「ゴジラ-天災-に抗う物語」ゴジラ-1.0 大豆生田 敦(本名)さんの映画レビュー(感想・評価)
ゴジラ-天災-に抗う物語
第96回アカデミー賞視覚効果賞受賞の名は伊達ではないですね。125分があっという間に溶けました。内容の多くは語りません。答えは映画館にあります。
劇場のグッズ販売員さんに伺ったら2024年3月20日現在の情報だとまだしばらく公開しているようですので、私は絶対2回目を見ます。可能なら新宿のTOHOシネマズの4DXで見ます。劇場ビルでゴジラを見てからゴジラを観ます。私はシン・ゴジラを劇場で観れなくて後悔した身なので今度はチャンスを逃がすつもりはありません!
因みにパンフレットは即売切状態で入荷未定のようです。グッズ販売店に居た観客の方は残念がっていました。私もそうで、興奮冷めやらなかったのでカレンダーと栞を衝動買いしました。以上で判断材料としては申し分ないと考えてますが如何でしょうか?
追伸:興奮のせいで冷静な判断ができていないからかもしれませんが、精神的に余裕があり可能なら奥能登半島地震の被災者の方にも観て頂ければなと思いました。不謹慎になるので強制はしませんし、できません。ゴジラは天災の擬獣化なので震災のトラウマを想起するような映像も多くはないですが含まれます。だから絶対に観ろとは口が裂けても言えませんしそんな残酷な事はできません。
ただ舞台が「太平洋戦争終戦後の日本に、もしゴジラが来たら…」という話です。戦争の被災に加えて天災の被災が来ています。フィクションではありますが登場人物が部分的にあなた方と境遇は似ているように思えます。フィクションなのでご都合主義な所もあるかと思われます。ただ、途方に暮れて明日どう生きようかどうしようかと希望を無くし迷われているのでしたらこの作品はあなた方に勇気や希望を与えてくれると思います。それが叶わなくても最低でも明日への一歩へ、背中を押してくれる作品ではないかと思います。参考までに。出しゃばり過ぎました。失礼致します。