「陽動」崖上のスパイ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
陽動
1934年ハルビンを舞台に「ウートラ」という作戦を遂行するスパイと警察の攻防をみせる話。
日本軍の秘密の刑場から脱走した男を国外脱出させる為に暗躍する4人のスパイと、摘発しようとする特務警察という設定で、満州国のどこぞの森に降りたったスパイがハルビンを目指して始まって行く。
二手に分かれて行動を開始するけれど、いきなり協力者だ裏切り者だと始まって、誰がどんな立場の人間か非常に判りにくい。
満鐵に乗ってハルビンに向かうも厳しい検閲でたどり着くのは難しい…あれ?車であっさり到着?
その後もスパイと協力者と特務科と内通者とごちゃごちゃごちゃごちゃ激しい争いを繰り返していく展開で、スパイだけど暗躍感は…序盤で別行動になった人物のキャラというか見せ方が特別で、この人は多分…となってしまったしね。
これはこれで見応えはあったけれど、イマイチ入り込み難くて、誰が裏切り者?誰が内通者?とかいう感じでもないし、ずっと俯瞰でみている感じだった。
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