「中国が見たら怒る…」テイクオーバー KEIさんの映画レビュー(感想・評価)
中国が見たら怒る…
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義賊のハッカーであるメルは雇われ先であるバス会社の顧客情報が流出していることを知り、ハッキング先にウイルスを流す。バス会社は顔認証システムを利用し、自動運転化を目指しているが、実は顔認証システムを請け負っているのがシャオミンという会社で中国政府と繋がっており、欧米の個人情報を集約しているのであった。メルは顔認証で盗られた顔を加工され、殺人犯に仕立て上げられ、警察、シャオミン一味の双方から追われる身に。出会系?で知り合った、なんの取り柄も無さそうな男トーマスや、メルが裏切った伝説のハッカー・ブティを大いに巻き込んで展開していく。シャオミンって、Xiaomi?、欧米の華為排除を思い出すくらい、中国を思いっきり敵視した内容。中国資本の影響が多い昨今、ある意味新鮮だった。情報流出は欧米企業へも怖いけど。動きもトロそうなトーマスが最後アクションスターさながらに暴走しているバスに乗り移ったり、裏切った割にあっさり協力するブティ、喚くだけの二人のハッカーなど、ツッコみどころはあるものの、テンポよく見れた。
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