「三丁目のゴジラ見参!!吐く放射熱線は史上最高の威力に感銘。もはやゴジラ波動砲!」ゴジラ-1.0 The silk skyさんの映画レビュー(感想・評価)
三丁目のゴジラ見参!!吐く放射熱線は史上最高の威力に感銘。もはやゴジラ波動砲!
イェ-イ 日本全国 季節が秋から真夏に逆戻り~
アッツイヨ 27度近くあったり・・・夏っすね。
そんでもって 秋の紅葉なんてさらさら程遠くムリムリ。
逆戻りは 映画も同じだった・・・
今日は期待の作品 「ゴジラ−1.0」 鑑賞です。
マイナス 1.0ですよ、マイナスって戻るって事で。
(目の視力検査みたいっすね)
1954年3月1日、ビキニ環礁でアメリカ軍により行われた水爆実験が
実際に行われた。
その年・・・
第1作目:1954年11月3日、監督:本多猪四郎さん、特殊技術:円谷英二さんによって製作され公開された。
あれから70年の時を経て、我々はこの作品の原点がいかなる事であったかを知る必要があるのでしょう。
そう思うのです。
初めてそれを目撃し認識と恐怖を覚えた事実は、
戦後敗戦した日本の人々が水爆実験を目の当たりにして感じた事と
重なって捉えられたと思う。
敗戦から復興し立ち上がり社会的地位確立に向けた日本人の心が、
もう一度戦争に引きずり込まれないか、確りとやり直せるのかを
この映画の中に垣間見たのではないでしょうか。
監督、脚本:山崎貴さん
敷島浩一:神木隆之介さん(特攻隊の生き残り、自己の戦争責任を問う)
大石典子:浜辺美波さん(親も家も無くなったが子供を預かる)
明子:永谷咲笑さん(大石に託された子供)
太田澄子:安藤サクラさん(主の近所の主婦、明子の面倒見てくれる)
橘宗作:青木崇高さん(戦闘機の優秀な整備士)
秋津淸治:佐々木蔵之介さん(木造掃海艇船長)
野田健二:吉岡秀隆さん(兵器開発者、博士)
水島四郎:山田裕貴さん(戦争には行けなかった世代)
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70年と言う節目に初心に戻ると言うことは良いことですね。
そんな映画の内容になってました。
神木さんに浜辺さんの夫婦象も良いでしょう。
”屍人荘の殺人”で共演してたのを思い出しましたわ。
子役の永谷さんも 愛らしくとっても良い感じでした。
いつか 戦争物を新製作し残すときは、今の彼等でまた撮ってくれたらと感じます。
・ゴジラを捉えるアングルや、放射熱線が今まで見た事ないぐらいより強力で破壊的に感じました。そこは凄く良かったです。
前半のジョ-ズのあの名ワンシ-ンを模した作戦も 十分楽しめましたわ。
特にあそこのシ-ンでゴジラが泳いで追いかけてくる所ね。
マジで ゾクゾクしたわ。実際なら追いついてコテンパンなんだけどね。
ここの攻撃のやり口は ジョ-ズ似だったけども思考したなと思います。
・ゴジラが銀座で暴れた場面。大石達の群衆を追いかけて来るんだが
あの群衆のパニックの中で 敷島が彼女を見つけ出すのは不可能と思う。
間一髪 彼を突き放し、彼女は凄まじい瓦礫の波と一緒に流されて行方不明になるのだが、普通に考えて 死ぬよね。ラスト登場であんなケガ程度で助かるとは思えないかな。
まあ イイケドも。
・ゴジラが電車咥えて~ 車両ちぎれて~ 大石の決死のダイビング~
ハハハ、ミッションインポッシブルですな コレは。
よく出来てましたヨ。
・ちょっとな~と思えた作戦が、
東京湾~相模湾に海底1500mまでフロンガスで一気に沈めて、
そして一気に浮上させる作戦ですかね。
アレは 思いつきは分からないでも無いが、無理ですよ。
相手を知らな過ぎと思う。
特に浮上時 トラブルで800mで停止。すかさず他の皆の船の力を借りて
ワイヤ-上げするんだが そんな時間は何処にあったんだ??
めっちゃ疑問。時間かかるしゴジラ暴れるやろうww。
と言うわけな そんなこんなの 上映125分はアッと言う間でした。
戦争、敗戦復興メインという所やゴジラの怖さ、
そして 最後の戦闘機の突撃作戦・・・
ハッとして涙する所もあり 感動した次第です。
今、ホットな邦画話題作!
是非 劇場へお越し下さいませ。