
『ミステリと言う勿れ』この題名について考えてみた。
ミステリを辞書で引くと
神秘的な事、謎、不可解なんて言葉が出てくる。
表題は「言う勿れ」一括りに断定するなよって言われているようにも思う。
知らないから"謎"であり、分からないから"不可解"なのだ。ならば、それについて知り、理解を深めていけば謎も不可解も消滅する。
その糸口は、何より“対話"なのだと思う。
人に向かい、先人達の文献に向き合い対話し、自らに落とし込む。
主人公・久能整がやってる事そのものだ。
レッテルを貼る前にもっとやれる事があるだろと言われてるようで、とてもイカしたタイトルに思う。
▪️余談
常々思う事がある…。
たまに、随分前に書いたレビューに「共感」される事がある。どうやって僕のレビューを見つけるのだろうか?
その作品に投稿される数百のレビューの内から掘り起こす?僕のレビューから該当の作品を探す?自分が投稿したレビューは1000を超えている。
…方法が分からない。
共感してくれた人のレビューを読もうとページに飛ぶも、スクロールしても該当の作品には辿りつかなかったりする事もある。
簡単なやり方があるなら教えてほしい。
僕にとっては、まさにミステリーだ。
顔のアップが多い、美術がちゃっちい…
ドラマの時から思っていたけど、犯人の描き方が上手いよなー!
でも、ミステリーじゃないな…
真犯人の言動には小さな伏線はあったけど、事故死の真相を解くのに手帳だけではヒントが弱すぎる。
犯人達の爪の甘さが致命的過ぎる。
舞台の痕跡を消しきれていないのもそうだし、8年の間に4つの蔵の下の人骨をなぜ処分しなかったのかが謎。
人骨以外にも一族の悪習に関わる品々が大量に蔵に残されてたままになっていたことがガバガバだなと思った。
一番の違和感は、役者の顔のアップが多する…
特に原菜乃花の顔だけのカットが異常に多い。
最近、硬派な映画を見ることが増えたからか、この違和感に気付けたのかもしれない。
最近は、脇役にもある程度セリフや見せ場を与えて、キャラを立たせる作品が増えている印象があるし、そういう作品に自分自身も慣れてしまったせいもあるのか分からないけど、菅田将暉と原菜乃花だけやたらカメラが寄ってる。
かと思えば、柴咲コウや町田啓太には寄らないというあからさまな演出がされている。
原菜乃花を売り出したいのは分かるけど、こうもあからさまだと作品の質を落とすことにも繋がる。
先月「春が散る」というボクシング映画を見にいった。
橋本環奈が出演していたが、ほぼすっぴんに近い暗いメイクで、ヒロイン的立ち位置だけど、作品の邪魔はしていなかった。(あくまで個人的意見だけど)
フジテレビが絡むと、演出のあざとさや露骨なゴリ押し感が見えてしまうから、俺はやっぱり苦手だなと思った。
本日もとっ散らかってレビューでした!
整くんが愛おしい
ドラマで結構好きで見にいきました。
整くんが広島に来て、そこで事件に巻き込まれていくのですが、そもそも広島に来るように仕向けられていたというのが、らしくてウケますね。
狩集家の遺産相続争いに巻き込まれて、与えられた蔵の鍵とともに遺書の謎を解こうとする4人の従兄弟たちと整くんと弁護士。
犯人は、、最初から違和感しかなかったので想定通りでした^^;
蔵は怖かったけど、DVDの話がめちゃ面白くて、絵とナレーションとともに引き込まれました。声が良すぎました。
整くんが、女性の幸せについて語るところがよかった!
