「映画としては物足りない」ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー サワディーさんの映画レビュー(感想・評価)
映画としては物足りない
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マリオの映画化、と考えたら、要所要所が押さえられていてまあ楽しかった
ドンキーコングは、元ネタで考えたらピーチを攫う描写があっても良かった
ただ、ピーチ姫自体が、ポリティカルコレクトレスに配慮した昨今の『戦う女性像』を重視しすぎて、ややイメージがデイジー寄りなキャラクターとして作られていて、少々残念だった
ならば、ペパマリみたいなピーチ像で良いのでは、と思う
そして、あのミニオンでお馴染みILLUMINATION作品としたら、ちょっと映画パロディが薄味で物足りない
らしさはあるが、もう少しらしさに振り切っても良かった気もします
酷評されるほど酷い映画ではないが、評論家が酷評した理由も少し分かった気がします
マリオらしさ、ILLUMINATIONらしさ、どちらもやや欠けていて、出来ればどちらかに振り切って欲しかった
個人的な欲しがりかもしれないが、そういう理由で3.5です
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