「けっこうよかった」春に散る 吉泉知彦さんの映画レビュー(感想・評価)
けっこうよかった
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横浜流星がキレキレで体もすごい。チンピラ感も出ていたのだけど、行動は特に素行が悪いわけではなくチンピラではない。トレーニングや試合がたっぷり見られる。
山口智子が佐藤浩一を「くん」づけで読んでいて、年がよく分からない。
ただクライマックスの試合の12ラウンドはスローモーションでの打ち合いなのだけど、スローモーションでの撮影ではなく、スローな動きの撮影だったようで、汗のしたたりが通常の速度だ。もちろん役者さんが豪快に顔面を殴り合うわけにはいかないだろうから仕方がないにしても汗はCGで消したり、CGでゆっくりにするなどして欲しい。
世界戦にしては会場が小さくて2階席は埋まっていない。真っ暗にして見えなくして欲しい。でも現実もそんな感じなのも知れない。
物語はドラマが盛りに盛られていて、しかもステレオタイプな感じもする。会話も類型的な箇所が気になる。すごく真面目で固い。もうちょっとふざけていたりくだけていた方が好みだ。
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