女は愛嬌、女の武器は涙、女の友情は脆い、男勝り、女の敵は女、、など女の言葉はたくさんあるけど、それは男性が作った言葉で、女性はこうあるべきという、女性をある型にはめるために作られたのだと。なるほどなーと納得しかなかったです。
で、なんで天パで色白の人が殺されないといけなかったのか?本当の狩集家の人たちを殺した鬼(と呼ばれる)と似ているからというのはわかるけど、、鬼が自分たちの血筋を引く子孫を殺すってなんで?とそこだけ理解できなかったかな。天パじゃない人を殺すならわかるのにな、、。
正当な子孫の報復を恐れてバレないようにひっそりと暮らすため?でも資産家で引っ越したわけでもないんだから、、隠れ住むのは難しいよね^^;
あとなんでいとこの1人だけが広島弁バリバリなんだろうとか気になりましたが。
そして松嶋菜々子さんは相変わらず美しかった!石のブレスレットをプレゼントするシーンもよかったですね。
エンドロールで佐々木望の名前があったからどこで出てたのかと思ったけど、ニュースのナレーションかー、そこまで気づかなかった、、昔好きだったのに、声だいぶ変わってわからなくなりましたね。
セメントが乾く前に
漫画単行本出てるところまで既読済
今回のテーマ
セメントに落とされた物
鬼の集まり
人が弱いことを知る
町田啓太イケメンだな〜ほんとイケメン
柴咲コウがゆらすぎて!美しくて眼福
原作で好きなネオは広島弁がこわかったw
しおじは可愛い
実写化にありがちなキャラクターに対する違和感が少ないよね
細かいセリフや設計は映画に全て入れられないだろうから、そこは物足りなく感じた
行きの新幹線、人生の伴侶〜、あたりがないのはストーリー的に唐突だし、
家を調べていてネグレクト、っていうのもなくて、しおじへの救いが少し足りないのかな?とか。
朝ちゃんが淡々としおじのおかげと語り、
しおじが、わたしがパパを殺した…?というところは実写だとさらに悲しくなった。
親の足を引っ張るどころか…
さちちゃんをスパイにしようとしたネオに言った言葉がね…
エンドロールの最後、大隣署の一幕わろた。
広島でも事件に巻き込まれてるのか!?わろ
原作者の作品おもしろいものばかりだから、もっとたくさんの人に見てほしい。
ミステリも、ほかのエピソードも面白い、奥深いのばかりだから原作読む人がもっと増えてほしいな〜。
連載中の風呂光のエピソードも気になる。
青砥さんエピソードも今この事件が出てくるか、ってい複線回収がある。
おもしろかった!
映画付き合ってくれてありがとう!
2023.9.29 映画館
分かり易いミスリードと犯人+2つの違和感
原作未読ですが、ドラマは観ていたので、久能整の相変わらずさは、愉しかったです。ただ、ミスリードも犯人も、若干分かりやす過ぎるかも。加えて、犯行にも「鬼の集い」にも、違和感がありました。
①汐路の狂言
汐路(原菜乃華)が1・2歩通り過ぎた処に植木鉢が落ちた時点で、狂言に感じた。階段の油も、最初に怪しく感じたのは汐路だった。ただ、久能は汐路を「芝居がかっていた」と描写するので、狂言と分からせる演出だったのかもしれない。
②朝晴の失言
「蔵に何かあった?」と訊いた朝晴に、久能がホラー映画に例えながら人形の存在を語ると、朝晴は「そんなに大きくないでしょう」と突っ込む。この失言で、朝晴は蔵の人形を見た事があると気付かない人はいない筈。後で久能が説明する通り、弁護士の父を手伝う過程で見た可能性もあるが、それなら「何かあった?」という問そのものがおかしくなる。 この件だけで犯人と断定はできないが、以降この失言以上の怪しさを誰にも感じなかったので、朝晴が犯人と明かされても、やっぱりねとしか思わなかった。
③天パ殺しのタイミング
真壁家と車坂家が、狩集家の天パを殺すタイミング、遅すぎない? 天パ殺しに気付いたキッカケは故人の写真だが、皆かなり成長していた。バレたくないなら、もっと早く始末すべきでは? 久能整は天才だから仕方ないとしても、狩集弥(滝藤賢一)にも気付かれてしまっている。全く隠蔽できていない。仮に、狩集家に気付かれない為に、一定の年齢まで生かしていたとしても、あんなに写真残しといちゃ駄目だよね。真壁家と車坂家の隠蔽能力が、低すぎる。
④ヒントの為だけの「鬼の集い」
宝田完次(ダンディ坂野)が書いた「鬼の集い」。事件の背景が解明される為に必須な戯曲。完次は、親族の呪われた歴史を告発したかったのかもしれない。ただ、出資者向けの朗読DVD観て、金出したいと思った人いた? 舞台劇をそれなりに観てきたので、救いの無い演劇にも遭遇したことも無くはないが、「鬼の集い」はエンタメ性がないばかりか、社会批判も教訓もなかった。出資を募って上演される芝居としては成立し得ない。事件を解くヒントしてしか書かれていないのは、あまりに不自然極まりない。
P.S. 久能整が、ゆら(柴咲コウ)の父の「女の幸せ」という言葉にキレるが、彼の理論はあまり正しくない。久能は「女の幸せ」は、オジサンが決めたオジサンにとって都合がいい概念で、十人十色な女性を一括りにして幸せの形を決めつけるな、と説く。ただ、久能もしくは、原作者も脚本家も、十人十色な筈のオジサンを一括りにしていないか? 女性の一括りを批判するなら、オジサンを一括りにした時点で論理は破綻する。「男性優位社会」が「女の幸せ」を規定したという方が、まだ納得しやすい。
