M3GAN ミーガンのレビュー・感想・評価
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映画内で述べたい論点とは若干超えた論点で見た感想。
今年185本目(合計836本目/今月(2023年6月度)10本目)。
何よりおどろきだったのは、tohoシネマズ梅田さんは比較的大手のシネコンですが、リトルマーメイドでもなく本作が満員だった(私は会員で先行予約dきた)という点でしょうか。
そう近くないと思われる未来のアメリカの、人工知能をロボットやモノに与えたとき(現在でも、不完全ながらにIoTというものがそれに該当します)どうなるか、という趣旨の問題提起型のタイプの映画です。もちろんホラーものという観点も理解しますし、複数の見方ができると思いますが、個人的には前者の観点でみましたし、そのような方も多いと思います。
ただ、法律系資格持ちとして本映画を見たとき、その「人工知能のあるべき姿」を少し超えた論点(映画の主張)が裏に隠れているのではなかろうか、というのが個人的な見方です。
企業において何かの技術を使って商品(製品)を作るのは企業の技術者たちの努力によるものですが、一方でいかに大きな企業といえども学問研究をメインに行っている企業はまずもってなく(企業の果たす役割の論点)、「企業における技術を使った製品の開発」は、同じく日本の憲法やアメリカの憲法ほか、多くの国の憲法典が保障する「学問の自由」と連携するものであり、また表裏一体をなすものです。
しかしその「学問の自由」(日本では、主に大学を想定したものだが、小中高にも趣旨は及ぶ)も無制限ではなく、学問の自由を盾にとって核兵器の個別具体的な作り方の研究等が実際に規制されているように、絶対無制限のものではありません(ほか、生命倫理にかかわるようなものも日本では規制されています)。このことは規制の対象等は多少違ってもそれを定めている国では一般的にあるものです。
一方で、遠くではなかろうと思われるこの映画の述べるようなことが実現しうると考えられる(近い未来の)数十年先を考えれば、「このような事項」も規制対象になると合理的に考えられ(ロボットと人が結婚したりといったことは、どこの国においても、自国の憲法も民法も想定していない)、映画内では全く出てきませんが「企業の開発・研究」と必然的に表裏一体にある「学問の自由の限界」について暗黙のうちに触れているのではなかろうか、というのが個人的な見方です(この意味で、「倫理」ないし「哲学」的な意味合いが強い映画)。
映画として見たとき気になった点は以下の通りで、4.7を4.5まで切り下げたものです。
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(減点0.3/字幕の配慮不足)
・ 人工知能等を扱いますので、特に前半において人口知能に関する実際に使われている用語(架空の用語ではない)が登場し、「目的関数の最大化」といった聞きなれない語まで登場します(数学とコンピュータサイエンスの融合分野)。さらにベクトル空間論の話を突然し始めるなど(日本では、理系の学部では共通で学部1年で置かれていると思います)、そこそこ字幕がマニアックだったりします。
「法律ワード」こそ登場しませんが、「数学ワード」はどんどん登場するところ、これこそ結構マニアックなので、わからないものは飛ばして構わないと思います(本質的に理解が必要でないとわからない展開になっていないし、そうであれば減点0.3程度では済まない)。
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賢いけどバカバカしいのバランスが絶妙で丁度いい選び抜かれた黄金律
全米を賑わせ、ここ日本では長らく待たれていたであろうスマートガール(ロボット)inスマートハウス=スマートなホラーコメディ(?)!本ジャンルの代表コンテンツ『チャイルド・プレイ』シリーズが漏れなくそんなにハマらないことから少し苦手意識みたいなものもある殺人人形モノだけど、本作は全米でバズっただけあって流石におもしろかったし普通に楽しめた。
大のお気に入りな作品にはならなかったけど、丁度よかった。もうちょっと捻ってくれてもよかったよ、なんて思う一方でやっぱりこれくらいが良くて、展開も複雑じゃなくて分かりやすい。スマートさとちょっとしたバカバカしさの塩梅に、テーマ含めて真直ぐ。あるいはミーガンの見た目からすると『オーメン』など子供殺人鬼モノとも?信頼に足るホラー映画界の看板エース、我らがジェームズ・ワン✕ブラムハウスが仕掛人だけある。
考えすぎかもしれなきけど終盤の展開は、大企業がカネをかけた超大作に、情熱を持った素人あるいは若手の自主作品が勝つ、みたいな図式を勝手に感じて少しアツかった。ミーガンも、大企業に黙って楯突いて彼女の変わらぬ情熱が作らせたものに他ならないが。既に続編も決まっているらしいので楽しみ。コンブチャを持ってこい!
