「変態良い子」殺しを呼ぶ卵 最長版 masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)
変態良い子
1968のイタリア/フランス映画です。
邦題がカッコよ過ぎ!
原題だと、、死が産む卵、、かな?
当時の先鋭的、実験的、オシャレな映像を興味深く見れました。女性陣の魅力半端なく、ジーナロロブリジータの熟女感、エバオーリンの(若い頃のバルドーに似てる)若々しさと、コントラストが楽しめます。
さてお話は少し変わった性癖のある主人公がビジネスとモラル、2人の女性と陰謀の中で翻弄される悲しいお話です。(しかし実験的な編集も手伝いわかりづらくなってます)
当時遺伝子操作なんていう技術はまだなく交配レベルだと思いますが、行き詰まった養鶏業界を救う頭の無い肉の塊みたいな鶏の交配に成功したり、屠殺シーンあったりとなかなかグロいです。時々入るSEが仮面ライダー的で面白いのですが、前衛的な音楽は出来が悪いと思いました。
正直映画としては短縮版が正解かなと思いますがファッションや当時の先鋭とは?とか監督のこだわりとか気になる人は最長版を見て損は無いと思います。
あ、車がクラッシュしてるカッコいいポスターは話とはほとんど関係ありませんww
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