「見るもの、聞くものだけが、真実ではない…」怪物 KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
見るもの、聞くものだけが、真実ではない…
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親、担任の先生、子供、それぞれの視点によって事実が異なるということ。ましてや、子供の嘘や、周囲が強要させた嘘、噂によって、真実とはどんどんかけ離れていく。冒頭、親の視点から見るので非常に心がざわざわと不快な時間が長かった。担任の先生が不敵に笑ったり、飴を舐めるシーンはやり過ぎ感があり、余計に煽られた。ラスト子供二人は死んでしまったのだろうか。人と違うということは異質であり、間違いであり、怪物であるという思う側もまた怪物である。こんなことを言いたかったのだろうか。
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