ゴジラ-1.0のレビュー・感想・評価
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ゴジラの咆哮の音にしびれる! 映画館で観てよかった
音はとても良かった。ゴジラの咆哮の響きは素晴らしかったですし、すっかり忘れたころにゴジラのテーマ曲?を挟んでくるあたり、ちょっと好きな感じ。
映像(VFX)が凄いとの話題も多いが、私的には日本の怪獣映画の域に留まっていると感じました。とはいえ、しっかり迫力もあり、良い感じの映像で不満はないです
また、ゴジラの映像はそれでいいかなとも思う、日本の怪獣映画ですから。
ストーリーや脚色は、怪獣映画なので、色々難ありも、まぁこんなもので良いかなと。
怪獣映画なので怪獣がメインで良し。
役者は、安藤サクラがやっぱり凄い女優さんだなと思ったのと、山田裕貴もいいなぁと思ったところ。脇役ながら、いい意味で存在感を示してくれた。
個人的な好みで、旧日本兵賛歌というか、そういう雰囲気の設定は嫌いなので、星は総合でちょい低めとなります。でも、良い出来で、全体として飽きずに観れたし、面白かったかなと。
映像 ★★★
音 ★★★★★
物語 ★★☆
役者 ★★★★
編集 ★★★
粗さ ★★★ (合格レベル)
総合 3.5
そんなに絶賛するほど?
ちょっとご都合主義っぽいかな。
子役も借りてきた人形みたいだし。
必死に演技してる神木くんが浮いて見えた。
なんで火を吹く前にガチャンガチャンって背びれ(?)が工作みたいに動くの? 生物じゃないの???
エンドロールは人の作品使って、好感度あげてもちょっとなぁ。
初代ゴジラは昭和29年に出現が定説と思っていた。今回のはその10年...
初代ゴジラは昭和29年に出現が定説と思っていた。今回のはその10年前に出現していた。ー1.0はどういう意味なのか?ゴジラが終戦後の混乱の日本をより破壊してー1からの再出発を意味しているらしい。ゴジラは再生して初代に繋がるのか?このゴジラどう猛なんだけど、どこか可愛い。
私も29年生まれ、ゴジラと共に生まれ、育ったと自称ゴジラ世代の私には今までのゴジラ映画とは違う新しい見せ方、楽しみ方を提供してくれた。ゴジラのリアルな描写はハリウッド仕込み。シン・ゴジラより一層リアルな仕上がり。前世紀のぬいぐるみ箱庭的な日本の特撮技術も格段に良くなった。ゴジラの目玉が大きいのは初代ゴジラを意識しているのか?ただ映画エンドの家族再開では泣いてしまったのはなぜかわからない。
東宝のゴジラ戦略の推測を中心に…
ゴジラ映画のファンとしては期待の一作。
公開されてすぐに観たい気持ちはあったけど。
あまり、混雑していない日にちと時間を選んで、ゆったりと鑑賞してきました。
【東宝のゴジラ戦略(推測)】
作品の感想は、後半に記載するとして、この新作が商業映画として持つ意味について考えてみました。
2022年11月、翌年11月3日に、東宝の制作した新作ゴジラを公開すると発表がされました。
しかし、その内容は、タイトルを始め完全極秘で、なかなか予告編も公開されず。
そんな中、2023年6月半ばから、X(旧Twitter)の公式アカウントに、直近の29作目「シン・ゴジラ」から毎日1作ずつ遡りながら、作品を紹介するというイベントが開始。
画面の右にポスターを貼る空欄があるのですが、第1作「ゴジラ」が貼られたとしても、もう1作分の枠が残っている。
これは、第1作紹介の翌日、新作のポスターが貼られ、予告編も公開か、と。
その期待の7月11日午後8時頃に、期待の映像が流されました。
29、28,27とカウントダウンが始まり、画面は、「0」に。
ところが、カウントダウンは終わらず、-1.0、-2.0…と続いていく。
そして、Gの文字が現われ、「明日AM4時解禁」で終了。
