「心の足し」こんにちは、母さん sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
心の足し
有名な会社の人事部長である神崎昭夫は、離婚問題、娘の家出、同期の人事と悩みが多い。そんな時、久しぶりに足袋店を営む母のもとを訪れる。母福江は、なにか雰囲気が明るくなり、ホームレスにボランティア活動をしていた。
山田監督お得意の、ユーモアある下町ドラマ。色々抱えてしまった昭夫が、下町と母の影響で、前向きに悩みを解決していく様子が喜ばしい。劇中、「腹の足しと言うより、心の足し」という台詞があり、この作品はまさに、心の足しになるようでした。
向島では、いまだ豆腐のラッパが聞こえるのも良かった。
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