「2作目だからってあなどれない面白さ」ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー 菜野 灯さんの映画レビュー(感想・評価)
2作目だからってあなどれない面白さ
阪元裕吾監督の最新作が公開と聞いたので、必ず観ようと思って、公開三日目の日曜日に観た。今回も阪元裕吾監督&脚本らしい、シュールな笑い、ぶっとんだ言動が垣間見れて、さらに、編集のテンポもよくて、約100分、飽きない展開、中だるみもなく、あっという間にエンドロールでした。
阪元裕吾作品の定番のような最後の1対1の肉弾戦、格闘場面も今回も迫力ありました。まひろが倒されて、相手が勝ったところからひと工夫ありましたね、えって感じの工夫が。
ベイビーわるきゅーれの初回作がおもしろくて、2作目ってどうしても初回作を超えられないことが多いけれど、初回と同じくらい面白くて、2作目にしてはかなりの出来栄えではないかと思った次第です。
あと、個人的に将棋をたしなむので、将棋のシーンを取り入れられてて、賭け将棋ってあまり巷でみないけど、あんなこと実際あるのかな。ちさとの思わせぶりな感じは笑えたし、映画シーンではあっさり勝負つくけど、将棋は逆転のゲームだけに賭け将棋ってレベルが拮抗するとかなりスリリングではないかなって思った次第(余談です)。
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