「すれ違いと成長の悲しみ」離ればなれになっても berkeleyさんの映画レビュー(感想・評価)
すれ違いと成長の悲しみ
クリックして本文を読む
The best years
40年間と次世代の話。
親の愛は時代と環境に左右される。複雑でも、次世代は受け継いでいく。最後に描かれるのは、あくまで次世代の始まりだが、悲観的になることはない、と主人公の一人である教師が告げる。
(似非の)知性に比較される愛、ハウスオブグッチの最後にも、同様にすれ違う描写があった。大人であっても、成長の時期はそれぞれ違う。そして愛には最終的に、各々の自立も必要となっていく。
階段へ戻って駆け上がる(想像?)シーンよりも、歳を重ね電車の中で再会した時の、嘘のない表情が胸に残る。
コメントする