ストールンプリンセス キーウの王女とルスランのレビュー・感想・評価
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王道の展開! 笑いあり涙あり!
超王道って感じの魔法ありの冒険サクセスストーリー!
生まれた時から将来の仕事は決定されていて、身分差のある結婚は認められない世界。主人公は冒険に憧れるモブA。王女様は活発で冒険や自由に憧れている、、。
限界の王女様が、家から飛び出し襲われるところを助けるモブA。2人は楽しく過ごし恋に落ちる、、、。みたいな
天真爛漫で可愛い王女様に、勇気があって機転も利く主人公、ビビりで逆キャラだけど仲間思いの友、可愛くて強くてマスコットの鳥、ハム、しっかり悪者の魔法使い、ライバル(笑)
冒険もサクサクと進んでいき、ストーリーもわかりやすい
敵の終わり方も素晴らしいし、ハッピーエンドって最高!
すごい展開が読めるって所を除けば、いい作品でした!
自由を求めて城を抜け出した王女を悪い魔法使いがさらってしまう。騎士になりたい若者は無事に助け出すことが出来るのか。剣と魔法のファンタジー作品です。
ウクライナ製アニメーション作品との事
ぜひ観ておきたいと思ってました。
公開している事に気付いて早速チケット購入したら
なんと公開初日の分でした。・_・
そこまで気合い入れていた訳ではないのですが
観られるときに観ておかないと… というのが
「春に散る」の時の教訓 ・_・; ホントデスヨ
そんなわけで鑑賞です。
◇
剣と魔法の世界。
舞台はキーウ。お城と城下町。
街は中世風、石畳が敷き詰められた広場。
そこで芝居を演じる若者。名はルスラン。
騎士になることが夢なのだが、現実は厳しい。
" 騎士の子でなければ騎士にはなれない "
そんなことはない …と信じながらも
その日を生きるために役者として生きている。
一方、お城には深窓のプリンセス。名はミラ。
父王の溺愛が激しく外にも出られない。
退屈な毎日。自由が欲しい。
ある日、父王に結婚相手を決めるよう申し渡される。
” 明日までに決めなければ、ワシの選んだ相手と結婚だ ”
父王に猛反発し、こっそり城を抜け出す王女サマ。
治安の悪い地区に迷い込んでしまう…。
荒くれ者と遭遇。さっそくピンチ > _ < きゃー
そこに居合わせたルスラン。
何とかプリンセスを助けて逃げきる。
ロープのゴンドラで海岸へ。
少し歩いては大きな建物の中へ。
” 僕は騎士のルスラン。 貴女は? ”
” 私はミラ”
本当は役者なのに騎士と嘘をついたルスランと
本当はこの国の王女であることを隠すミラ。
相手の語る言葉に惹かれ、互いを意識するようになるのだが…。
突然の竜巻。 いったい何が?
「ふふふ」と、悪い魔法使い登場。
若い女から魔力を得るのだ と、ミラが攫われてしまう。
さあ大変。救出にいかなければ。
と
悪い魔法使いに攫われた王女を取り返すため
魔法の剣と鎧を身につけた若者が
悪い魔法使いの城に乗り込んで闘うという
正統派の冒険ファンタジーです。・_・p
物語の冒頭、一人の女性をめぐって
魔法使い二人が争う場面から始まるこの物語。
一方は自分を 「正義の魔法使い」と言い
もう一方は 「悪い魔法使い」 と名乗ります。
とても分かりやすいです。
どちらを応援すればよいか、迷いません。
#どこかで見たようなキャラかも とか ・_・
#どこかで聞いたようなお話かも とか ・-・
#都合良くストーリーが展開する とか @_@
そんな風に感じたとしても、それはきっと
観る側の少年少女が、かつて一度は読み聞かされた
事があるようなお話だからなのでしょう。
そんなことを想いながら鑑賞したのですが
あっと言う間の90分(と少々)でした。
ストーリーのテンポも良く
登場人物の動きもコミカルで飽きさせません。
観て良かった。
満足です。
※ 2018年制作との事。今起きている出来事とは全く
無関係の作品として鑑賞するのが良い気がします。
◇あれこれ
■石にされた女性たち
悪い魔法使いの城。
過去に石にされた女性の像が立ち並ぶ… うう
一番手前の女性の像から涙が一筋流れ落ちます。
#新たな犠牲者の発生を予感し悲しむ涙 なのか
#石の姿から解き放ってくれる期待の涙 なのか
いったいどちらだったのか、悩んでいます。
( かつて正義の魔法使いの恋人だった女性?)
