パーフェクト・ドライバー 成功確率100%の女のレビュー・感想・評価
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パク・ソダムはおばさんじゃないよ~!
訳ありブツを運ぶ凄腕ドライバー。
バリバリアクションのステイサムの『トランスポーター』や実話を基にしたイーストウッドの『運び屋』、逃がし屋まで兼業すると古くは『ザ・ドライバー』や快作『ベイビー・ドライバー』などが思い浮かぶ。
そこに新たな有能ドライバーが。韓国から、しかも“おばさん”…!?
ペッカン産業。表向きは廃車処理会社だが、裏の仕事は訳ありのブツを運ぶ特殊配送会社。略して“特送”。
そこのドライバーのチャン・ウナ。確実に仕事をやり遂げる腕利き。
社長とは金の配分で絶妙な掛け合いをし、若い修理工からは“姉さん”と慕われている。
そう、姉さん。決しておばさんじゃない。
彼女を“おばさん”と呼ぶのは、今回の依頼人。
成功確率100%の彼女を以てしても、今回の仕事はヤバかった…!
元プロ野球選手の賭博ブローカー。大金とさらに膨大な金が収められている貸し金庫のキーを持って、幼い息子を連れ立って国外逃亡を図る。
ウナは待ち合わせの場所から港まで父子を運ぶ仕事を依頼された。報酬はいいが、かなりヤバそう…。
言うに及ばず、父子を賭博の黒幕が手下のヤクザを使って追う。その黒幕は何と、刑事。刑事としてはチーム長で、ヤクザをも束ねる悪徳。
父親は捕まり、殺される。その直前、キーを息子ソウォンに託して逃がしていた。
ソウォンはウナに助けを求める。
訳ありの依頼人とブツを乗せて、ウナは執拗な追跡から逃げるハメに…。
悪徳刑事。
配下のヤクザ。
同じく、サイコパスな殺し屋。
さらには、脱北者を調査する国家情報院にまで。
ウナは脱北者。捕まったらアウト。本当に今回の仕事はヤバくて面倒。
でも彼女にとって最も面倒なのは依頼人の方かもしれない。
明らかに子供が苦手。と言うか、仕事関係者以外とは対人も煩わしそう。唯一心を許すのは、飼い愛猫。
ソウォンには身寄りも居ない。返品も不可。
追っ手も迫り、さあどうする…!?
“おばさん”と幼い依頼人の逃避行…。
ヤバそうだったら手を引く事は可。
金だけ貰って、置き去りにしたっていい。
実際そうしようとしたし、社長が手配したアヤシイ請負人に任せもした。
が…。
結局またこの子を連れて。
父親は内緒にしていたらしいが、母親が居るという。会いに行くが…。
社長と連絡が取れ、偽造パスポートを作って海外へ逃がす事に。
その時ソウォンが言う。おばさんは一緒に来ないの…?
最初は反抗ばかりしていたが、いつしかこの“おばさん”を頼るように。
言わずもがな。それはウナも。
最初は面倒しかなかったが、いつしか放っておけなくなった。
危機に次ぐ危機を一緒に行動する内に芽生えた交流。
それは命を懸けるに至るまで。
遂にウナたちは追っ手の手中に…!
運び屋なので、勿論カーアクションはたっぷり見せ場。
華麗なドライビング・テクニック。
迫力のカーチェイス。
韓国映画十八番のバイオレンス。思ってた以上に痛々しく、拷問シーンはゾッとするほど…。
肉弾バトルも身体を張って。
一運び屋の若い女性がヤクザらを相手に渡り合って強すぎ…とも思うが、話の分かり易さ、エキサイティングなアクション、テンポの良さもあって、面白さはフルスロットル!
『トランスポーター』や『ワイルド・スピード』なんかに負けないわ!
何と言っても本作は、ウナを演じたパク・ソダムに尽きる。
本作の魅力のほとんどと言っていい。
仕事時のクールさ。見惚れるほどカッコいい!
