「定番ボクサーもの」春に散る たけちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
定番ボクサーもの
☆は、☆☆☆3/4
映画「国宝」、大河ドラマ「べらぼう」で見た横浜流星の過去の出演作が気になり、「線は、僕を描く」を再見し、続けて本作を観賞しました。横浜流星がそれぞれの役を上手に演じ分けているのが興味深いです。初見時は、「線は…」が横浜流星主演という認識がありませんでした。本作は、ボクサーものあるあるを、オーソドックスなストーリーで、オーソドックスな演出で作り上げていて、突っ込むところもなく、相応に楽しめました。佐藤浩市は鉄板の安定感、橋本環奈は可憐さが出ていてよかったです。なお、本作の黒木の、無鉄砲さを表す台詞回しが、どこか、べらぼうの蔦重のそれと似ていて、これが横浜流星の素の姿なのかとも思いました。
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