劇場公開日 2023年8月25日

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「映画全体に対して思ったことは、 もっと肩の力を抜けよっていうこと。 こういう熱い映画は見ていて疲れてしまう。」春に散る ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0映画全体に対して思ったことは、 もっと肩の力を抜けよっていうこと。 こういう熱い映画は見ていて疲れてしまう。

2025年7月5日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

動画配信で映画「春に散る」を見た。

2023年製作/133分/G/日本
配給:ギャガ
劇場公開日:2023年8月25日

佐藤浩市(広岡仁一)
横浜流星(黒木翔吾)
橋本環奈(広岡佳菜子)
坂東龍汰(大塚俊)
片岡鶴太郎(佐瀬健三)
哀川翔(藤原次郎)
窪田正孝(中⻄利男)
山口智子(真田令子)

瀬々敬久監督といえば、
「護られなかった者たちへ」「楽園(2019)」「友罪」「最低。」「64 ロクヨン」
を見たことがある。

「楽園(2019)」は好きな作品。

米国に渡った元プロボクサー広岡は40年ぶりに帰国した。
広岡は新生活を祝う飲み会後にチンピラたちに絡まれるが。

難なく撃退する。

そのとき広岡が出会ったボクサー黒木翔吾。

広岡は黒木にボクシングを教えてくれて懇願されてしまう。

横浜流星は2022年4月に役作りのためボクシングを始め、
2023年6月プロテストのC級(4回戦)に合格したらしい。

松浦慎一郎といえば、日本のボクシング映画に多く出ている。
オレはこれで6本目を見た。

坂井真紀が横浜流星の母親役。
坂井真紀は最近母親役ばかりだ。

片岡鶴太郎が落ち着いた演技で好印象。

佐藤浩市は何を演じても上手い。
ひょっとしたら三國連太郎を凌駕しているかも知れない

約10年前の原作だが、
今時失明の危険を冒してまでタイトルマッチに臨むだろうかと思う。

映画全体に対して思ったことは、

もっと肩の力を抜けよっていうこと。

こういう熱い映画は見ていて疲れてしまう。

オレももう年かな。

満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。

ドン・チャック
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