M3GAN ミーガンのレビュー・感想・評価
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このキャラ、長続きするかも
おもちゃ開発をしている主人公(アリソン・ウィリアムズ)は、交通事故で両親を失った姪をひきとる。
主人公は沈み込む姪を励まそうと、アンドロイドの友だちミーガンを作ってしまう。
ミーガンは話し相手になり、姪はのめり込むが、学習を重ねることで次第に恐ろしい面が現れる。
こういうキャラは過去にも多くあったが、ミーガンはよく出来ていて、もう少し悪巧みを見たいと思った。
殺人人形
ケイディが、高いおもちゃが一つあれば、他はいらない。といっていたが、確かにそうかも。
でもミーガンはおもちゃ?ジェマは子守兼ベビーシッターのようなつもりで与えているようだが、子育ては親や周りの大人がするもの。
設定以上に知能が発達したミーガン、ケイディを守るために殺人人形になってしまった。恐ろしい。獣の様に四つん這いで走ったり、変なダンスを踊るミーガンはちょっと面白かったが、いつかこんな人形が本当に出来てしまいそうで怖い。
面白かったー!
この手の映画は結末は多分こうなるだろうと予想出来てしまうものだが、展開が予想できる割には面白かったし、ちゃんと怖かった。
世の中の技術が段々進化して来て勝手にアンドロイドが考えて動くのもそう遠い未来ではない気がしている事を考えると結構リアルで恐い。
また、姪っ子を引き取った叔母さんが子供の世話をするのが面倒でミーガンに任せているのもちょっと引っ掛かった。最近ネグレクトの親が増えたりネグレクト迄は行かなくても子供と向き合って本気で子育てをしている親が減っているように思うがミーガンのようなロボットが発達してくると益々手抜きの親が増えそうで色々考えさせられた。
怖いけど面白い
怖いけど面白い。
面白いけど怖い。
AIが人間を凌駕するストーリーは最近多い。
AIによる人類への反乱や革命などがその主なもの。
この映画はスケールが小さく家庭内での話。
でもそのスケールが身近に感じられて余計に怖い。
家庭内にAIの家電が普及されている昨今。
それらがたちまち反抗してきたら
そりゃもう怖くて怖くて・・・
AIが進化した、その先には…
【鑑賞のきっかけ】
制作の一人、ジェームズ・ワンは、衝撃的なラストが評判を呼び、シリーズ化された「ソウ」の生みの親であり、そのホラーとサスペンスをミックスしたような作風が気に入り、新作が出るたびに鑑賞してきました。
本作品は、劇場鑑賞は逃してしまいましたが、動画配信されているのを発見し、鑑賞してみることとしました。
【率直な感想】
<古くて新しいテーマ>
SFの世界では、映画でも小説でも、人間が作った機械が、人間に刃向かってきて、殺人を犯したり、反乱を起こしたりという作品が多く見受けられます。
本作品のミーガンは、おもちゃの人形ではありますが、AIを搭載した最新技術によるもので、一種の高性能のロボットと言えるでしょう。
このロボットが、次第に人を傷つけ、命を奪うようなところまで発展していくというホラーテイストで描かれたSF作品であり、興味深く鑑賞しました。
自分を作ってくれた「人間」の命を奪うという設定に対しては、様々な作品で「何故か」という議論がされているのですが、私が納得しているのは、「人間に近づき過ぎたから」というもの。
つまり、本作品で言えば、ミーガンは、AIが搭載されていて、植え付けられた知識を発展させて学習していく機能を備えており、どんどん人間の思考回路に近づいていきます。
一方、この地球上で、同類を意図的に殺してしまうのは、ホモ・サピエンス=人間だけです。
