劇場公開日 2023年2月10日

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対峙のレビュー・感想・評価

全110件中、61~80件目を表示

4.5タイトルなし(ネタバレ)

2023年2月18日
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鑑賞方法:映画館
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りゃんひさ

2.0睡魔との対峙

2023年2月17日
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ジョージ

4.0知的好奇心を刺激した

2023年2月17日
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密室での4人の会話劇が、こんなにヒリヒリ緊張感に溢れていて、怖いとは。
そして、この作品のすごかったところは脚本や役者の演技に加えて、撮影でしたね。
登場人物の心境によって、寄りになったりするのは普通ですけども、お互いの理解が深まるごとに、レンズにどんどん広角を多用。
最後には画角(縦横比)が変化し、超広角レンズを使用するという。
見ている景色が変わっていくことを見事に表現していました。

2018年のフロリダ州パークランドのM・S・ダグラス高校乱射事件を知った監督が、アメリカで加害者と被害者(または本作のように加害者の親族と被害者の親族)同士で語り合う「修復的司法」を取材して作り上げたもので、リアリティに溢れたものだったのですが。
私には未知の、そんな司法制度の「新しい知識」を得られて、また『ヒトラーのための虐殺会議』の真逆な人間の共感・理解を深める感情のキャッチボールを惜しまない会話、そして「優れた表現」を観られました。
面白いとかつまらないとかの話ではなく、知的好奇心を刺激してくれて、観ておいてよかった作品だったな、と思いました。

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コージィ日本犬

3.5赦しは誰のため?

2023年2月17日
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自分のためでもあるのよねぇ。
加害者のお父さんは、まだまだ心の鎧が厚いね。
後2〜3回ぐらい脱皮しないと。

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Oyster Boy

5.0「赦し」がテーマ

2023年2月16日
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鑑賞方法:映画館

なんてすごい作品なのだろう、なんてすごい演技なのだろう、その気持ちでいっぱいです
何よりも赦す事が難しくて苦しい相手なのかもしれない人を赦す事の難しさ、きっと想像できないけど考えずにはいられません
効果音もなく、ひとつの部屋の中でほとんどが4人の会話で進行していきますが全く退屈せず、序盤から緊張感がすごくてストーリーの中にぐいぐい引っ張られてあっという間の2時間でした
何が起こったのかの回想もなく、どちらが被害者の両親なのかもわからいまま会話の中でその出来事がわかっていくっていうのがこの作品の良さなのかもしれません
4人の俳優さん達も本当にその立場なのかと思えるようなすごさでした

加害者のお父さんはどこか「自分達も被害者」って思ってるようで、それが私には違和感でしかありませんでした
そういう部分もあるのかもしれないけど、やはり被害者ではないとしか私には思えず、そんな人と一緒にいる加害者のお母さんはどんなに孤独なのだろう
それがあのラストで救われた気持ちになれました
「赦す」事は自分のため、それは本当にそうだと思います
まだまだレビューが書ききれないくらい思いがまとまりませんが、この作品を観て良かったです

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小町

5.0重厚

2023年2月16日
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やはり、赦す、ですね。被害者は素より、加害者も、相手、自身を。
この世の事象の問題、全て、赦す、しか無いんでは。

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ホモサピエンス

4.0GOD WITH US

2023年2月16日
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鑑賞方法:映画館

緊迫の、二組の夫婦。ある事件の被害者家族と加害者家族の対話、とまでしか情報を得ずに観だしたこの映画だったけど、その関係性は二組の醸す空気ですぐに分かった。
対話からだんだんとわかってくる、その犯罪。・・・過去は変えられない。・・・だから自分を責める?・・・私にはわかる。どう苦しんだか。・・・人生の価値。、、、平静を保とうとしても口からでてくる言葉の数々がとても重すぎる。結局、どう折り合いをつけるのか?冷めた目で見れば、どうせ最後は和解するのだろうよ、映画の筋書きとしては、という気持ちで観ている。だけど、その糸口はどこなのか、がさっぱり見えてこないほど、強張った被害者家族の心情だった。
でも、赦さないつもりでここに来たわけじゃなかったんだよね。許してしまうことで、殺されてしまった息子を裏切ってしまうんじゃないかと恐れていたんだろうね。
ふと思った。何度か挿し込まれた「柵の中の空き地」は、かつての学校の跡だろうか?事件後、悲しい記憶を消し去るように取り壊したのだろうか?両夫婦は、同じような理由で遠くに引っ越してしまったのだろうか?6年の歳月、他の家族は謝罪を受け入れたのだろうか?この夫婦だけが頑なに拒絶してたのだろうか?いろんな想像が、この対話の意味を考えさせられる。

最後に聞こえてきた聖歌隊の練習の歌声。おそらく対面する前だったら、雑音でしかなかったろう。心から赦す気持ちが、歌声を美しいと感じることができたのだ。それは神様の存在を身近に感じることができた証拠だと思う。(神を見たとかそういうことではなくて)。もしかしたら、事件後のすべての出来事から、こうしてここでの対話に至るまで、神はずっと見守ってくれいていたのだろうか。(もちろん、神の差配ということではなくて、寄り添ってくれていたという感謝の気持ちが湧くという意味で)

