「ほっこりやさしくなれる作品。」シング・フォー・ミー、ライル ゴウさんの映画レビュー(感想・評価)
ほっこりやさしくなれる作品。
絵本「ワニのライル」を実写化したミュージカル映画。
原作は全く知りませんが、劇中にも出てくるライルの絵を見ると、何となく記憶にある絵だったので、きっとどこかで絵本に触れた事があるのかもしれません☺
本作は、「グレイテスト・ショーマン」や「ラ・ラ・ランド」の音楽スタッフが手掛けていると言う事で、歌や音楽に期待していました。
オープニングのBGMから少しノリノリで入りましたが、ライルをペットショップから連れてきた時は、まるでゴム人形のような質感で愛着も持てず。
人の話を理解し、二足歩行が可能で、なぜか歌が歌える。でも会話はできない。
どういう存在?って戸惑いもある中、とにかく細かい事を抜きにして、人と意志を通じ合える限りなく人間に近いワニなんだと納得できれば、世界観に入り込む事ができ、段々とライルが愛らしくなってきました♪
僕は、お母さんと心を通わせる辺りから、やっと世界観に入れた感じです😅
明らかにライルだけが異質な動物ではあるものの、「トムとジェリー」の実写版のように、動物はあえてCGにし少しデフォルメしている感じでしたね(トムジェリほどアニメアニメはしていませんがw)。ただ猫のロレッタだけは、実写なのかCGなのかよく分からない位リアル!
そして、リアルさを失わない中で、あの表情の豊かさは見事でした✨
で、期待していたミュージカルパートですが、正直「グレイテスト・ショーマン」程インパクトはありませんでした。
そうは言っても、いい曲もいっぱいあったし、何よりほっこり心が温かくなる良い作品でしたね☺
吹き替え版しか上映がなかったものの、そこは特に違和感を感じることなく、楽しむ事ができました✨
オリジナル版の歌も聞いてみたくなりますね。