「【"心熱くしてくれるモノに・・。"今作は、イタリア人男性3人と1人の女性の40年に亘るジェットコースターの様な関係性の変遷を、肯定的な視点で描いた人生賛歌作品である。】」離ればなれになっても NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【"心熱くしてくれるモノに・・。"今作は、イタリア人男性3人と1人の女性の40年に亘るジェットコースターの様な関係性の変遷を、肯定的な視点で描いた人生賛歌作品である。】
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- いやあ、イタリアの人々って、皆、あんなに自分の気持ちに正直に生きているのかな。
友人の恋人でも、好きになったら一直線である。-
◆感想
・40年の関係性の変遷を、一気に描いているので、彼らの子供たちもアッと言う間に大きくなって行く。そして、ジェンマやジュリオ、リッカルドたちも、結婚したと思ったら離婚したり、正にジェットコースター人生である。
ー 最初、可哀想だったパオロも、念願かなってジェンマと結ばれるしね。-
・彼らは山有り谷有りの人生を送りながらも、一度会うと、気持ちはアッと言う間に若かりし10代に戻る。真の友人なんだよね。
・特に琴線に響くのは、五十代になった彼らが、過去の確執を忘れ、リストランテで夜中までワインを酌み交わすシーンや、新年を迎える時に、自分達の子供を紹介し合い、一緒に祝うシーンである。
<長く生きていれば、色んな事を経験するが、やはり40年もの間、友人だった彼らの関係性は、ちょっとやそっとでは崩れない。
今作品はそんな、不器用だが自分の気持ちに正直に生きる人々の姿を肯定的に描いた人生賛歌なのである。>
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