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栗太郎

3.5誰がわたしを救うのか

2023年2月16日
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JYARI

3.5全然スッキリはしないけど、それが答えなのだろうか

2023年2月16日
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Theo5

4.02023年ベストムービー!⭐️⭐️⭐️✨

2023年2月15日
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鑑賞方法:映画館

個人的な話ですが…

僕は中学2年の時と高校1年の時にいじめられた事があります…
そして、大学の頃にも、イジメとまではいかないけれども、なんか馬鹿にされた時期がありました。

今の時代ならナイフで一突きしていたかも知れない…。

果たして相手の家族や親族に「お前を赦す」と言われたところで、そんなの大きなお世話だと思うだろう…。

しかし…

この断ち切りたくても断ち切れない過去から解放されたいとも思う…これもホンネ。

(オレにネガティブな心情を何年にも亘って植え付け、この最悪な人生に少しでも"貢献"した奴らが、この地の果てのどこかで、もがいていることを心から祈るよ…)

たとえこんなオレでも、こんな映画を観ると少しは心が震えるのだよ…。

一度しかないこの人生を後悔せずに生き抜きたい…と思うのもホンネ。

*超オススメ!笑

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stoneage

5.0デリケートな問題に徐々にたどりつくまでの探り合いの会話は練り上げられた脚本と俳優陣の秀演だ。

2023年2月15日
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jollyjoker

4.023-024

2023年2月15日
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加害者の息子を持つ家族、
被害者の息子を失った家族、
当事者ではないがお互いの家族を代弁する姿に胸が詰まる。

救済と赦し
日本とは違う宗教観の下、
時に罵り、時に慰め、話に耳を傾ける。

讃美歌に流した涙が
少しでも癒しになって欲しい。

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佐阪航

4.0凄い

2023年2月15日
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4人だけの会話で
翻訳も良かったのかも。
迫力満点。

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まえあき

4.0よく考えられている

2023年2月15日
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お互いの心情の苦しさがよく表されており、流れに不自然さがなくドキュメンタリーのようだった

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1985

4.0子を持つ親なら誰でも持つ感情

2023年2月15日
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鑑賞方法:映画館

振りかえってみるに、自分は子供から見たらどう見えているんだろうかと、いつも不安である。表には出さないが、いつか暴発するんじゃないかという思いを抱いている。
この映画に出て来る二組の夫婦も同じ思いだろう。しかも一方は銃を乱射したあと自殺してしまう。どこで育て方を間違ったのだろうと苦しみ自責の念にたえない。
神戸連続殺人や秋葉原連続通り魔殺人の加害者の親族の苦しみは計り知れない。
キリスト教社会は神の赦しという捉え方がある。果たして日本ではそれに該当するものはあるだろうか。

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M.Ooi

4.0想像

2023年2月15日
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事件のシーンは無いけど、4人の気迫の会話から事件のシーンが頭に浮かんできた。

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あらじん

4.0被害者加害者遺族の逃げ場のない対話の先に

2023年2月15日
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悲しい

難しい

銃乱射事件の被害者、加害者家族の対話をシンプルかつ真摯に描いた本作。

舞台は静かな教会の奥にある一室。
集められたのはかけがえのない息子を失った4人の男女。
穏やかなアイスブレークから始まり、互いの本心に迫る時、全員の憎しみ、後悔の感情が溢れる。両者共に何故息子を失うことになったのかただそれだけを明らかにしたいだけなのに非難や拒絶が伴ってしまう。

両者共に鎮まることのない感情、ただ安らぎを求める空間に居合わせていいものかと鑑賞中は常に緊張感が走っていた。

自分は両家族の経験をしていないため、本作のように真実を包み隠さず話せるのか、加害者を赦すことが出来るのか検討もつかない。

今日も本作と同じ事件がアメリカで発生してしまった。すぐさまこの映画を考えて両遺族が長く長くひたすらに辛い日々を送ることになるとどうしようもなく悲しい気持ちになった。
軽々しく人生は良い方向に向くとは口が裂けても言えないが今はただこのような事件に遭われた方の心が安らげることを願うきっかけとなる作品だった。

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カイト

4.5あっという間の111分

2023年2月14日
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IMDbやRottenTomatoesで評価が高かったため楽しみにしていましたが、実際に観終わって「これはちょっと凄かった」というのが率直な感想です。
まず、「対峙」が始まる前段階から既に、会談の場所貸しをする教会スタッフに何かわからないけどイラつくところで、既に緊張している自分に気づきます。
そもそも正直「何でそんなことわざわざ…」と思いながら観ているわけですが、実際に二組の両親が一つの部屋で対峙する様子に、逃げ出したい気持ちが収まりません。
それぞれ考え方の違いはあるとしても「手に届くところに銃があり得る環境」や、宗派や信仰心の違いはあっても「赦し」という考え方があるキリスト教徒が一定数いる「アメリカ」は、私のような日本人に本当の意味で理解できているのか、ということもあるしまた、例えフィクションだと分かって観ていても、「どちらの肩を持つ」とか「正論めいたこと」を当事者ではない人間が口を出すことは出来ないと、ただただ見入るばかりです。
4人共に感情をあらわにしながらも逃げることなく対峙を続け、最終的には(多くは語りませんが)会談が終着するわけですが、そこからもまだ観ている私は4人が「部屋」を出た後も尚、「早くここから逃げ出したい」気持ちを抑えきれません。
なのに、映画が終わってみれば「本当に111分もあったのか」と思えるほど濃密な時間で、さらに思い起こせば「なんか、殆ど編集点がなかったような…」と役者たちの凄さにまた感心してしまいます。
兎も角、凄かったの一言。是非、映画館でどうぞ。

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TWDera

4.0赦し

2023年2月14日
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m m

4.5これは 愛の映画です

2023年2月13日
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これは

愛の映画です

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jung
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