老若男女が楽しく観られるお手頃ブラムハウス
ブラムハウスお得意の『中盤から変わっていく展開』や『強い女性のバチバチアクション』が今作でもキチンと出ている作品でした。
加えてミーガンは残虐描写が少なめ(あくまでブラムハウス他作品と比べて)。
ポップな場面やテンションの上がる展開もあり、『ホラー苦手』『グロ苦手』な人でも見易い作品になっていると思います。しかしその分、ブラムハウスの過激な部分を期待した人には少し物足りないかもしれません。
レビュータイトルの『お手頃』は良い意味です。
エンターテイメントとしてはちゃんと面白かったですがミーガンの心(?)の移り変わりに少し納得がいかなかったため、星は4つ。
最高のクレイジーモンスター登場!
日本ではリングの貞子は最近キュートなアイドル的存在になりつつありますが(笑)それくらいのポテンシャルを持った最恐のキャラクターが誕生!
しっかり教訓みたいなものも見せてくれますが、後半はニヤニヤしっぱなしでした。
正直もっとめちゃくちゃやって(殺って)ほしかったです(笑)R指定ついちゃうからかな。
割と殺しのシーンはありますがグロはちょっとしかないです。
続編あるんですか?ほんとに?観に行きます笑
キュートなケイディとミーガン
観終わって、それほど怖くないということと2019年上映の「チャイルドプレイ」に似ているなと感じました。
ミーガンがスキャンする所は、プレデターが相手を解析する画像を思い出し、好きなんですよね。
また、ターミネーターのようなケイディとミーガンのバディ感を感じました。
万人向けのホラーで、ほどほどのスリルを感じます。
バイオレット・マッグロウが魅力的で、将来性を感じました。
期待値を上げなければ、楽しめるちょっとキュートなホラー映画だと思います。
ミーガンが暴走した理由に今一つ納得できない
「チャイルド・プレイ」のようなホラー映画なのかと思ったが、人形が暴走する原因は「怨霊」ではなく「コンピューター・プログラム」で、「2001年宇宙の旅」のようなSF映画だった。
人間そっくりなアンドロイドを、「A.I.」や「ターミネーター」のように人間が演じるのではなく、一目で作り物と分かるようにしているところがかえってリアルで、表情が豊かでない分、不気味さが感じられるようになっている。
そう遠くない将来に実現するであろうAIロボットの実用化に警鐘を鳴らすような内容で、それなりに面白いし、楽しめるのだが、ミーガンが暴走するに至った理由が、やや薄弱であるように感じてしまう。
ロボットを製造する際は、「人間に危害を加えてはならない」といった安全措置がプログラミングされているはずだし、劇中の開発者にもそのような台詞があるのだが、ならば、どうしてミーガンは暴走してしまったのか?
そこのところを、ただ「ケイディを守りたかった」だけで済ませてしまうのは、あまりにも乱暴だし、説得力もない。
AIに対する危機感を、ただ煽っているだけのようにも感じてしまう。
ミーガンの立場で、もっと身につまされるような、やむにやまれぬ理由でも示されたならば、より奥の深い話になったのではないかと、少し残念に思ってしまった。
ミーガン!アンタは悪くない!
これはペアになったケイディの方に実はサイコパスの素質があってそれを強く引き継いだのよ。実際こんな人形が開発されたら良くも悪くも大人のオモチャ( ; ; )さ!次、あ熊のプーさん行くか〜。
メンヘラサイコパスAI少女人形!
現代のネット社会や携帯などの依存問題やAIの発達、それによる家族の交流などの希薄性などを批判しつつ進歩した技術の危険性などを描いたメッセージ性の高い内容に ターミネーター要素と過去の人形系ホラーのハイブリッドになっているのが主な内容です。
主人公の娘ちゃんを引き取る おもちゃ開発のお姉さんが娘ちゃんと交流する気が全く無くて 遊びやしつけを自分の代わりに全部やらせるためというクソみたいな動機をモチベーションにして作る感動ゼロの開発シーンを見せるとか(いくらなんでも普通そこは感動的な開発エピソードにするよな大抵は!)そこはこの映画のテーマになってますからある意味重要で カウンセラーの人が後半に言うセリフがこの映画の核心部分になっていて
社会的メッセージが強い場面でもあります!
つうか怖さゼロで どちらかというと笑ってしまうシーン多くてライトホラーとしてめちゃくちゃ楽しめました! あとミーガンちゃんの表情にちゃんと感情あるのは凄かったわ、後半壊れかけて 変な動きするところは大爆笑でした!
