「狂気は踏み台に」マッチング berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
狂気は踏み台に
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マッチング
最後に「もう一度」逆転すると予告されている。しかし、1つ目の裏切りの後で、続きの展開にどのような必然性を持たせるのかと悩んだ。
示し合わずとも、同じ様に感じていること。そして雌雄同体性。ぶつ切りに示される関係性と描写が、隠された存在を露にする。
言わば、容易に裏切るものたちへの、狂わされた立場からの復讐だ。対象はズレていても、そのように感じられた。
想定しやすい狂気を超えて、要は「誰が被害者か」ということなのだろう。
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