アクションも身体を張って体当たり。
愛猫と戯れるオフ時のキュートさ。彼女のPVです。
社長らとのコミカルな掛け合い。
次第にソウォンへ向ける優しさ。
魅力100%パーフェクト!
そんな彼女がまたまた面倒見る事になったソウォン役のチョン・ヒョンジュン。
本作の話題の一つ、『パラサイト』の半地下家族の長女と上流家庭の息子が再共演。
『パラサイト』の時より絡みは深く。どちらも“訳あり”なのはご愛敬。
にしても、パク・ソダムを“おばさん”って…。
再共演の二人だけではなく、周りも個性的。
悪徳刑事役のソン・セビョク。憎々しい存在感を発揮しつつ、妙なコミカルさも。それがまた憎々しさ倍増。
社長役のキム・ウィソン。時々ウナに手を焼くが、彼女の手腕を高く評価している。これまで雇ってきたドライバーの中でもベスト。元脱北ブローカーでもあり、ウナの脱北の手引きも。頼れ、人情家で親代わり的。拷問されても口を割らず、ウナを守る、泣かせるぜ社長!
その工場で働くあんちゃん修理工も好キャラ。
最初は凄みあったサイコパス殺し屋だが、途中あっさりと…。国家情報院のおばさんもあまり役に立ってなかったような…?
最後はあのまま…でも良かった気がする。それはそれで別の感動あり。海中に鍵も落ちていったとは言え、ちょっとご都合主義も…。
が、彼女は成功確率100%のドライバー。どんなものでも確実に。
それは今回もやり遂げた。
訳ありブツを運ぶ裏稼業。
でもその実は、爽やかな感動を送り届けてくれる。
運び屋+アクション残酷すぎる 60点
結構思ったより面白かった。
が、なぜ韓国の映画はあこまで血がすごく出てとにかくグロい、、
車のレース(まるでワイルドスピード)、アクション(女性のアクションはカッコイイ)良かった!
ストーリーは中途半端だが最後は泣ける。
ちょっとタフすぎる!
パラサイト 半地下の家族で非常に印象的だったパク・ソダム主演のカーアクション映画。凄腕のドライバーが犯罪の手助けをするこの手の映画は、「ザ・ドライバー」を始め、大ヒットした「トランスポーター」、最近では「ベイビー・ドライバー」など王道のストーリー。今回は主演が女性であることが特徴的。
想定していない荷物を受け取ってしまうことも毎回おなじみの展開。
トランスポーターでは若い女性だが、今回は小さな男の子。男の子役は、パラサイトでパク・ソダムが家庭教師をしていた男の子で2度目の共演といったところは面白い。
物語の肝は、主演のパク・ソダムと男の子の関係。自分の境遇と重なってだんだん兄弟のような関係になっていくのが可愛くてよかった。
パク・ソダムのドライブテクニックは、ありえないほど凄まじかったが、物語の背景の中でそれほど違和感はないストーリー展開になっていた。
ただ生身のアクションはタフすぎ。もう何度も死んでてもおかしくないシーンがあったが、強かった。
全体としてはストーリーにスピード感があって飽きずに見られた。おすすめ。
幸薄い細腕ドライバーに心を持って行かれる!!
クールな中に儚さを感じさせるウナと彼女が運ぶ、
不幸な少年に心揺さぶられる。
ウナは天才的ドライブ・テクニックで
違法な商品を運ぶ「特送」のドライバー。
運ぶ商品が途中から「少年ソウォン」になってしまう。
「グロリア」や「レオン」➕「タクシー」的な映画です。
子供と猫には勝てません(笑)
野球賭博に関与したソウォンの父親は大金を隠した金庫の鍵を
息子ソウォンに託す。
だから死に物狂いの追っ手がしつこく迫る。
大金を巡って暗躍する黒幕がなんと警官とは??!!
韓国映画では、いつものことなので驚きませんが。
カーチェイスは市街地を走るのでスリルが半端ない。
車を盗んで乗り換えるテクニックも凄腕!!