■ウクライナ人の声優さん
日本で避難生活を送っているウクライナ人男性が
騎士3兄弟の末弟の声をアテていたことをパンフで読み
以前ニュースでも見たことを思い出しました。
もともと日本のアニメ等が好きで、ウクライナのTVで
日本のアニメが放送されるのが夢とのこと。
今後の活躍を応援したいです。
◇最後に
この作品を日本で上映する権利を得るため
仕事を辞め奔走された方のご苦労と、
クラウドファンディングで支援された皆様の発意。
それによってこの作品を観ることができたことに
あらためて感謝します。
☆映画の感想は人さまざまかとは思いますが、このように感じた映画ファンもいるということで。
老若男女が楽しめる映画
オープニングから引き込まれる内容になっていて、一瞬怖いかもと思ったが、すぐに色彩豊かな温かい雰囲気に包まれて、どんどんストーリーに入り込んでしまった。
何より登場人物のキャラが個性的すぎて、主人公だけでなく脇役陣も、悪役までも何故か憎めなくて好きになってしまう。
展開もテンポが良くて飽きることなく、最後まで時間があっという間に過ぎてしまう。
日本語吹き替え版のクレジットと主題歌には感動。最後に流れるメッセージで、改めて平和について考える機会をくれた映画。
Shout It Out
ウクライナ産のアニメ映画という初めての体験が出来るなーと思い劇場へ。特典はステッカーでもりもり食いしん坊なハムスターでした。
しがない役者であるルスランと国の女王であるミラが出会い、互いを知って関係性を深めていくけれど、悪の魔法使いであるチェルノモールにミラが攫われてしまい、救出のためにルスランが立ち上がるといった王道ファンタジーものになっています。
アニメーションのクオリティはかなり高く、しっかりと3DCGで動いており、ゲーム的な背景も美しいですし、アクションも見応えがあり、このクオリティをずっと保っていたのも凄いなと思いました。未知の国のアニメーションをまた一つ体験できたのは大きかったです。
クリーチャーのデザインがとても好みで、食べ物モンスター、特に巨大ケーキが戦うシーンなんかケーキらしさと凶暴性という融合が難しそうなものを見事に融合させていてとても好きでした。キスするとカエルにしてしまうビッグガエルも出番は少なめでしたがオチ要員としてしっかり役割を果たしてくれていました。
ストーリーは王道も王道なので、大きな驚きなんかは特にありませんが、とても見やすいものだったので家族向けムービーなのかなと思っていましたが、そこに独特なセンスで加えられるバトルシーンなどがあるので、映画好きでもしっかり楽しめるように仕上がっていました。
割とご都合的な部分で強引に進めたり、キャラの扱いが杜撰になってしまっていたりと、終盤は少し詰めが甘くなってしまっていたかなとは思ってしまいました。それでも安定感は抜群で、飽きる事なく堪能することができました。
主人公の吹替がINIというグループの高塚さんが初挑戦というところはかなり不安でしたが、とても聞きやすくキャラにも合っていたのでそこは安心できました。
高橋季依さんの可愛らしさに含まれる前向きな声とミラはベストマッチでした。
岡本信彦さんのどこか頼りない感じの声もまた素晴らしかったです。
ノンスタの2人は可もなく不可もなくといった感じで、国王あまり上手では無いなと思ったら別所哲也さん…何故ここに出たのだろうって感じでした。1人だけクソが付くほど下手くそな人がいたんですが、あれ一体誰だったんでしょう…。もうあれだけがノイズで強烈に残っています。
お国柄もあって、映画も自由に作れないウクライナ。今作も5年の月日をかけて日本に上陸しており、そのしがらみが無くなり、ウクライナ産のアニメ映画がもっと日本に来てくれたらなと思います。日本とウクライナの交流も深まりますように。
鑑賞日 9/25
鑑賞時間 15:10〜16:50
座席 D-13
ウクライナ支援入口からの、普通に素晴らしい映像体験!
