劇場公開日 2023年3月17日

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零落のレビュー・感想・評価

全55件中、21~40件目を表示

3.5竹中監督らしさ。

2023年3月28日
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原作通りに流れて行くストーリーに、竹中監督特有の人間の可笑しみが描かれていて見応えがある。
インタビュアーとのやり取りや劇中漫画とのリンクなど原作にはないアイデアがとても良かったです。
パンフレットには浅野いにおさん書き下ろしの『さよならサンセット』の本編のキーになる一編が差し込まれていて、浅野さんファンは是非。

劇中、何度か映し出される波の映像に静かな迫力があり、竹中監督らしからぬセンスに感嘆した。
ジャンルは全く違うがインターステラーのような、こちらに迫ってくるような映像は、これからの竹中監督作品にいろいろ期待をしてしまう。

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はりねずみ。

4.0有能な人

2023年3月27日
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自分の作品で批判的にいっていることをそのまま自分がやってしまったり、自分に対してもプライドのための言い訳に終始したり、自分より下に見ている風俗嬢には「漫画家」と自慢気に名乗るのに好みのタイプには漫画家であることを隠したり、奥さんが自分を理解しているのが許せなかったり、とにかく主人公が嫌な奴ですがだいたいベクトルは自分に向いている。
恐らくわざとやっているんだろうが、作中で主人公が言っているように、ちょっと説明しすぎな感じはしました。
そういうのも含めて韻を踏んだような構造や、一貫して主人公のいけ好かない感じがとてもよい。

そもそも、作中ファミレスで編集者に「好きなもん書きたいならガロでやれ」みたいな感じで怒られてた漫画家のような奴がいわゆる「ホンモノ」であって、主人公みたいなシャレオツな恋愛ものを上から目線で描いてるような奴は「ニセモノ」であると・・・

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アモルフィ

4.0

2023年3月27日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

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アプソ

4.0竹中監督、深澤に職業は宇宙人と言わせれば良かった。いやまずいか。、。

2023年3月26日
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深澤に共感できた。
深層心理のような映像と挟み込まれる現実。海練、猫顔の女、首都高の喧騒、不協和音、職場、駅のホーム、ホテルの部屋。
対峙から共存になっていく不器用な思い。
そのための触媒のちふゆ。
それらが上手いバランスで映画のリアリティを感じ没入感を得られた。

竹中監督、深澤に職業は宇宙人と言わせれば良かった。いやまずいか。
政府関係者でも。

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SUZUKI TOMONORI

3.5零落

2023年3月26日
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鑑賞方法:映画館

難しい

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kawauso

3.5猫好きなのはわかったよ。

2023年3月26日
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puccino

4.0人の心の機敏が丁寧に描かれた映画

2023年3月26日
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本作品は孤独、絶望、苛立ち、やるせなさ、そういった暗い感情を真摯に描いている。
制作陣と俳優陣が体当たりで本作を作り上げたのが感じられる。

堕ちに堕ちてく主人公は序盤からもう手遅れだったと思う。何もかもめちゃくちゃにして台無しにして、自分を支えようとしてくれてる人の心も受け取れず、自分勝手で、ああなんでそんなこと言っちゃうの、どうしてそんな風に傷付けるのと何度も思った。

漫画に向き合い続け、8年の大作を描き上げた、その彼の傷と孤独をもう彼自身も周りの誰も癒せない。

猫目の元カノが彼の正体を言い当てる。

誰しも人を傷付け、傷付けられ、自分だけひとりぼっちと感じた覚えがある。過去の愚かな行いをした自分自身を突きつけられたような気がした。
ぐるぐるとした気持ちを抱えていく生き方しかできない、さぞかし生きづらいだろう。私は彼より少し器用で良かった、なんていう浅ましい気持ちになる。

本当は甘えたくて、優しくされたくて、責任のない愛にだけ救いを求めた彼はすごく人間味があった。

スクリーンでは燃え尽きて鬱屈とした主人公から物語がスタートするし彼の作品は作中では数ページしか分からない。でも8年間漫画を続けられたこと、インタビューやサイン会、(新刊コーナーだとしても)店頭で人気漫画の隣にあることなどからして結構な人たちは彼の漫画を認めてる。きちんと才能があるという大前提があるのだけど、そこは観る人の想像に委ねられる。頑張り続けたんだろうしそれを見てくれてた人たちがいるのに、と思うと堕落ぶりが本当にやるせない。

