ドント・クライ プリティ・ガールズ!のレビュー・感想・評価
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ハンガリーの団塊の世代のお話。
『ハンガリアン・グラフティー』
ハンガリーの団塊の世代のお話。つまり、ハンガリー動乱の時に10歳位の鼻垂れ小僧どもの話で、演出家は彼等を退廃的描いている。
要は、演出家戦前派(含む戦中派)で、演出家から見たアプレゲールの自由奔放な姿を描く事によって、社会主義に芽生える新たなる波を描いていると言った所だろう。
1970年代のビートロックと言う事だが、ビートロックとはwikiで検索すれば直ぐに理解出来るが世界にはこう言った分野がない。
曲や使っている楽器を鑑みれば、プログレッシブロックになると思う。つまり、ピンク・フロイドである。正にこの70年代にヨーロッパを一世風靡した。それにインスパイアーされたミュージックビデオの走りの様なストーリーだと思う。つまり、公開当時は良かろうが、今となっては正に『ミュージックビデオ』に過ぎない。
小林〇星さんの『わん〇か娘』である。『何のことやら?』と思う人は『オシャレでシックなレナ〇ン娘が、わんさかわんさか。へいぇ、いぇーやぇやぇ』って歌は聴いた事あると思う。
この頃はハンガリー人もイギリス、フランス、そしてアメリカに憧れていたんだね。
ハンガリーの方が音楽的には歴史が深いのにね。社会主義だから仕方ないか!
あと5分。まだ、やってる。
ジム・ジャームッシュに影響を与えているかも知れないので、ちょびっと評価するが、 兎に角、選曲が悪すぎる。出来損ないのポップスでハンガリー人としての魂が見えない。
オシャレなハンガリー映画
どこか遠くへ
何故か観続けられる、観続けてしまう。こんな映画ってたまにある
他用で東京に来た際に新宿シネマカリテにて
なんとなく映画は観たかったが時間の合う作品がこれしかなく、あらすじから少し興味をそそられたため鑑賞
メーサーロシュ・マールタ監督特集のうちの一作品で、初期の作品とのこと
監督はハンガリーの女性監督で、ベルリン国際映画祭で女性初の金熊賞に輝くなど世界的に評価されているにもかかわらず、作品はいずれも日本未公開。という情報のみを掲示されているポスターで確認し鑑賞したがこれまた一言では語ることのできない不思議な仕上がりのものだった
絶え間なく流れるビート・ミュージックのなか捉えどころのない、あまりまとまりのないストーリーが展開される序盤は少し眠気を誘われたが
中盤は、主人公たちと同様に退屈さが漂う雰囲気なのに不思議と飽きない
白黒なのに、淡く薄い色がついているように感じる。そしてそれは非常に華やかで、煌びやかな映像で。非常に心地の良いモノだった。
ビート・ミュージックとその詩で語られる人々の心情はもちろん分かりづらく、ふんわりとしか捉えられないが確実に"何か"伝わる演出がなされている
自分の表現力、語彙の足りなさを実感し恥ずかしくなるが良い映画、いつかまた繰り返し観たくなる映画であることは確信できた
主人公の女性の気持ちは移り気で、でも芯があって。共感できる。
ソフト化する確信はないので特集している今のうちに一本でも多く観に行きたい
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