「脱皮直前のエネルギー」ストールンプリンセス キーウの王女とルスラン コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
脱皮直前のエネルギー
ウクライナらしさ、お国柄みたいな要素は少なく(あったとしても私程度の知識では気づけず)、昔々ある国でという感じ。
なのに、フランスって具体的国名の出てくるセリフもあり、リアリティラインや現実世界との関連性などに若干戸惑いつつも。
一昔前のディズニープリンセスものっぽい王道な(よくある系)展開かつ、あちこちからありがちテイストを盛り込んだような印象。
少し前の中国アニメーション映画とか、「週刊少年ジャンプ」で大型連載に映る前の新人読切掲載とかでも感じた、"物真似からの脱皮直前のオリジナル模索をするエネルギー"を感じられたから、まずはよかったんじゃないかと。
と、辛口な評ながら、採点⭐︎が高めで甘いのは、私がウクライナを応援したいという気持ちで、下駄を履かせているからかもしれません。
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