ドラマより面白かった
田村由美さんの大ファンで、ドラマはあまり楽しめなかったのですが広島編が映画でやるとのことでとても期待していました。というのも内容がテレビでやるにはちょっとキツい描写が多いと思うので。
ドラマはコメディ要素多めで、私はそれが合わなかったのですが映画はコメディではなく気の抜けた緩さのような描写になっていたのでよかったです。原作漫画に近い雰囲気になっているなと思いました。
どこかのインタビューで原作者描き下ろしイラストが使われていると見て、鬼の集のところだ!と見てすぐ分かったので大好きな漫画家さんの絵をスクリーンで見れたのは感動しました。もうこれだけで満足したくらい嬉しかったです。
役者さんも素晴らしかった。特に汐路役の原菜乃花さん、この話は汐路が中心の話でもあるのでどうなるかと思いましたが、等身大の女の子で意思の強そうな瞳や子供らしい表情に魅入ってしまいました。そして松下洸平さん、彼も物語の重要な役でありながら前半は影の薄い存在で、でもしっかり車坂朝晴としてそこにいたのが良かったです。松下さんは心が純粋な人の役をよく見ていたのですが今作でもそれが良く出ていて、ハマり役だなと思いました。
しかし一番驚いたのはエンドロールで初めて気づいたダンディ坂野さん。脚本家の役ですよね?あまりしっかり顔が出てなくて名前を出されるまで気付きませんでした。ダンディ、年末年始のバーゲンのCM以来久々に見ました。
漫画から省略されている箇所があるのは仕方ないですけど、それでも一本の話として綺麗にまとまっていたしとても楽しめました。田村由美さんの漫画の緩くてほのぼのした雰囲気や、残酷なところはとことん残酷に描く落差が映像で見れて満足です。それでもやっぱり残酷ぶりは控えめかな…とは思いましたが。
野崎家住宅行きたくなった
被害者一族と加害者一族がこうもわかり合えるのか、遺産を巡る謎解きはあれでいいのか、という疑問は湧くが、面白かったですね。
舞台となったのは広島だけど、メインロケ地の岡山にある野崎家住宅は訪れたくなった。
程よい感じ
ガチガチの謎解きではない
程よいミステリー
観る時も原作を読んでるので謎解きを探るのではなく
整くんワールドの気持ち良い世界観に浸れた作品
何よりもドラマ編であった余計な演出がなかったも観てて気持ち良かったです。
作り手の愛を感じる純粋に楽しめて良い映画
上映時間を冗長に感じさせないストーリー展開、サスペンス、ミステリー、コメディ、人間ドラマの要素がバランス良く詰まっていて楽しめる映画でした。
個人的には2つ新鮮な点がありました。整君がこの事件に関わって以降の死人が1人もいなかった(...はず)のが、犬神家的になる展開を覚悟していて良い意味で裏切られ、かつ斬新でした。
また、終盤で汐路ちゃんに対して整君がセメントの傷跡が少しは埋まるのではと母親の付き添いでカウンセリングの受診を助言するシーンは、これまで他のドラマではまず見ないヒロインへの犯罪被害者支援的視点があり、新鮮でした。整君の傷ついてきた過去の経験から来たであろう人間性が溢れた言動であり、菅田さんの演技力はもちろん、汐路役の原さんの演技力にも引き込まれ、とても気に入ったシーンでした。
他の方のレビューでも目にしましたが、ドラマ主題歌のカメレオンが流れるタイミングも絶妙で胸が熱くなりました。
まんまと作り手の意図にハマったようで全体的にはマイナス面が見当たらないので少し悔しさはありますが、それだけ作り手の愛情が伝わる映画でした。
ガロ君の存在やエンディングの刑事たちの会話の繋がりがドラマを観ていないと意味不明な部分は生じてしまうでしょうが、映画のみ観にいっても十分楽しめる気がしますし、逆にドラマを観ていなかった人にはドラマを観るキッカケを与える力があったと思います。個人的には今年1番オススメできる映画でした。
役者達すご。おもしろかった
・整君がカレーを食べようとしているシーンから始まるんだろうな、と勝手に予想してたけど外れた。
・鬼の集いのシーン、ナレーションの女性の声と絵がマッチしていてすごく不気味だった。
・弁護士に本当のことを聞かされ、「汐ちゃんのせいだよ」と言われた時の汐時の精神が壊れていくような泣き方の演技にすご!と、引き込まれた。
平日にもかかわらず映画館がほぼ満席でした!隣の席のおばさんがはじめから最後まで爆睡していた(車が崖から落ちて爆発するシーンでびっくりして起きたけどまた寝た)後ろの席の人も寝息たててた。整君、見た目も声もホワホワしてて陽だまりのようで、見てて眠くなる気持ちわかる。整君癒しですね。
まだ行ったことないけど、日本でもカウセリングが当たり前になればいいなあ。
モヤモヤ感
ドラマを見てハマリ、気になる終わり方だったので、絶対続編があると楽しみにしていました。映画は、続編ってわけじゃないようですが、TVerで復習して映画に臨みました!
