SPELL 第二章　呪いは、終わらないのレビュー・感想・評価

主人公の若き霊能者である馬飼野俊平役の寺西優真と何かと世話を焼く祖父役の大村崑が主演のホラー作品第2章。俊平が思いを寄せる女性・瑠璃にフィギアスケーター安藤美姫、政界のプリンス勇作に（青汁王子）実業家の三崎優太、その姉の優子に元宝塚男役スターの鳳翔大と、豪華で異色な出演者たちが織り成す心理サスペンス・ホラー。第1章同様血しぶきや暴力的なシーンは無いが、人を呪わば穴二つ、呪った本人が改心しても恐ろしい「呪い返し」が起こり、さらに新たな呪いが”緑の猿の絵本”により継続されていく。終始薄暗いトーンの映像展開が、ややもたついた感じに見えるが、かえってその不安定さがより怖さを盛り上げる。（なつかしの昭和作品よろしく大村崑が要所要所で物語の解説的なセリフを挟んでくれるので内容はよくわかります。）主演の寺西優真はブレずにまっすぐ主人公の俊平を演じ、本作ヒロインを演じる安藤美姫がさすがの表現力で女優開眼。ラブシーンは無くてもなかなかエロティックです。姉弟を演じる鳳翔大と三崎優太はとにかく美しく目の保養に。その他、俊平の母役の北條透子、第１章とは別役で登場のSIZUKU、原田翔太、政治家一家に尽くす家政婦、政略結婚を企てる勇作の母など寺西作品おなじみのキャストさんたちの演技も注目です。

舞台挨拶もあり、その後鑑賞させていただきました。
スピリチュアルの怖さというよりも、人間臭さの怖さでしょうか。
92歳を感じさせない大村崑さんの演技も素晴らしかったです。
第一章を見逃してしまったのが悔いて止みません。
次回作もありそうな予感！
続きを楽しみにしています。

第1章を観ていなかったので、さて内容が分かるかなぁと思っていましたが、その心配は有りませんでした。
最後の最後まで、犯人が分からずドキドキします。

安藤美姫さん映画デビューとは思えないほど上手く、北條さんが母親役を見事にこなしていましたね。
そして御歳92歳とは思えない大村崑さん、さすがの演技でした。

素晴らしい❗️

第1章の舞台挨拶に行った際に
作品にとても惹き付けられて、
続編である第2章を観たいって思っていました。
どういう展開になるのかが
非常に気になってたけど、
期待を上回る作品になっていました！
話しによると、続編があるとの事で、
益々今後の展開が楽しみになりました。
ネタバレ防止の為に詳細は省きますが、
ヒューマンドキュメンタリー溢れるであろう
第3章にも期待してます！