あと 本当に色々とターミネーターまんまの展開で
1と2の合わせ技って感じで良かったです
あと大前提としてミーガンちゃんはT2のシュワちゃんのごとく主役の娘ちゃんを守る腕っぷしの強いボディガードっつう大前提があるから主役の娘ちゃんが危なくなってハラハラってシーンが皆無なので変に安心して見ていられるし、痛めつけられる被害者のやつに感情移入するほど人間ドラマを掘り下げて居ないから何か起こってもそんなにショックを受けるほどでもないのでとにかく気軽に見れますよ、
あと隣の家の悪い犬がミーガンちゃんに騙されて誘き寄せられるシーンで 犬の身に危険が及ぶサスペンスシーンが発生してそっちに行ったらワンちゃん危ないでーって 犬ピンチ描写で観客をハラハラさせる場面を作っていて 自分は一体なにを見せられているのだ?って思ったらジワって笑ってしまいました!
ここまで読んでると つまらないからバカにしてるように感じるかもしれないですが そこが逆に面白さになっているのでまさかのお勧めって事になってます。
更に言うと最新鋭のロボと旧型のロボの対決とかまんまターミネーター的なシーンとかあって そこも笑いました!
更に更に言うと 変に豪快な描写が多々あってそれも手加減無しで全力感ありすぎてそれも笑える要素の一つになってるとおもいますね。
結局は余韻ゼロだけど気軽に楽しめる作品にはなっているしホラー苦手な人でも平気で見れる作品だとおもいます!
最後に ミーガンちゃんはマジで強くて
ブレイキングダウンで他のライバルと戦ったら
全力疾走とかできない基本動かない人形のアナベルや
中身はオッサンでノロノロ歩きの小さいガキの人形のチャッキーごときではミーガンちゃんには絶対勝てません!
ミーガンちゃんは頭も良くて声のなりすましとか平気で
やるからオレオレ詐欺やったら成功率かなり高いと
思いますし 自分も用心棒として雇いたいくらいですよマジで!
アイルビーバック的な匂わせラストですしアメリカでも超超大ヒットしてますので続編のミーガン2(サブタイトルは 今度は戦争だ!!!)は大量生産されたミーガンちゃん軍団が地球上のコンピューター全てを支配して核ミサイル連打して人類滅ぼして、生き残りの人類と戦争になる近未来のアクション映画になること間違いなし(笑)
6月10日のニュースでジェームズワンが
7作くらいまでは構想あるとか言ってたから続編どころか
ミーガン7ファイナルバトル とか見れる未来があるとか期待してしまいますねー
いいキャラ誕生させたなしかし!
現実におきそうな話
もしもあなたの近くの人工知能のひとがた玩具が知能をもってしまったら?
某◯◯◯ーを彷彿させますが、またひと味違うアプローチで攻めてくる本作品、正直いって異様で怖い作品です。日本は6月公開ですが、輸入Blu-ray版には、アンレイテッド版(無修正版)とシアティカルレイテッド版(劇場公開用修正版)が選べるようになっています。
身近に起こりそうな怖さを表現した今作品是非とも劇場にてご覧になってみてください。
近い将来有り得るかも?
日本語字幕で観た後、レビュー修正するつもりなので、今は簡単にレビューしておきますね。
字幕も無いので細かい点など話が完全に分かったわけではないのですが、展開はベタなので先が読めてしまいますし、グロゴア描写も少なめでした。
終盤“ミーガン、ターミネーターぽいな”などと思っていたら、本当に“ターミネーター”してましたw
ミーガンもターミネーターと同じく無表情なんですが、わざとらしい笑顔とか感情を出した方がより怖さが増したような気がします。
ツッコミどころはあるものの嫌いではないですよ。
作品としてはそれなりな出来なんですが、現実としてもAIはかなり発達してきましたし、ミーガンのようなロボットが出来るのもそう遠くなさそうですし、AIに依存し過ぎてしまう怖さやAIの悪用など、これから直面するであろう問題点を描いているのは良かったかと思います。
それにしても、ジェマ、ミーガンを作り上げるような優秀な研究者には全く見えなかったですね(´∀`;A
アイデアは斬新だが…
ブラムハウス新作ホラー
最新テクノロジーを駆使したアイデアは面白いと思うが、試作品が問題を起こす中商品を発売しようとするのは気が早いのでは。
暴走する人工知能とどこまでも追ってくる生命力が恐ろしい。途中から動きが人間にしか見えなくなってきて残念。
前半は笑える場面があったものの、後半はしっかりホラーへと変わるところが良い。
67点
ホラー/スリラー/アクション
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