ウナは肉弾戦でもかなり強い。
なかなかのプロフェショナルなアクション女優。
「半地下の家族」の家庭教師役(パク・ソダム)と、
教え子役の(チョン・ヒョンジュン)なので、
息もピッタリ。
2人とも、すれてなくて可愛い。
韓国映画らしい血塗れの拷問シーンに殺戮シーン、
ウッ!!顔をしかめる私。
でもそれがお約束のエンターテインメント。
100%とまでは行かないけれど満足度80%!!
快作でした。
スリル満点!!カーアクション!
配送、運び屋のような仕事をする女性ドライバーが冴え渡る運転のテクニックでした。
報酬をもらおうとするドライバー、
不正を働く警察、お父さんを亡くした
純心な男の子と女性との出会い、
ホテルや港での危機一髪なアクション
仕事の依頼人との駆け引き
ラストでの女性ドライバーと少年との再会!
カーステレオで流れた音楽と共に疾走るシーン
は実に爽快でした。
ジェイソンステイサムのトランスポーターの女性版のみにあらず。
トランスポーターシリーズは大好きな映画で似たような映画かなと思いながらも女性の運び屋に興味津々。
カーアクションはやり過ぎ感もあるけど迫力あって良い、何よりもストーリーがすごく良い。
主人公の生い立ちや巻き込まれる事件の背景、次から次へと出てくる悪いやつら。
八百長に警察内にいる極悪非道な奴、韓国国内の問題も描かれていて単純なアクション映画ではないところが良い。
韓国映画はあまり見てないが結構面白くあっという間にラストを迎えた。
ひとつ気になったのは音楽の音量が大きすぎて驚いた。
トランスポーターは単純に男が惚れるほど格好いい運び屋、この作品の運び屋はそれだけではない魅力がある。生い立ちから来るものも含めてやさぐれた感じもある一方で優しい一面や時おり見せる美しさもあって魅力的であった。
パク・ソダムのカッコよさに溺れる映画
パク・ソダム演じる主人公のカッコいいドライビングテクニックやカッコいい生き様(たまに愛猫と戯れる女性らしい可愛さを見せるのがまたいい…)を観る映画です。ストーリーに雑なところがあるので…運び屋である主人公ウナを追う刑事とその部下のヤクザ(ここらへんの人間関係は観れば分かります)、そこにウナが脱北者という事がバレて国家情報院も絡んできて…と登場人物は多いのにどれもその活躍の描写が薄く駆け引きもなくて、人物同士のドラマが全て中途半端だったり、子供と母親のエピソードはいるのか…?あんな少しなら入れない方がいいのでは?と思うところもあるし、結局300億ウォンはどうなったのか?とか、主人公は手錠をかけられて海に落とされた状態でどうやって助かったのか?などの観ている方が感じる疑問は置いてけぼりにするエンディングはかなり雑で残念だが、どことなくトランスポーターを彷彿とさせるストーリーやベイビー・ドライバーを彷彿とさせるカーチェイスはめちゃくちゃカッコいいし観ればパク・ソダムのカッコよさに魅了されること間違いなし…!(女性も例外ではないと思う)
北の国から来たグロリア... 凄腕ドライバーがヤクザと警察を向こうに渦中の少年を守り抜く人生再生のカーアクションドラマ映画!!
とある港湾地区で自動車修理工場を営む怪しげな零細企業、而してその実態は・・・というアウトローもの。
その秘密結社の如き会社に身を置くチャン・ウナはどんな荷物でもどんな状況下でも必ず制限時間内に指定場所へ届ける凄腕ドライバー。
とあるシングルファーザーとその息子を密出国させる依頼が舞い込んだもののピックアップ直前に父親が殺され、彼に野球賭博の莫大な売り上げと証拠を奪われたヤクザ、さらにはその背後に控える悪徳警官までもがカギを握る息子を付け狙う中でウナは・・・・・・という筋立て。
ここまででの流れだけでも察せられるように『トランスポーター』『グロリア』『レオン』等の往年の名作映画のパッチワークではあるのですが、それが絶妙な配分でミックスされたうえにアクションのスケール感がグレードアップしており、さらには韓国のお国事情も上手くキャラクターへ昇華したことで独自性もきちんと打ち出したスタイリッシュアクション大作です。
ラストは綺麗に終わったというか、あまりに綺麗過ぎたというか、これだけの大作ながら続篇を期待させるような"引き"がほぼ無かったので、それはそれで勿体無い思いがしてしまうのが私の悪いクセッッ!!
