「物事の視点について」怪物 プリマジスタさんの映画レビュー(感想・評価)
物事の視点について
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映画をみて物事の視点について考えさせられる映画でした。
ここでは先に映画の評価や内容のことより先にこのことを書きたいと思いました。
物事はいろいろな角度や観点、一つの方向だけではなくあらゆる角度から判断していかなければいけないなと思わされた映画でした。
ここからは映画について。
前半ではシングルマザーからみた子供の様子や生活の様子です。シングルマザーとしてしっかり子供を守らなければという母性が描かれています。
中盤は担任の先生視点からみた子供たちの様子。担任としてしっかり子供たちをみなければいけないという責任感が描かれています。
後半は子供たちの葛藤が描かれており、すべての謎が解けていきます。
おおざっぱにざっと書くとこんな感じかなと思いました。
最後までみると…
子どもたちにとって親も担任の先生も一番身近で味方になってくれるはずの人たちからの何気ない言動で傷ついていくことがわかる描写が丁寧に描かれています。これは子どもたちだけでなく大人にも言えることであると思いますが…。
最後のシーンについても意見がいろいろあると思います…
自分の見解としては土に生き埋めになって亡くなったと思っています。
このことについては伏線がはられているのでそう捉えました。
そして最後はいろいろなことから解き放たれた二人が描かれています。二人にとってはハッピーエンドなのかもしれません。
この作品はいろいろな方に見ていただきたいと思いました。
見る人によって視点が違い感想もざまざま出てくると思いますのでぜひ見ていただきたいです。
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