「新しい学校の花束」ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
新しい学校の花束
前作ではヤクザ24人をとんでもない力でやっつけてしまったちさととまひろ。さすがに謹慎処分を受けた今回はおとなしくなってしまい、依頼のない殺しが出来ずにバイトに明け暮れる日々。しかもまともな仕事は全く続かない・・・
正社員のポストのため彼女たちを狙う2人の男の存在のせいで盛り上がりにも欠けるし、どことなく昭和の青春を謳歌している雰囲気もあった。ブレイクしていた新しい学校のリーダーズにも参加させているし、まさしく時代に呼ばれていたかのような作品と褒め称えたかったが、ストーリーもアクションも前作に劣ってしまった感じ。
ユルい会話やダラダラした生活ぶりから突如強さ爆発する殺し屋女子。今回はまひろ(伊澤彩織)も手傷を負ってしまったり、掃除人の新キャラ宮内さんを登場させたりして、新境地を見せてはくれていた。また、『花束みたいな恋をした』ネタが多すぎだし、しかもパズドラやスニーカーとか着目点が凄すぎる。ここでも新しい感覚を見せてくれた・・・気がする。同じ阪元姓だったからか?(性格には花束の脚本家は坂本)
尚、前作同様、アレンジされた「ワルキューレの騎行」はちゃんと流れていた。
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トミーさんのコメント
2024年7月17日
共感ありがとうございます。
二人の男はちょっと・・ほんわかムードも不要! でしたが、いつまでも男どもを出さない訳にもいかないのがこの手の泣き所ですかね。TVドラマ化、ホントに大丈夫なんスかね?