もちろん、あまりに造り過ぎると食傷気味になって本作も霞んでしまうのでしょうが、出来ればシリーズであと1,2本は観てみたいところで…。
観た後爆走したくなる
どうやって撮影したんだろう、と思うくらいの圧巻のカーチェイス!!
手に汗握る展開の中、とにかく坂口健太郎君似のイケメン子役が可愛い。
この子は確かに置いていけないわ。
色々可愛すぎる涙。
誰が最後までワルなのか分からないサスペンス物とは違って、最初から悪者(いやそもそも裏稼業だけども)がわかってるけど、とにかくハラハラドキドキな場面が続く。
血が苦手な人はちょっと覚悟してみた方がいいかも。
かなり集中して見てしまった。
とにかくカーチェイスがすごい、目が離せないよ!
車で爆走したくなる!!
むぐー、期待外れの人情ものだった。
もっともっとハードなかっこいいカーアクションバリバリの物語を期待していましたが肩透かしでした。日本題に踊らされてしまった。ベイビー・ドライバー的なものを期待してましたが・・・。
原題は日本語に訳すと「特送」、英題は「Special Delivery」。そう、本作はドライブは二の次なのです。特別配送のお話なのです。そこの物語なのです。邦題考えた方の術中にハマってしまいました。
ということで、訳あり女性+非運少年×韓国映画=感動させたい作品 ということなんですよね。ドラマとしてもアクションものとしてもいい塩梅で中途半端な感じで・・・・何だろう???ちゃっちゃっと作りました!感がありまして(笑)。。。そんなちゃっちゃっと作れませんけどね、映画は!けど、高いレベルの韓国では「ちゃっちゃレベル」なのではないか?と邪推しちゃうのです。
あまり緊張感のない逃亡っぷりや、そんなに黒を感じさせない敵役とか、あまり機能しない別捜査チームとか、ラストもなぁ〜。えーー、そう終わらせるぅ????とか・・・言いたいこと山ほどある中途半端エンタメだったなぁ。
おばさん
パク・ソダムは韓国俳優では珍しくい○っていないヒコロヒー顔なのだが、愛嬌があって男好きする顔である
序盤ベイビードライバー風で始まるが、途中からグロリアになり、最後はアクションで〆る
最初の客が大泉洋、子供の父親が大谷翔平、敵が佐々木蔵之介と内野聖陽を足したような顔だった
ラストは少し泣ける料金分の価値は充分!!
母性本能と父性本能
基本的プロットは、
『レオン』『グロリア』と同じだけど、
アクションの撮り方、画像の美しさ、
個性的なキャラクター達が、
割りと新鮮な感激を連れてくる。
子供に対して命をかける、
父性本能は逃す事に命をかけ、
母性本能は守る事に命をかけている。
不器用ながらも、
命をかける瞬間の顔の演技が、
どちらも素晴らしい。
ラストは、
解るけど、台無し感もある。
狭い道のチェイスは、
とても新鮮で地に着いているのが、
とても素晴らしい。
いやー参った!!
予告も良かったですが、本作もそれ以上に良かったです。
んーー韓国映画恐るべし!シンプルなんですが満足度が高いんですよね!邦画も見習って欲しい…女優がいませんが(*´Д`)
恐らく予算も、それほどなんですがキャラとストーリーで上手く演出しており安っぽいんですが良作という!
(本作で気付いたのですが、韓国映画は子役オマセさんしがちですね笑)
アクション映画が好きな方は是非映画館でご観賞を !!