ドラマも映画もこの作品は菅田将暉演じる久能整くんに会える作品といったかんじ。
ストーリー的には、ん~ってとこで、原作があるから仕方ないのかな。
ミステリー云々というより、整くんの常々思っていることを聞く作品と思えば及第点。
キーマンになる松下洸平さんの演技が、物足りなかったように思いました。朝晴をもし菅田将暉さんが演じていたら、最後さらにグッと惹き付ける魅せ方をしてくれたんじゃないか…
朝晴次第でこの作品の良し悪しがもうワンランク変わったような。
少し前に別ドラマで町田啓太さんが最後に豹変する役を演じられていましたが、そっちの方が素晴らしかった。
何のために放火しようと思ったのか、
すっかり忘れかけた遺産相続は?
汐路が整くんに宝石を見せて、もう一捻りあるのかと深読みしてしまったり。
なんか、消化不良。
でも、エンドロール後の3人組、やっぱり笑わせてくれました。
感動できる、第3極になり得る推理大作の登場!
元は漫画からで、TVドラマでも人気を博していたが、確りとした感動が得られる点が素晴らしい。一見 八つ墓村?犬神家?ベ-スとも思えるが 身近な視点を駆使した展開が観ている側にも正しく伝わり感動域に達するように作られている。
この流れを産む事が出来るのは 昨今の偏った推理物に流れず独自な解釈展開を常としているからであろう感じる。
菅田さんの活躍と
次回作にも大いに期待!!
なぜテンパを殺すの?
一族にテンパが出た。そんなことでそんな疑い持たれる?
仮にそうだとしてなぜおじさんになるまで殺さないの?
そんな恐ろしい犯罪者たちが、逃げた子供に対してそんなに怯える?
てか、テンパ関係なくみんな犯罪者の子孫ってことだよね?なぜそこはふれないの?
もう納得できないことだらけ
物語は秀逸だが、犯人の犯行動機は、アレで良かったのだろうか???
原作は未読です。ドラマは全話観ました。
今回は、原菜乃華さんがMVPだと思います!!
難しい役柄ですが、見事に演じ切っていました。その凄まじい演技力は、菅田将暉君に引けをとらない大活躍だと思います!!
本編は、ミステリーのロジックはしっかりしていて見応えがあり、人間ドラマとしても秀逸な物語だと思います。
ですが、肝心の推理パートでは、最も重要な手掛かりが、いとも簡単に掴めたり、犯人像も何となく容易に想像が出来たり、犯人の犯行動機も???で、個人的に納得感が得られず…ご都合主義が見え隠れする、強引すぎた演出が少し残念でした!!
さすが
妻の都合で予定より1週間遅れての観賞。
結果的には期待感が1週長く持てたということでオーライか。
菅田将暉はさすが。
彼を観ているだけでこの映画の価値はあると言える。
しかし、内容的にはかなりガッカリ。
原作ファンの中でも評価の高い広島エピソードとの触れ込みで期待していたが、
ホントなの?と疑いを禁じ得ない。
まず、最大の難点はキーワードがテンパーであること。
それを以て抹殺対象になるってどう考えても合理的ではない。
もしそうなら少なくとも最後に登場する縁の者は
菅田以上の壮絶なもじゃもじゃであるべきだしそうあって欲しかった。
そして、あの彼女のそういう姿を見てみたかった。
加えて、3匹の鬼の時点でほぼほぼ大枠は見えてしまう。
それからは大きな意外性もなく終わってしまった。
さらには新人なのだろうか、少女役の女優もやや物足りなかった。
正直言って、テレビシリーズの方が上、フジにありがちなパターンかな。
TV同様ミステリーに包まれて。。
原作は全く知らずTVドラマに魅せられて鑑賞しました!
久能整の理路整然のロジック談に引き込まれっぱなしの2時間余りです。子供はコンクリートが乾く前のようだとのセリフ。乾かなければもう一度綺麗にすることもできるとのセリフに汐路さんがふと我に帰るシーンがとても印象的でした。TVドラマよりも2時間集中して鑑賞できるのでTVドラマファンの方も是非鑑賞下さい。
面白い映画をありがとうございましたm(_ _)m
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