朝4時に起きている日本人なんていないよ。お預けか。とのコメントが続々と。
翌日、「ゴジラ-1.0」のタイトルとともに、予告編映像は公開されたのでした。
このAM4時という時間設定から、私は、東宝の本作品の戦略が見えてきました。
北米でのヒットを狙っている、という推測。
ゴジラ公式アカウントは、英語版(GODZILLA OFFICIAL)があり、日本の公式アカウントと同時刻に予告編映像が公開されています。
日本と、米国ニューヨーク州の時差は、14時間。
つまり、日本の朝4時は、向こうでは、昼過ぎの2時頃で、もうすぐ夕方。
予告映像を公開して間もなく、北米の学生は授業が終わり、会社員は仕事が終わり、「やれやれ一日も終わったか」となり、スマホでXを開いてみると、ゴジラ公式をお気に入りにしている人は、トップに「ゴジラ-1.0」の予告映像が表示されるという訳。
これが、日本の夜8時だと、向こうは朝6時で、登校や出勤の時間帯、のんびり映画の予告編を観るような状況ではないですね。
そして、帰宅途中にXを開いても、予告編は、タイムライン形式なので、既に下に沈んだあと。
宣伝は、パッと見で、目に入ることが必要です。
その後、海外版の予告編も公開されましたが、視聴回数は、72万回を越え、英文のコメントが続々と寄せられています。
そして、11月3日公開と同時に、日本で大ヒットとなった本作品は、北米では、日本映画としては、近年では最大の1500スクリーンの上映が12月から劇場公開と決定しています。
予告編の内容は、日本版と海外版で多少違うのですが、大きな違いはテロップです。
日本版では、
「戦後、すべてを失った日本。
その無(ゼロ)が、負(マイナス)になる。
生きて、抗え。
(Gのロゴの後に)-1.0」
海外版では、
「THIS DECEMBER(今年の12月)
A NEW REIGN OF TERROR(新しい恐怖の支配が)
BEGINS(始まる)
(Gのロゴの後に)GODZILLA MINUS ONE」
つまり、日本人にとっては、敗戦後の焼け野原に追い打ちをかけるようにゴジラが襲ってくる、というのはインパクトがあるけれど、北米の人々にとっては、別のアプローチの方が効果的と東宝が判断したのだと思います。
ハリウッド版ゴジラの守護神的な怪獣ではない、恐怖を与えて襲ってくるモンスターのイメージで宣伝した方が、効果がある、と。
【北米ヒットに拘るワケ】
ハリウッド版ゴジラは、2014年に大ヒット。続編も作られ、「ゴジラVSコング」(2021年)も大ヒットして、ゴジラの続投が決まり、「ゴジラVSコング」の続編公開が、来年2024年に決定しています。
「シン・ゴジラ」はハリウッド版ゴジラの直後、2016年公開でしたが、これが北米ではあまりヒットしなかったのです。
東宝は、2024年公開予定の「ゴジラVSコング」の続編から、著作権料収入を見込んでいるわけですが、今回の「ゴジラ-1.0」の北米での興行収入が「ゴジラVSコング」の興行収入に直結することは、明らかです。
そのためにも、北米での大ヒットはなんとしてでも成し遂げたいのが、東宝の本音でしょう。
【やっと、感想を述べます】
この北米戦略は、じつは、本作品が、これまでのゴジラ映画の中でも、最高の出来栄えという高い評価を生み出すきっかけになっていると思います。
ゴジラを中心としたCGによる映像表現の巧さもさることながら、じっくりと「人間ドラマ」を描くことに成功しているからです。
主人公はあくまでゴジラであるから、ゴジラのアクションが重要な要素であるのは確か。
でも、北米で、多くの観客を獲得するためには、「人間ドラマ」は不可欠です。
特に、登場人物の日常生活上での、家族や関わりのある人物への「思いやりや優しさ」が観客に伝わらないと。