感動的で盛り上がる作品が世に溢れる中で、この映画の万人に迎合せず良いものを作ろうというありようはまさに主人公が目指した漫画そのもののと重なる。

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ゆきお

2.5見たくない姿、でもそれは自分も同じだから。

2023年3月25日
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イライラを周囲にぶつけて鬱屈した主人公を2時間見るのがある意味苦行。
ただクリエイターとして才能を持つが故の苦しみやもがきは肯定したい。
もっとスピーディーな展開の話だと思っていたので期待外れ。
途中田舎に行ってようやく主人公が日光を浴びてるシーン以外はほとんどが暗い場所。
敢えてなのはわかるけどそんなんじゃいいことなんて生まれないよ。
海辺のシーンだけやたらカットにこだわってたのが謎だったり、変に戯曲的な台詞回しだったり、最後のサイン会で元アシスタント♂との対峙が見たかったのになかったり。
自分にとっては不完全燃焼な作品だった。

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本まぐろトロ子

4.0漫画家

2023年3月25日
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趣里さんがデリヘルなんですね!ビックリ。
最初の人誰だろうとずっと思っていましたが、
玉城ティナさんだったんですね。エンドロールでわかりました。
化け物。

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かん

4.5斎藤工のクズ男演技を観る作品

2023年3月24日
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タイトルどおり、人間心理のマイナス方向「あるある」から落ちぶれていく様を、いたたまれないくらい克明に描いている作品でした。
中年期に一仕事終えたらなかなか「次」に行けない、という主人公の悩みはわかるし共感できました。
「燃え尽き症候群」の一種であり、「大人の思春期」であり。
かつてなりたかった理想の自分とは乖離していることに気づいたら、深く傷ついて、そこから闇の中に入ってしまい、我儘と焦りとが招く、男性更年期+鬱発症ってとこか。
その姿は酷く、キング・オブ・クズですけれども。
「上手くいけば傲慢、落ちぶれたら他人のせいにする」態度で、常に周りの人達を傷つける生き方しか知らない主人公を、斎藤工が見事に演じてました。

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コージィ日本犬

3.5なんかわかる

2023年3月23日
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自分の置かれた立場と、自分の思いに不一致があると、なんかイライラして、自暴自棄になってしまう感情はなんかわかります。それが、有名な人間だともっと極端に出てしまうかもしれないですね。終始、猫が関わっていますが、猫の気まぐれさと掴みどころの無い部分に憧れがあるのでしょうね。

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ごっとん

3.0

2023年3月23日
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hum

4.0ひたすら、落ちて

2023年3月23日
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難しい

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しゅうへい

2.5体温が高すぎる

2023年3月22日
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uz

1.5映画の中で主人公の漫画(作品)が明確に示されないのがこの映画の致命的欠点なのでは?

2023年3月22日
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komagire23

3.0シン斎藤工がはじまろうとしている‼️❓

2023年3月21日
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関係無いけど、ユナイテッドシネマで隣のスクリーンがシャザムの4DXで振動と爆音がドカンドカンブルブルでたまんないのよ。
いやはや、この原作者の出てるバラエティ観たら、ソラニンとか売れてから鳴かず飛ばずなんだけど、海外で売れてるから収入は変わらんらしい、この映画もほぼ実話、かなり誇張と膨らませてるけど。
そんなことでストーリーに観るものはほぼ無いのだけれど、趣里が二十歳くらいに見える演出は素晴らしい。
斎藤工の独壇場ではある、宇宙飛行士ではなく無いくだりはシンウルトラマンだからなのか。
まあ、斎藤工がいい演技だし、監督も予想外に良いと思うので、暇ならどうぞ。

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アサシン5

3.0斎藤工がいい。

2023年3月21日
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とても嫌な感じが最後まで止まらない主人公。
そう簡単には性格って変わらないし、映画もハッピーな救いのあるエンドだけじゃないんだよね、ということを再認識しました。

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khapphom

3.0映画ならではのものと、口調

2023年3月21日
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映画にしかできないことができていない、というか原作の表現力があそこまでリアルだと、映像化は楽だけどその先を表現するのが難しいんだろうな…という感想。斎藤工は良かったけど、趣里はなんとなく現実の120%くらいのセリフの言い方で、演劇っぽい口調だなと思った(実際に見にいった「不道徳教室」はの立ち振る舞いは信じられないくらい上手だった)…。

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齋藤直紀

3.5鈍感さに戦慄する

2023年3月21日
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ちふゆの役回りをみていると手塚治虫の「ばるぼら」と比較したくなる。
それはともかく、解りやすさを求める読者に迎合すると解釈の多様性が損なわれて作品が劣化する。一方、日常生活では言葉が足りないと解釈の多様性が誤解をもたらして人間関係が破綻する。この対比が実に興味深かった。
創作とは何とも苦いものだ。

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ひろちゃんのカレシ

3.5凄い

2023年3月21日
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自分にはまだ難しい作品でした。ただ、プロとしての厳しい世界というのを学びました。

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suzu