よりそう花ゝ

劇場公開日:

解説

「シルミド SILMIDO」「折れた矢」などで知られるベテラン実力派のアン・ソンギが主演を務め、生きる希望を失っていた葬儀屋の男が、さまざまな人との交流を通して再び希望を取り戻していく姿を描いたヒューマンドラマ。

葬儀屋を営むソンギルは、事故で下半身不随となった息子ジヒョクと2人で暮らしている。近年は仕事が減り、家賃の支払いもままならなくなり、安定した生活のため大手の葬儀屋と提携する道を選ばざるを得なかった。そんなある日、アパートの隣室に天真爛漫な女性ウンスクと、その娘のノウルが引っ越してくる。前向きに生きる母娘との交流を通して、周囲に対して閉ざされていたソンギルとジヒョクの心にも、次第に光が差し込んでいく。そしてある時、ジヒョクの旧友チャンが亡くなり、身寄りのないチャンの火葬をジヒョクが担当することになる。チャンの仲間たちは火葬の前に葬儀をしたいという。彼らの気持ちに動かされたジヒョクは、葬儀を出すために協力することになるが……。

監督はこれが長編2作目となるコ・フン。「ペントハウス」のユジン、「完璧なパートナー」のキム・ヘソン、「リトル・フォレスト 春夏秋冬」のチャン・ジェヒらが脇を固める。

2019年製作/103分/韓国
原題または英題:Paper Flower
配給:ライツキューブ
劇場公開日:2023年1月13日

スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.5(原題) 종이꽃

2023年1月31日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

多くのことを考えさせる良い映画でしたが、テーマをうまく伝えきれていない気がして少し残念でした。

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AYK68

3.5現代社会の限界

2023年1月15日
iPhoneアプリから投稿

泣ける

悲しい

幸せ

分かりやすいヒューマンドラマ。色々問題提起もしてるけど、観やすくて没入できた。
現代社会で勧善懲悪って滅多になくて、この映画でも、家賃滞納で退去を迫る不動産屋も、会社の利益のために効率重視の葬儀屋も、風紀や美観、ルールに従順な市役所職員も、法に従って母親を強制送還する職員も、決して悪ではない。むしろ、現実社会では、主人公側が厄介者とされるだろう。結局、人としての正義とか良心を貫こうとすると、お金とか根回しとか、権力とか、本質とは関係ない力が必要とされるんだな、とこの映画を見て思った。
互いに傷を持つ隣人同士の温かい交流は、想定内だけど、ほっこりした。そして何よりアンソンギの表情、演技の素晴らしさ!70歳超えとは思えないダンディな出立ちにびっくりだった。

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あやこ

2.0「道理」って何かね

2023年1月15日
Androidアプリから投稿

単純

幸せ

下半身不随の息子と2人暮らしの経営難の葬儀屋の爺さんと、隣に引っ越してきた小学生の娘と2人暮らしの訳あり元清掃員の話。

家賃も滞納が続き大手の葬儀社とフランチャイズ契約を余儀なくされた葬儀屋の爺さん…何が不満か知らないが、そうしなければ仕事が無いなら受けない手は無いと思うのだが…。そして死にたいアピールで介護士に迷惑をかけまくり介護を断られる甘ったれ息子。
そんな折に隣に引っ越してきたおせっかいおばちゃんが介護の仕事を買って出て…。

なんでしょうかね…人の気持ちを慮ることを知らない押し付け感は映画だしまだ良いけれど、家賃にしても葬儀費用にしてもゴネた者勝ちの自己中感が凄いし、裁判所の通知の件だって準備しておけよと。

2つの家族の関係は良かったんだけど、ちょっと国民性の違いからくる白々しさが前面にあって感動するには至らなかった。

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Bacchus

4.0そういうことか。

2023年1月15日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

葬儀屋の意味だったんだね→よりそう花は。
開始早々に分かりました。

息子に、隣人親子、元浮浪者のちょっと悲しい良い話しでした!
ちょっと賑やかな隣人だったけど、息子にはそれが結果良かった。

ラストも何か良かったよ。

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ノブ様

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