劇場公開日 2023年6月2日

「ひとつの視点からでは真実が解らない事を表現した作品。 本年度ベスト級。」怪物 イゲさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ひとつの視点からでは真実が解らない事を表現した作品。 本年度ベスト級。

2023年6月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

小学校のイジメがテーマになってる感じ。
母親目線。先生目線。子供目線の3つの視線で進むストーリー。
この3つの目線が事実が明かされる感じはとても面白かった。

2人の子供の演技が自然でストーリーに引き込まれる中、大人のキャスト陣の安藤サクラさんはじめ、田中裕子さんや永山瑛大さんなども素晴らしい。

映画賞を取る作品って、やっぱり火事や大雨はお約束なのか?
気になりながらの鑑賞で、いまひとつ作品にのめり込めず(笑)

カンヌで脚本賞を受賞しているだけに素晴らしい内容だったけど、自分の心にはあまり刺さらず。

坂本龍一さんの音楽は本作にマッチしていた感じ。
ご冥福をお祈りします。

やっぱり自分はエンタメ性のある映画が好きなのかもしれません( ´∀`)

イゲ