「ラストの見解…」怪物 Chapmanさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストの見解…
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二人は亡くなってると思います。母親と保利先生が電車に着いたのは夜、ラストシーンで二人が電車から脱出したのは夜明けです。夜明けまで電車にいたなら先に発見されているはずです。あとは「生まれ変わるなら…」という発言が繰り返されていることから、嫌な想いをしない世界で生まれ変わったのかなと。
全体の感想としては総じて良かったのですが、母親目線で見たときの校長と保利先生のキャラクターが、保利先生編以降とあまりに別人で、構成づくりのためにちょっと都合良すぎかなとは思いました。保利先生の本来の性格からは、母親編で見せたような振る舞いはしないと思います。それも含めて物事の一側面だけをみると誤解しかねない、という教訓だとは思うのですが。
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お主ナトゥはご存じか2世さんのコメント
2023年6月17日
フランダースの犬とかと一緒ですね 感動シーンだから 泣いて下さいって感じじゃなくて
自然に涙がでるような あの最後の感じ最高に良かったです
カンヌでスタンディングオベーション9分間は納得です
YOUさんのコメント
2023年6月8日
やっぱり異世界転生系エンドですかねぇ…
そうなると夫と子を亡くしたことになる母親が不憫ですねぇ…
生存ルートで「二人の見ている夢」と捉えることもできるかと。
まぁワザとフワッとした表現にしているので、監督の思うつぼか(笑)
大吉さんのコメント
2023年6月4日
ある方のレビューで、同じようなラストの作品があり、その監督が、表現の加飾であって亡くなっていない。私からのギフトだ。と語っているそうです。
私もその解釈をしたいと思います。坂本龍一さんの音楽に希望が
感じられましたから。