ハリウッド版ゴジラシリーズの人間パートでは、その辺りの作り込みが巧いと常々感じていたのですが、本作品は、そのレベルに十分到達しつつ、「戦争」を通しての人間の心理的葛藤まで描いていて、ゴジラ映画は初めてという方でも、しっかり感動できる作品となっています。
文句なしの★5つです。
高評価レビューが多すぎて逆に不自然な作品
期待してIMAXで鑑賞 料金返して欲しいくらいにIMAXで観る必要無し ゴジラはちょっとしか出て来ない しかも弱い 予告に釣られて悔しいわい 数年ぶりのガッカリ作品
おもしろかった
正直、山崎監督の作品は当たり外れがあるからあまり期待していなかったが、観たらおもしろかった。
人間ドラマもゴジラが暴れるシーンも良かった。
タイトルの意味は戦争の負債がさらにマイナスになると言っているが、1作目より前を行くという監督の野心を感じる様なそんな映画であった
脚本は笑っちゃうほどひどいが、見て損はない
ゴジラが強くて迫力があるところはさすが。口から吐く衝撃的な光線の破壊力とそのエネルギーを充填する時の背中の動きは見ごたえがあった。身体に損傷を受けてもすぐに再生してしまう強さもうまく映像表現できていた。
安藤サクラ、吉岡秀隆らの演技によってリアリティが感じられ、脚本への違和感を感じつつも、ストーリーから心が離れてしまうほどではなかった。なので、見て損はないと思う。
ゴジラの違和感(海上で上半身が出るほど浮いているのはなぜ? 立ち泳ぎがすごくうまいのか?)、ゴジラ退治作戦の違和感(駆逐艦を助けに来た船がロープをつないで引っ張るのには笑ってしまった)、主人公への違和感(芯の強さを途中どこかで見せないと、主人公として魅力不足)、ゴジラの周りの群衆への違和感(なぜ、ゴジラの進行方向と同じ方向へ逃げる?)。
違和感はたくさんあるが、そもそもゴジラという生物が大きな違和感なので、気にするほどのことではないと思える。いくつかは笑えるほどひどいので、そういう楽しみ方ができて良いかもしれない。
観て損は無い、次回作決定かな?
内容はゴジラですからそれなり邦画の持つ無駄なしめぽさも少々有り故に人物描写は薄目、浜辺美波の出演が途中で消えるのは演出というよりスケジュール調整の気配、橋爪功さんなどのエキストラ的出演は次回作への複線かな。
大人も楽しめる!
子供向けの怪獣映画かと思っていたら、大人も楽しめるものでした
映画ランキングで、4.0だったので見る気になったのですが、その価値がありました
日本が仕掛けた戦争が、如何に国際感覚のない無知で無責任な愚かな戦争愛好者共によって始められ、如何に悲惨で残酷な結果になったのか迄、振り返っていたことを賞賛します よって評価は4.5としました
また別な新しいゴジラ
終戦前に島に特攻隊として降り立った敷島が島内で海軍航空隊の整備部とともにゴジラを目撃する。整備部の橘は敷島に攻撃を命じるが敷島は攻撃ができず、気がついたら航空隊は全滅だった。東京に戻ったあと、家族がなくなったことを知り、街が焼け野原になっていた。とある日街で大石典子に出会う。孤児になった明子と3人で暮らすが、敷島はまた仕事中にゴジラに遭遇する。ゴジラと敷島の心の変化、典子と明子を中心に書いている話です。
良かったところ
・浜辺美波さんが役に
・青木崇高さん、安藤サクラさん、吉岡秀隆さんの演技はいつでもよい。
・秋津船長はいいこと言う
いまいちなところ
・水島四郎の手の骨折治癒に時間かかりすぎじゃない
・神木さんの演技がパットしない
・戦闘機のVFXがいまいち
・緊急脱出レバーはなぜ安全装置って嘘ついた。脱出後の回想シーンで一回説明しているじゃん
学び
・命を簡単に諦めずにしてはいけない。命を大切にある命は生き続けることを伝えたい映画でした。戦争であっても命を大切に!死ぬんではなく生きて帰る戦争に!