100分無駄のない映画
中弛みなく最後まで面白かった。ストーリー云々に粗探しをするような映画ではない。超絶テクニックを持つカーアクションに韓国映画得意の超絶悪人の警察。
アジョシと、レオンを思い出しながら最後の最後まで楽しめた映画です。パート2できてもおかしくない。
ベッソン映画のタクシーシリーズ➕グロリア(1980年1999年リメイク)➕バイオレンス描写
パク・ソダムが快演をしている。
冒頭、,007流につかみで、映画タイトル100パーセントならではのドライビングテクニックで、逃げおおせる。その時の表情は淡々としていて、こそがなかなか心寄せる始まりとなった。ベッソン監督関連のタクシーの女版といったとこ。が、韓国映画血みどろの残痕シーン有りで進行。パク・ソダムが、前半仕事に徹してのソナが無表情であったが、少年を匿ううちに心が表情に現れ、ミッションで終わらすことができなかなるあたりの変化とともに、そこからが内面のこの映画の見どころにもなる。韓国警察の腐敗絡みに追い込まれ、どう松年とユナは逃げ切るかに、かかってくる。
今の日本映画の元気、かつての日本映画の洋画に負けない予算は無いが創意工夫の洋画に挑むカーチェイス、アクション。韓国にはその頃の力が見える。ただ、お国柄、血生臭い残酷描写が強すぎで残念。ネットのイカゲームにしろ、マスキング表現を習得してほしい。
作品的には、パク・ソダム、今は見なくなったカーテクニック、今はあまり見なくなった(日本)街中暴走カーチェイスからの心の葛藤ドラマ+そこに迫る悪徳警察+犯罪集団。
★Digital5.1CH鑑賞
★重低音 ─
★分離度 ○
★移動音 ○
★サイド(左右、後、活躍度)─
★サラウンド ─
前面スクリーンでの左右音声ならびに音楽は前面に出てくる元気の良い鳴り方。カーチェイス音はあまり感じず。
カーアクションが面白い
総評としてはとても面白い映画。
なのだけど、主人公の行動原理、社長の行動原理、それぞれの理由付けがちょっと弱いような気もした。
その選択が大惨事を招くのだから、そうせざるを得なかったという説得力が表現できていたらさらに良い作品になったのではないかと思う。
とはいえ、大方の邦画より遥かに面白いのは間違いなく、日本映画のレベルの低さを実感して悲しくなってしまったかな。
儚げなのに、尖って強靭
パク・ソダム演じるウナのカーアクションが一貫して頭脳的。力技で押し潰したり、ドッグファイトで引っ掻き回す感じではなく、逆走して振り切ったり、ひっそり隠れたりしてスマートにずらかってしまう。「特送」の呼び名通りにクール。
◉ヒロインが優しい、優しすぎる
そうしたスマートさもあって、ウナに血塗れで脱北してきたエグさは無かった。とにかく見た目が華奢で、内に秘めたストイックさを抱きしめたい……ような風情のお嬢さん。それだけに、返品できないボーイを抱え込んだロードムービーには、いつ悪徳警官グループに捕獲されても不思議ない危うさはあった。
いったん捕らえられた所から、返り血を浴びて復活する姿も見たくなりました。ウナは、そんなサディスティックな欲望を密かにくすぐってくれた。
◉悪者の笑み
ソン・セビョク演じるギョンピルの薄ら笑いも、この映画のキモだった。ここまで堂々とポリスマンがヤクザを兼業すると、作り過ぎでやや白けるとは言え、八百長の駒であるソウォンの父親を撲殺する鈍い音は、一気に犯罪ストーリーを加速させた(実際は瀕死で生きていて、その後、息子を守るために死んだ)。ギャグを飛ばす軽さと、残虐さのギャップは悪くなかった。鋲打ち機が活躍!
ギョンピルの片腕のイケメン(ホ・ドンウォン)は、この仕事を最後に足を洗う気配を見せていましたが、ペク社長の捨て身の一撃で命を落とした。悪事の果てはそんなものだ……と言う、犯罪ものらしい落とし所。
観終わってみると、やはり若いウナと幼いソウォンのこれからが気になってならない。
映画を検索していて気がつきましたが、「パーフェクトドライバー」と言う、商品があるんですね。
全150件中、21~40件目を表示