「母として」怪物 posuyumiさんの映画レビュー(感想・評価)
母として
クリックして本文を読む
安藤サクラの泡立つような不安に共鳴しすぎて見終わっても納得が追いつかず、坂本龍一の音楽が最上の仕事しててもあ…うん…てなる。
繰り返される車のバック。そもそもが運転どころじゃない気持ちでなされていて、だんだんと平常心を失って、3回目には失敗。
ならば校長も、バック失敗の手前にはきっと何かあったんだろうと映像にないことまで心象風景が覆ってくる。
最後、転生かな?と喜び、違うよ!と答えてるのをみて安心し、見終わってしばらくしてからやはりあれはとなり。
どちらが母親は救われるだろうと今は思ってる。
息子の全てを受け入れただろう母親が受け入れる呼びかけもしてたのにその機会を与えられずに終わったのなら辛い。
でも呼びかけが届かなかったとしても、悔やまれる終わりでも、本人は望む場所で幸せならそれは慰めになるなあと思う。
コメントする