他の作品がチラチラする
武装解除された昭和22年当時の日本でおそらく原爆ですら効き目がなさそうな再生能力があるゴジラ相手に犠牲者なしで撃退するというスペクタル性はいい。その割に上陸してから銀座までしか暴れないのはどうだろう?
冒頭の舞台は敷島海軍少尉が「内地」から出撃した場合は奄美のどこか、台湾からなら八重山のどこかになるだろうが、ゴジラは核実験で現れたという設定を使うとまだ日本軍が掌握していた南洋諸島の方が自然だ。「内地」から飛べるとすれば彩雲のような機種になるので無理に特攻隊に絡めないで「内地」から南洋諸島に連絡機として飛行した彩雲が不時着した方がよさそうだ。
神木隆之介と青木崇高は「平清盛」の源義経と武蔵坊弁慶なので五条大橋以来の主従関係故に信頼関係があるように見えてしまった。いくら敷島と橘は「内地」で知っているようにセリフで描いていても敷島の橘に対する信頼ぶりは少し不自然だ。一緒に衣川で討ち死にしたから?ゴジラの口に機雷を突っ込んだのは敷島が乗り込んだ掃海艇のシーンであって冒頭のシーンにはないのに敷島が橘に向かって一緒に見てきたように効果を訴えたところで分からないはずなのに監督は気がつかなかったのか?
橘は最初のうちは敷島に敬語を使っているので階級章が映らないし階級も名乗らないが准士官どまりで敷島海軍少尉は実戦経験がない設定なので予科練出身の海軍士官か特務士官ではなく海兵卒か海軍予備学生だろう。
この作品は「シン・仮面ライダー」と出演者が被ったり夫やカノが出演したりしているので「シン・仮面ライダー」より先に公開した方がよかっただろう。敷島が震電のコクピットに典子の写真を置くシーン以外は「らんまん」を連想しなかったが、大石典子はどう見ても人間ではない。演者が浜辺美波なので有楽町あたりでゴジラに列車ごと襲われて外堀に落ちた上で銀座に戻ってからも生きているのは「用意周到」でプラーナを突っ込みまくった緑川ルリ子にしか見えないのは、この映画にとって不運なところだ。ひょっとしたらハチオーグがルリルリそっくりな典子を回収して蘇生した上で記憶を抹消して元の世界に戻したか、あるいは「仮面ライダーV3」で本郷猛と一文字隼人がデストロンの基地で風見史郎を改造したみたいに一文字隼人が洗脳を解除してくれた緑川ルリ子に恩義を感じて瓜二つの典子に改造手術を施したのか。「誰も死なせない」というメッセージ性を持たせるとしても大石典子を超人にしてはまずいだろう。
浜辺美波は緑川ルリ子の表情のない表情や槙野寿恵子の豊かな表情のように作品の良し悪しで見せる印象が変わる女優だと改めて思った。「あさイチ」などで神木隆之介が既に共演経験がある7歳年下の浜辺美波を「美波ちゃん」から「浜辺」と呼び方を変えたと語っていたし、お互いに熟知しているので息も合うわけだ。
旧海軍の掃海部隊では海軍時代の階級でお互いを呼んでいたはずだが。
予算の関係?でアメリカ軍が出て来ないし「日本政府は国民を見捨てたので民間人が日本と国民を守る」割には航行不能になった高雄がはるばる航行出来るように修理した上で武装して「昭南」から「内地」に向かったり公職追放された海軍士官達が主体になって復員庁第二復員局が管理しているはずの雪風と響を自由に使えたりするのは矛盾するのではないか?国会議事堂前に陣取って銀座に向かうゴジラに砲撃していた四号中戦車となると生産台数が少ない車種なのに、あれでは作中世界は帝国海軍は存在しないが戦車隊を擁する帝国陸軍は存在したみたいだ。それに永田町から四式中戦車の75ミリ砲で銀座に向かう途中のゴジラを迎え撃つには距離があるし東京湾から上陸して銀座に向かったはずのゴジラの行動に無理が出てしまう。「昭南」には高雄と同型艦の妙高もいたのに出したくなかったのか。特別輸送艦の船体には船名と日の丸が描かれていたのに作中では日の丸が描かれていない。
