劇場公開日 2023年4月7日

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「悩む姿が眩しくて愛おしい」ガール・ピクチャー kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5悩む姿が眩しくて愛おしい

2023年4月13日
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鑑賞方法:映画館

少女たちがワイワイキャッキャしながらも悩み成長する物語が魅力的なのは万国共通。この手の映画の最近の傾向としてはそこにLGBTQが絡みがちだということ。夢や目標、家族、友情、そしてセックス。10代の女性が悩む姿はやはり眩しくて愛おしい。クラブで踊り、抱き合い、キスする序盤のシーンはそんな10代の眩しさが存分に表現された印象深いシーンだ。このシーンもそうだが流れる音楽がまたいい。The 1975をイメージする曲もあったり、全体的に北欧らしいポップスが心地よかった。
夢を追い求めることに疲れてしまったり、母親との関係が微妙だったり、自分は誰も愛せないんじゃないかと悩んだり。彼女たちの悩みは解決したとは言えないが、よかったなと思えるラストで安心した。
どうでもいいことだが、フィンランドでも枝豆は「エダマメ」と呼ぶことに驚いた。しかもそのシーンでは焼鳥みたいの食べてたし。

kenshuchu
Mさんのコメント
2023年4月30日

確かに「エダマメ」でした!

M