(良かった点)
アニメーションの色彩がとにかく美しい。街の通り、水辺、雄大な自然(おどろおどろしい場所も)。人物の肌の陰影も自然でよかった。
キャラクターはディズニーみ強めだが(少しヒックとドラゴンを連想)、造形や表情の動きが主人公2人を筆頭にとにかく活き活きしてて、かつチャーミング!
ケーキたちが魔力吹き込まれてミラを追うシーンでは、ジブリみ(千と千尋み)も感じれたな。
折り鶴が出てくるのもよかった。
後に日本で配給が決まることと、何か不思議に結びついてくるような。
「魔法の本質」について気づかせてくれた場面があった。
チェルノモールが姿を変えた偽りのミラが、ルスランに「助けになんて来なくてよかった」と彼の思いや意志をを打ち砕くシーン。
魔術でミラの姿へと「ほぼ完璧に」化けていたからという前提はあるが、やはり「言の葉」は間違いなく魔法なのだと思った。時には人に奇跡的な行動力を与えもするし、呪いを与えもするものだ。
ストーリーはザ・王道ファンタジー。
映像や展開は疾走感に満ちていて、小さい子から大人まで100分引きこむ力が全編、宿っている。
主役2人の声の演技、見事。INUのテーマソングも、映画の雰囲気と合っていた。
(惜しかった点)
・メインビジュアル(ポスター画)のルスランの表情がちょっともったいなく思う。口をゆがめて、何か良からぬ巧みをしている感じに見えてしまって。でもスクリーンのルスランはそうじゃない、ピュアで勇敢でただただすごく良い奴。
もっと魅力的な表情にしてあげてほしかった…。興業収入にも結びついてくるレベルだと思う。
・「人は生まれに縛られなくていい」「なりたい自分になろうと努力して良いのだ」という変革が王国に訪れたのかどうか、分からなかった点。物語の大きなテーマの一つだったので、この解題は必ず欲しかった。
・脇役たちのエピソードや裏設定がもう少しあると良かった。
例えば、魔法使いフィンが実はミラの父親で…とか、イヤミな騎士と兄弟のトホホなやりとり、ウナとハムスターが仲良くケンカしてるやり取りもぜひ!
・ラストの展開よ…。
(原作未読なので、オリジナルストーリー通りなのか不明ですが…。)
ルスランが倒れ、ミラが救う!の展開は胸熱なので、チェルノモールをもっと困難の末、機転を効かせて(あるいは、歴代の姫たちの愛の力も借りて)倒す、とかが良かった。
そして、魔力取り戻したフィンがあっさりルスランの命戻しちゃうのもなぁ。
不満も書いてしまいましたが、「すごくいい映画見られた!」と充実した気分で映画館を後にしました。
このアニメーションスタジオが手掛ける他の/今後の作品を、ぜひ観たいな!と感じました。
小さなお子さんから大人まで楽しめる作品
ウクライナのアニメ映画を初めて観ましたが、映像がとても綺麗で個性あるキャラクターがとにかくかわいい。好きな場面は主人公ルスランとハムスターの追いかけっこです。
魔法あり友情ありクスクス笑えるところもあります。声優さんもとても豪華で最後まで楽しめる映画です。
ウクライナ関係なくクオリティは高い
世界情勢により注目される国家ウクライナのアニメ映画だがが
ウクライナ関係なくクオリティは高い
ストーリーはわかりやすく
小さい子供でも見れる映画だと思う。
騎士にあこがれるルスランが
チェルノモールに攫われたプリンセスのミラを助けるために
魔法の国を冒険することになる
雰囲気はディズニーっぽいCGアニメ映画な感じがする。
一応プリンセスも攫われて
助けを待つだけではないというのは今風なのかな?
最初はあまりファンタジー要素はなかったのに
チェルノモールが出てきたときはいきなりファンタジーっぽくなった。
最後のチェルノモールの髭をとって倒すところと
ルスランが生き返る部分はご都合主義っぽい。
チェルノモールにやられた魔法使いは
力を取り戻すまで見せ場はない。
エリート騎士3人組は最後まで嫌なやつだったのでカエルにされた。
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