敷島が搭乗するために探して見つかった機体が試作戦闘機なら烈風もあるのに震電であり橘が敷島に対して説明するシーンと電報が出て来るシーンで「最終決戦」の行方が見えてしまった。練習機と零戦しか飛ばした事がないであろう敷島が桜花のように機種に爆装した震電を自由自在に飛ばせるとは相当な力量の持ち主になってしまう。
東宝がこの映画の続編を製作する場合、ゴジラ映画を量産していた昭和40年代を舞台にして典子が連れている孤児役には割り切って遠藤さくらか本田望結を起用したらどうだろうか。「ウルトラセブン」の映画を製作するならアンヌ隊員役には浜辺美波を起用してダリーに寄生される香織役には本編と同じく松坂慶子を起用してアンヌを襲わせたらいいのではないか。
一番好きなゴジラ映画かも
ストーリーは原点回帰みたいで良かったです。
ツッコミどころや、さむいところは満載なんですが、怪獣物にそんなこと言うのは野暮だし、許容範囲中でした。
ゴジラ映画がゲームのバージョンアップみたいに作られるのは、それはそれで面白いんですけど、好きではないです。
今回は、監督のゴジラ映画のイメージが自分のと似ているんだと思えて好感が持てました。
ゴジラ映画ではなく反戦家族映画
「ドラゴンクエスト ユアストーリー」で悪名を馳せるまで、山崎貴監督は割合好きな監督だった。特に「三丁目の夕日」は大好きで、そこでゴジラを見たときはこの人が描くゴジラ映画がみてみたいとずっと思っていた。
良かった点から言う。
怪獣映画に有りがちな特殊で難解なストーリーは皆無。どちらかといえば心温まらない「三丁目の夕日」を見ているかの錯覚まであった。
「永遠の0」「アルキメデスの大戦」でみせた軍艦VFXで行われる「わだつみ作戦」は対ゴジラ戦策として優秀だったと思う。VFXは良かった。
多分テーマである「個人の戦争を終わらせたい」も描けている。
レジェンドである「(1st)ゴジラ」のオマージュも完璧だった。
また個人的な夢であった、ゴジラに喰われたい、踏み潰されたい、尻尾で撲られたいを叶えていただけたことには感謝する。
…ただこれじゃないんだよね観たかったものは。
反戦映画であり家族映画であるこの映画は、ゴジラのタイトルを冠しているのにゴジラはただの副菜である。
予算が無かったのかな。セットがチープ。戦中戦後の泥だらけで生きてるハズの方々の衣装が綺麗過ぎて現実感全く無く、VFXの端々の瓦礫の吹っ飛びかたに重さが無くて、日曜午前中の戦隊ものを観てるのかなと思った。
自分は役者ではないから言うのもどうかと思うけど、神木龍之介さん死にたくなくて逃げた演技できないんですかね。芸歴長いと思うんだけど。
山崎貴さん日本政府を下げたいセリフを兵長さんに所々言わせてるんだけど、そのセリフが軽くて何がしたいのかよくわからない。
ホントにあと ひとコマ ワンカット入れればでるだろう 物語や感情の厚みが無くてスカスカでした。丁寧に作られていない。それがよくわかる映画でした。
山崎貴監督はこの映画制作後のインタビューで「映画制作後作ったことを引きずらない。」と仰ったそうだけど「ユアストーリー」で叩かれたことを後悔しているのがよくわかるよ。
大衆に媚びてるよ。「三丁目の夕日」が好きな私には物語的には好きな終わりかただったけど。だけど私は「ゴジラ」を観にきたんだ。
アフター[シン・ゴジラ]として
革命的だったシン・ゴジラ後の、初の国産ゴジラ。しかも満を持しての山崎監督作品とあっては、いやが上にも期待は高まる…そんな気持ちで初日に観劇。
感想は…これでは困る。
念の為、数日後にもう一度観たが、やはり評価は変わらなかった。
シン・ゴジラ後がこれでは困るのだ。
シン・ゴジラが廃した、「余分」な人間ドラマがてんこ盛りになっている。
演技パートが不要だとは言わないが、今回の作品の俳優陣は鼻につく。
「怪獣じゃなくてオレを見ろ」と言う演技は頂けない。いや、そもそも脚本の構成がそうなっているのだから、やむを得ないのか?