ロボットは、人間そっくりになっていくことを目指して作られているので、思考回路が人間らしくなったなら、人殺しも行うようになってしまうだろう、という論法です。
本作品では、とても興味深いシーンがあります。
それは、人間への攻撃を始める前に、ミーガンを作った研究者のジェマに「死」について問う短いシーン。
ミーガンは、交通事故で両親を失った少女、ケイディを守ることを使命としていて、彼女との会話の中で、「両親の死亡」のエピソードを知ったものの、生物でないことで、「死」というものを理解できないので、ケイディの叔母でもあるジェマに質問したと思われます。
しかし、ジェマは回答を避けるだけでなく、質問そのものも拒絶してしまいます。
その後、ミーガンが「死」について、どのように理解したのかは、作中で示されませんでしたが、「人を殺す理由」については、ラスト近くになって、自分の考えを口にするシーンがあります。
【全体評価】
本作品は、エンタテインメント作品なので、こうした「死」や「人間はなぜ人間を殺すのか」について考えなくても十分に楽しめる作品となっています。
でも、AIが身近になり、今後はミーガンのようなロボットも登場してくる未来が見えてきたこの時代、人間がこうした倫理観や道徳観に根ざす事柄について、機械に対して、どのように教え込んでいくのかが重要だということを、本作品のメッセージに含ませているように感じ、<古くて新しいテーマ>として、論じてみました。
エンタテインメントとしての面白さは、十分に感じられる仕上がりとなっていたと思います。
ヒットキャラの誕生
予告編の謎の中毒性でずっと観たかった作品。
予告の編集が秀逸。
プライムでいよいよ配信なので観た。
既視感はあるが面白かった。
王道中の王道。
よく出来た王道作品。
ホラーやサスペンス映画のフォーマットを綺麗にトレースしてる。
この作品を支えてるのは
100%ミーガンと呼ばれるAIロボット。
顔は綺麗でどことなくあどけなさが残った少女の様。そこに人形らしい目や無機質な動きが、不気味かつミステリアス。
それでキレキレのダンスをかっこよくキメる作品自体のノリ。
とても魅力的です。
海外でバズってるなんてネットでは書かれているが、嘘が本当かは置いておき、ヒットキャラが持つ魅力は兼ね備えている。
これがスマッシュヒットの火付け役でしょう。
ホラー映画だが、ガッツリホラーと言うよりサスペンス作品かな。
エスターに近い。
エスター+チャイルドプレイ+ターミネーター+ちょっとアイアンマン
ロボットと一緒にミーガンを作るシーンは少し笑ってしまった。
王道ゆえやっぱりツッコミどころは多い。
まず、子供相手のおもちゃをコンセプトにしてる割には力が強すぎる。
(多分子供を守るためだろうが)
そして全ネットワークに秒でハッキングできる高スペック
もはや軍事兵器に導入出来るレベル。
実際に売られてたら500万〜1000万はしそう笑
このジャンルの作品にこう言うツッコミしちゃ元も子もないがちょっと気になったもんで笑
何はともあれ評判通り面白かったしミーガンが魅力的。
お勧めします。
A級っぽい超B級映画
まずストーリーがめちゃくちゃ。全てがご都合な感じで進んでいくのでB級感が凄い。ホラー要素だがミーガンが変な動きしたりして萎えた。ストーリーの序盤の方は不気味感があり良き!グロ要素はいらない気が…
おもちゃ版ターミネーター
さくっと観るにはちょうどいい長さ。
編集の問題もあると思うけど、子役の感情表現が急すぎて違和感。
主人公のセリフも何か薄っぺらい。
柵はまず最初に直すし、いきなり森で知らん子と二人きりにはせんでしょ。
それでも退屈はしなかった。
AI人形「ミーガン」に自我が芽生え、システムも自ら改修するなど、自...
