「野心に溢れた意欲作」SHE SAID シー・セッド その名を暴け takeさんの映画レビュー(感想・評価)
野心に溢れた意欲作
当時、映画産業で絶大な力を持っていたワインスタインのセクハラ問題を取り上げ、後に#metoo運動につながる記事を取り上げたニューヨークタイムズ紙の二人の女性記者の物語。
映画の最初の入りはお世辞にも良いとはいえないけど、誰も話をしたがらない中で徐々に確信に迫っていくシーンは緊張感がある。
こっちまでもらい泣きしちゃったり。
もっと多くの人に見てほしい作品。
途中でアベンジャーズを観ているであろうシーンが流れた時には(アベンジャーズのテーマが流れている)ニヤリとしてしまいましたが、冷静に考えるとワインスタインのセクハラに対して声をあげたグウィネス・パルトローに対するオマージュだったんですね。
(グウィネスの役だった「ポッツ君」と言うセリフも入っている)
グウィネスと交際していてワインスタインに詰め寄ったと言う話もあるブラピが製作総指揮に加わっているのも面白いですね。
キャリー・マリガンの演技も相変わらずうまいです。ホントにいい女優さんですね。
でも負けず劣らずゾーイ・カザンがいい。
ワインスタイン、いい映画作ってたんですけどねぇ…
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