それにしても、もう少しなんとかならないか?
これは歴代のゴジラ映画を駄作たらしめてきた悪習だと思う。
「演技パートは臭くてクドイが、特技パートが補っている」という評価も散見するが、私は逆の印象だ。
「特技パートは素晴らしいが、演技パートで台無しだ」。
シン・ゴジラが取り除いた不純物が、次作で早々と復活してしまって残念だ。また代を重ねるごとにこの傾向は強くなって行くのだろう。
怪獣映画が観たいのに…
異端児だったシン・ゴジラを、従来の路線に戻した王道ゴジラとの見方もあるが、悪習は戻してほしくなかった。これが王道なら、ゴジラ映画の未来は暗い。
山崎監督は特技監督に徹して、他の本編監督とタッグを組むべきなのでは?とさえ感じてしまった。
歴代ゴジラ→ゴジラ-1.0→シン・ゴジラ
この順番での制作なら納得できるが…
アフターシン・ゴジラがコレでは困るのだ。
シン・ゴジラに続く、本質的なゴジラ映画だけれど、最後の1分はいらない、これで全てぶち壊し
最初にゴジラ映画を見たのは小学生の時、記憶が正しければ大宮の白鳥座、それから60年近く経ちましたが、やはり日本代表の映画はゴジラ、見に行きました。
私感ですが、ゴジラとは災いの象徴、災いとは天災や戦争、圧倒的な力量を持った災いです。災いを前にして感じる絶望感、それでも何とか立ち向かおうとする勇気・智恵、しかしながら繰り返す絶望、これが70年間繰り返される災いの象徴としてのゴジラであると認識しております。象徴ですから設定がどうのこうのと文句は言いません。
その意味ではシン・ゴジラに続く、本質的なゴジラ映画ですが、最後の1分はいらない。あれだけ多くの絶望を描いておいて、安易なラストにしてしまった。これで全てぶち壊しです。
「-1.0」と言うのはこの意味なのかと納得しました。たぶん、監督さんはこんな終わり方にはしたくなった。しかし、何らかの事情でこうせざるを得なかった。だから題名にマイナスを付けたのだ。
日本のゴジラ
VFX凄いです。ジョーズのように迫ってくるゴジラには恐怖も感じます。
ゴジラ映画としては、音楽、CGなど満足ですが、難点もチラホラ。
セリフや演出のせいなのでしょうが、全体的に演技がイマイチわざとらしく感じます。
神木浜辺コンビはこの時期に見ると、まんちゃんすえちゃんにしか見えません。
ゴジラを海中に沈めるところ、ゴジラはてっきり歩いてるのかと思ったら、水深1500mの海を立ち泳ぎしてたんですね。
そういえば途中、橋爪功がカメオ出演してるのは気が付いたのですが、他にも出てる方居たんでしょうか?
レビューでシンゴジラよりよかった!泣けた!と、評判が良いので観てき...
レビューでシンゴジラよりよかった!泣けた!と、評判が良いので観てきました。
うん、観に行ってよかった。
神木隆之介君はたくさんの作品に出てますが、代表作となるでしょう。
吉岡秀隆、安藤サクラ、山田裕貴、 佐々木蔵之介、脇役なのにそれぞれ良くて、さすが。
観ようか迷っている方、観に行きましょう!
行こうと思っている方、早く観に行きましょう!
ゴジラのファンでない方も楽しめます。
レビューで先に知ってしまった、ベテラン俳優のカメオ出演も楽しめました。
ゴジラ
皆さん、ゴジラ映画の魅力を分かってないようですね。
前回よりは今回の方が多少良かったですが、決定的に欠落してるのがゴジラの哀愁なんですよ。
脚本も監督もそこら辺が分かってないですね。
次回作はよ~く考えて創って下さい。
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