パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女のレビュー・感想・評価
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かっこカワイイけど、カーアクションとしては少し物足りない
たまにはスカッと見られる映画をと思い、ふらっと鑑賞。
最初から期待通りのカーアクションとハイテンポな音楽と、ジュース飲みながらの余裕たっぷりのドライビングで痺れる!
このまま、コメディ調で安心して観られるかと思いきや途中から、結構残酷な悪役との逃走劇になる。ちょっとしげき強め。
カーアクション自体も良かったけれど、それと同じくらい、アクションも多く、華奢な身体でバタバタと薙ぎ倒していくパク・ソダムはカッコ良くもあり、かわいい。
宣伝の通り、パク・ソダムを観る映画と言っていい。
ただ終わってみると少し物足りない。
次のカーアクションはまだかまだかと期待してもどかしくなる場面が多かったので、カーアクションだけを目的に観に行くと肩透かしはくらうかも。
2023年劇場鑑賞18本目
予告編やフライヤーとだいぶ違う。
本編を観る前は、コメディタッチのカーアクション映画と思って、気楽に楽しもうと思って見に行ったが、それは冒頭のみで、あとは韓国ヤクザ映画の定番と言った感じだった。
『パーフェクト・ドライバー』という邦題ミスったのかな?と思ったが、決してそういう訳ではない。
終始、カーアクションは出てくるが、ただそこがこの映画のクライマックスになってなかったのが残念。
KGBなんかの描き方も中途半端で、ちゃんと燃焼しきれてない感じがした。
もうスッキリあの悪徳刑事と配達員のチェイシングにした方が良かった。
パク・ソダムちゃんは可愛さとカッコよさを兼ね備えていて、こういうアクションをしても一流だった。そこは良かった。『魔女』のキム・ダミとかもそうだったけど、演技の幅広さには脱帽だ。
周りの人たちの温かさ
社長の坊やから孤児に転落
タイトルや予告編映像から韓国版ベイビー・ドライバーを期待していたのだが、派手なカーチェイスはおもに冒頭ぐらいで、田中裕子似のパク・ソダムが年がら年じゅう運転しているというわけではなく、以降のドライビング場面もけっこう小ぢんまり感はある。しかし、あっちはロックに載せてオシャレなエドガーがライトに作ってる(でもすごい好きなんで)一方、こっちは次第次第にボッコボコ、ドッロドロの韓国映画の味付けが濃くなっていって、十二分におもしろかった。
華奢なからだで軽口をペラペラと叩き続けいやらしく残忍にふるまう悪徳刑事役のソン・セビョクは、観てるこっちがマイナスドライバーで突き刺してぶっ殺したくなるほどの好印象。予算がもっとあればファン・ジョンミンがやっていそうな感じ。警察がこんなクソ組織として描かれるのって、自らの不勉強もあって近年の日本映画じゃあまり知らないのだけど、やはりお上には盾突かない我が国と軍事独裁政権から民主化した隣国との国民性の違いなのだろうか。
エンタメ作品であっても、戦時中なんだからマストでしょと言わんばかりに脱北者設定を突っ込んできていて、日本国内じゃ絶対撮れないカーアクションはもちろん、終盤の事務所内での格闘シーンも緊迫感があり、概ねよくある展開のなかで予定通りの人物が死んでお定まりのラストを迎えるとはいえ、これを109分でまとめる韓国映画のクオリティはやはり高い。
原題の英語タイトル、スペシャル・デリバリー⇒パーフェクト・ドライバーはともかく、成功確率100%の女って副題はさすがにダサすぎ・余分すぎだろう。
ウナ役のパクソダムの魅力が凄いよ!激推し 皆、感想でトランスポータ...
観客の期待に応えてくれる
ピッキング道具としても、武器としても活躍したパーフェクトなマイナスドライバー!
カーアクションと不思議な魅力を持つパク・ソダム目当てで見てきましたが、その点では大満足。
ただし、お話としてはやや中だるみもあったり、(本作に限らないのですが)逃走中なのにやけにノンビリしてるシーンもあり、もう少し凝縮したストーリーの方がよかったです。
ところで邦題の『パーフェクトドライバー』ですが、劇中でピッキング道具としても、武器としても大活躍したマイナスドライバー(工具)のこともかけているんですかね?
役者陣の魅力全開 カーアクションクライムサスペンス
てっきり、パラサイト一家のあの長女が、超絶ドライブテクを駆使して悪...
パク・ソダム、すばらしいね。
さすが韓国映画
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