「アルコール度数低いが、黒ずくめ観たかった!」名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン) レインさんの映画レビュー(感想・評価)
アルコール度数低いが、黒ずくめ観たかった!
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歴代の組織との対決シーンから優れたパターンだけをあつめたかのように、
各キャラクターに見せ場を作ってる豪華な大乱闘。
始終ハラハラドキドキが止まらなかった。
その中、ノックであるバーボンやキール、そしてベルモットの役割はやはり大きい。
安室x赤井の見せ場は如何にも「純黒の悪夢」に彷彿させるながら、これだーと叫びたくなるような、何度も頷けるような、ファン必見のシーン。(監督よくわかってるよな。
物語も大抵のことをいうと、「列車篇」x「純黒の悪夢」/2って感じ。あと「漆黒の追跡者」や「異次元の狙撃手」少々。
その上、TV版が進んでることにつれ、ラムも関与している。
アクションはいつも通りに反重力的なものだが、漫画やアニメと区別して素直に受け入れたら、ハリウッド映画に負けないくらいのフィクション映画が楽しめるわけ。
残念に思った点は、灰原のキャラクター設定がやはりどっか変な方向にいっちゃってる
深い恐怖の中で多少の動揺は理解できないわけでもないけど。
あと音楽は少々控えめ、アクションやテンポの速い物語のわりに、音楽は多少インパクト不足。定例の人物紹介のとこは「魚影」にちなんで影で表現されるのはとても巧みのあるとこだが、例のBGMは例外のように極普通だった。
海の響きのような変奏版を期待してた。
総評
去年「ハロウィンの花嫁」は警察学校組のシーンで良かったが、個人的にはメインテーマのこっちの方が原点回帰の意味でもさらに面白かった。
昔フィルムのような質感の部分もちょっと観れた気がして大満足!
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