AI人形「ミーガン」に自我が芽生え、システムも自ら改修するなど、自身に危害を加えようとする人を次々と殺害する。と言うお話。良くありがちな話ですが、なかなか面白く飽きずに最後まで観れる。ミーガンを我が家にも欲しいと思うほど。しかし、ケイディもなかなかやるな〜
所々笑える
ホラー映画としては、怖い要素はそれほど多くなく、怖い感情を抱かせるまでに長い印象はありました。
序盤は家族との繋がりや孤独を感じさせ、ミーガンが完成した時は本当の愛を感じている描写もありました。
初めはミーガンの行為に同意したくなることはありますが、徐々にエスカレートしてしまう…。愛故に暴走してしまう。
見ていてAIの怖さ、家族とは愛とは何か。考えさせられる映画でしたが、所々笑える要素もある。
興味がある方は1度見た方が良い映画のように思います。
ある意味夢のロボット
この映画は現代ではなくて近未来の話なのでしょうね。
はっきり言って現代の科学技術力ではこれ程に優れたロボットを開発することはまだ無理です。しかしもっとAI技術と機械技術が発達していけばあるいは可能かもしれないと思わせる。つまりある意味これだけ優れたロボットが開発されたとしたら夢であり脅威です。
悪しき人間のことだからおもちゃではなくて兵器として運用するかもしれない。
まるでターミネーターとチャッキーが合体したようなホラー&SF的な映画でホラーファンもSFファンも楽しめる面白い映画です。
単純に面白い
AIの暴走という概念は昔からSF化されてきたが、これもそのひとつだ。
両親を失った少女ケイティが玩具メーカーで働く叔母に引き取られるが、おばの開発した新作ミーガンがケイティに与えられ、同時にミーガンの学習能力を育てていく。
この作品もお決まりのパターンがあるが、テーマの中にトラウマを持った少女が最後は何が大事なのか理解し、自発的に考えて、AIの歪んだ思考癖にNOを突きつけることで、成長する姿を描いている。
AIの暴走による殺人と、バグによって起きるおかしな動きにエクソシスト感を出しつつ、胴体が取れた後にはターミネーターのようになるあたりは、映画の対象がケイティと似た年齢なのだろう。
「与えといて奪うのか」という子供の持つ大人への意見は、子供と大人の対立軸の基本だと思った。
こんな関節ばかりなのに
ロボット強すぎ問題はこの手の映画につきもの。ミーガンターミネーター並に強いんじゃないの?と思わせつつ、合間合間で貞子の動きを取り入れてみたりしてるが、あれはホラーじゃなくてコメディだよ!?などと軽口を叩いてみたが、まあ設定気にせず楽しみましょう!という映画か…
陳腐なストーリー
人間そっくりなロボットが完成すると最初はいいけど大体途中から暴走して人間を襲うようになり、死闘の末人間が危機一髪で勝って、あぁ後味悪かった〜っていう終わり方をするそんな映画、今まで一体何本観ただろう。作る方もよくこんな手垢にまみれた陳腐なストーリーの映画を自信満々に作るよなあと思うし、資金を出す方もよくお金出すなと思う。両親を亡くしてミーガンに依存して行くケイディーが可愛くなさ過ぎて苛立った。身寄りのなくなった自分を自分の生活を犠牲にして引き取ってくれたまだ若くて独身の叔母さんになんであんな始終不機嫌で尊大な態度取れるのか、アメリカの子供ってみんなそうなのか。
主要な登場人物がみな女性で、映画.comでのレビューも女性が多く、総じて男性より「人形」というモノに感情移入しがちな女性の共感を狙った映画なのかもとも思った。
あと、ミーガンは4人を殺害したが、こういう場合その罪は誰が負うんだろうか。開発者のジェナ、彼女を雇っていた会社、おそらくその両者になるんだろうが、その後の裁判の行方の方が面白そうに思えた。
ロボットとの未来はまだまだ先か?
よくある題材を一つの家族に落とし込んで、
ロボットとの生活の緊張感とリアリティーはあったけど、
ミーガンが誕生するまで一週間でなんとかなるんだ!
とか、荒削りはな部分は散見された。
最初から怪しい雰囲気を醸し出してる
ミーガンも良かったけど、
登場人物全員が胡散臭く、
ミーガンに集中出来なかった事と、
この家族ならどうなっても自業自得だなと
思ってしまった事で、恐怖感は薄れてしまった。
子どもの頃から夢見て来たロボットとの生活。
映画の世界ではよく見られるけど、
まだまだ人間の真の友人になる日は遠いのかな
と思いました。
人間より賢く成長スピードも速いので、
実現する時は人間が支配されてる時なのかな?
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