「幅広く勧められる"ちょうどよさ"」M3GAN ミーガン かめさんの映画レビュー(感想・評価)
幅広く勧められる"ちょうどよさ"
☑️お化け屋敷はギリギリ自分の足で歩ける
☑️入浴時と就寝前に思い出さないレベルが良い
☑️極端なグロは見たくない
☑️痛々しいのもやだ
☑️拷問的な息苦しさもやだ
☑️子供や動物が不必要に痛め付けられるのもやだ
☑️(主人公側から見て)好ましい人たちは生き延びてほしい
☑️心霊系じゃない方がいい
☑️ていうかヒトコワ系がいい
☑️ロボコワ系なら尚いい
☑️可愛い女の子が見たい
☑️可愛い女の子のダンスが見たい←❗最重要❗
という方にお勧めです。
あれ?これ幅広くないな…?
こうなってほしくない、こうなってほしい、こうであればいい、という観客の期待を裏切らないながらも、びっくりどっきりイヤアアアな部分も忘れない"ちょうどいい"ホラー映画でした。
緊張の中にクスリと笑えるやり取りが挟まれたりして、制作者の方々の悪戯心に見事取り込まれました。
逆に言うと、ホラーなんだから期待を裏切ってくれると期待しているガチな皆様にはお子ちゃま映画に写るでしょうね。
私もどちらかと言うと「ラーメン食うならさっぱり系とか求めんな」的「ホラー映画にハッピーエンド求めんな」派なのですが、今回はヨシ!
なんてったって終盤頃の私ゃ熱血映画見てる気持ちになってたから、あの終わりスッキリ!
とにもかくにもミーガンちゃんのビジュアルが完璧ですよね!外行きの黒いコートも"お人形さんみたいなお嬢さん"みたいなお人形さんとして完璧。
謎の四つん這い走行と謎のダンスも完璧。
お目目の色、唇の形、細い足、小さな指…。
ずっと愛でていたい。
イエスロリコン、ノータッチ。
続編も決まっているとのこと、この"ちょうどよさ"が保たれることを期待したい。